東京、夜桜イルミネーション2024
画像提供:よみうりランド
画像提供:よみうりランド

東京、夜桜イルミネーション2025

高輪や六本木、日本橋などでライトアップされた幻想的な夜桜を鑑賞

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いよいよ、桜の季節の到来だ。次第に気温も上がり、夜の散歩が楽しめるようになって来る。今年は公園や日本庭園など、夜桜を楽しめる会場を訪れてみては。

本記事では、美しい光をまとった夜桜を楽しめるスポットを紹介。東京都心や横浜で、ネオンライトや独自の演出技術を使用した幻想的なイベントを楽しもう。

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東京、桜スイーツ2025

  • Things to do
  • 目白台

国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」と桜のコラボレーション演出が、「ホテル椿山荘東京」で体験できる。18時40分から1時間ごと4回に行われ、ピンク色の雲海が桜の美しさをより一層引き立てる。

見頃を迎える約20種100本の桜と木々を1000灯の光で照らすライトアップのほか、今年から「三重塔」の移築100周年を記念したした霧の演出「天空の三重塔(パゴダ)」と併せて楽しめるのもうれしい。

バンケット棟の宴会場では、「春のお花見ランチ・ディナービュッフェ2025」も開催。旬の食材を使った料理や桜を使ったスイーツ、ドリンクを堪能できる。

庭園は、ホテル利用者のみが利用できるので、注意が必要だ。

※18時40分〜/ホテル椿山荘東京/入場は無料(ホテル利用者のみ)

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  • 高輪

約2平方メートルの日本庭園に17種類約210本もの桜が咲き誇る高輪エリアのプリンスホテルで「高輪 桜まつり」が開催中。品川駅から徒歩約5分の好立地で、夜桜ライトアップや伝統文化体験、こだわりのグルメを楽しめる。

ライトアップされた幻想的な夜桜と併せて、桜の花がモチーフの期間限定の「竹あかり」や、有形文化財の「観音堂」ではプロジェクションマッピングも開催。桜の見える部屋を予約して、プライベート空間から夜桜を眺めるのもよさそうだ。

さらに、和菓子やランプシェード作りなど、京都市とコラボレーションした伝統文化体験ができる。桜に囲まれた旧宮家の邸宅「高輪 貴賓館」でのアフタヌーンティーをはじめ、この時期にしか味わえない特別なグルメも勢揃いしているので、おいしいグルメと共に春を満喫しよう。

※時間はイベントにより異なる/グランドプリンスホテル高輪/入場は無料

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  • 六本木

花々とアートに囲まれながら春の到来を祝うイベントが「東京ミッドタウン」で開催。約100本の桜並木が続く「春の散歩道」では、開花状況に合わせて夜桜がライトアップされる。今年は桜以外にもフレンチラベンダーやアザレアなど、春の草花が散歩道の各所を彩り、桜の開花時期以外にいつ訪れても春の訪れを感じられる。

さらに、「ザ リッツ カールトン東京」主催の「ROKU〈六〉 MIDTOWN BLOSSOM LOUNGE」が、「ミッドタウン ガーデン」に期間限定で登場。スタイリッシュな都市型の花見空間を体験できる。ジャパニーズクラフトジンを使ったオリジナルカクテルのほか、本格的なカレーから見た目も美しいスイーツまで、気分の上がる春らしいメニューをラインアップしている。

ほかにも、館内で大型のフラワーアートや、コスチュームアーティストのひびのこづえによるダンスパフォーマンス、デザインとアートのコンペティションなどを開催。春の花に囲まれながら、アートとグルメを堪能してみては。

※時間はイベントにより異なる/東京ミッドタウン/入場は無料  

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  • 品川

徳川家ゆかりの歴史ある花見スポットで、桜のライトアップイベントが開催。会場である「御殿山トラストシティ」は、江戸幕府八代将軍・徳川吉宗が江戸庶民の花見文化を勧奨した命により、多くの桜が植えられたことが花見スポットのゆえんといわれており、現在は11種類71本の桜が約6600平方メートルの広大な地に咲き誇る。

期間中の週末は、桜を見ながら浸かれる足湯が登場したり、しゃぼん玉の限定演出があったり、より幻想的な夜桜を楽しめる。さらに、吉宗の故郷である和歌山県の日本酒を「花見酒」として堪能できる。歴史に思いを馳せながら花見をしよう。

桜のライトアップは期間中、毎日17〜22時に開催。花見酒や足湯などのイベントは時間や期間が異なるので、詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

※時間はイベントにより異なる/御殿山トラストシティ/入場は無料

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  • 日本橋

日本橋各所で、「桜」をテーマにした春を満喫できるさまざまな催しが行われるイベントが開催。ここでしか味わえないグルメや、夜桜のライトアップで春の気分を堪能できる。

今回初登場の桜スイーツカフェの第1弾は、2025年3月19日(水)~23日(日)に開催。イマノフルーツファクトリー(IMANO FRUITS FACTORY)」などの名店による、春らしいこだわりのパフェが楽しめる。29日(土)・30日(日)に開催される毎年人気のニホンバシ桜屋台&Night」では日本橋中の老舗の味を屋台で気軽に味わえるほか、限定の「桜グルメ」が盛りだくさん。

期間中の17時からは、日本橋の桜の名所の一つである「江戸桜通り」をはじめ、街の至る所で夜桜のライトアップを実施。「日本橋三越本店」などの建物が薄紅色に輝き、街全体が桜色に染まる。「福徳の森」では、風に舞う桜の花びらをイメージした大判のれんによるインスタレーションが登場するなど、春を満喫できる企画が勢ぞろい。ぜひ気軽に立ち寄ってみては。

※イベントにより異なる/コレド室町テラス/参加は無料

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  • 多摩地域

世界的照明デザイナーの石井幹子(いしい・もとこ)がプロデュースするイルミネーションが、「よみうりランド」で開催。人気の「ジュエルミネーション」が夜桜の時期にバージョンアップし、一層華やかに園内各所を彩っていく。

会場では、2024年にオープンした観覧車「Sky-Go-LAND」の、483灯の優しい桜色のLEDによる限定演出が楽しめる。また、全長180メートルの桜並木「サクラ・プロムナード」は、桜のイメージを引き立てる薄いピンク色の光が樹々を彩り、夜桜とジュエルミネーションが一度に楽しめるスポットだ。ジェットコースター「バンデット」からの史上最速の高速花見や「ゴンドラ スカイシャトル」からの空中花見は、ここでしか味わえない。

3月中旬~4月上旬にかけて、ソメイヨシノをはじめ、約250本が咲き誇るフラワーパーク「ハナ ビヨリ(HANA・BIYORI)」では、「夜桜びより」が同時開催される。花見を楽しんだ後は、同施設内に2024年3月オープンした日帰り温泉施設で疲れを癒やそう。

※16時~20時30分(4月1~6日は20時まで)/よみうりランド/料金はアフターパス(15時以降の入園+アトラクション乗り放題)3,100円、中学・高校生2,500円、65歳以上・小学生2,200円、3歳~小学生未満1,500円

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  • 横浜

横浜にある、美しい日本建築が配置された庭園「三溪園」桜の名所としても知られている同園で、ソメイヨシノやヤエザクラ、オオカンザクラなど9種類約250本の桜を満喫できるイベントが開催される。

期間中は、通常17時で閉園するところを21時まで延長して営業し、ライトアップは18~21時ごろ(入園は20時30分まで)に開催。内苑と「三重塔」への山道は、17時以降立ち入り禁止になるため、注意が必要だ。

ほかにも、猿まわしを楽しめたり、フィッシュ&チップスや和菓子などの人気店による販売でコラボレーション商品などが味わえたりするので、併せてチェックしよう。販売店や販売時間は期間ごとに異なるので、詳しくは公式ウェブサイトを確認してほしい。

黄金に光り輝く歴史的建造物と夜桜のコラボレーションが観られる貴重な機会に、ぜひ足を運んでみては。

時間はイベントにより異なる/三溪園/料金は900円、横浜市内在住の65歳以上700円、小・中学生200円

  • Things to do
  • 九段下

全長約700メートルに及ぶ千鳥ヶ淵緑道の桜をライトアップする「千代田のさくらまつり」が開催。「千鳥ヶ淵ボート場」も夜間特別営業される。

3月28日(金)から4月8日(火)の間、「千鳥ヶ淵緑道」の夜桜がライトアップ。水上から楽しめる千鳥ヶ淵ボート場は、今年から初の事前購入できるチケットが導入され、並ばずに船からの景色を堪能できるのもうれしい。売上の一部は、桜の植え替えの費用に寄付される。

2024年に引き続き、街を周遊しながら楽しめる「リアル謎解きゲーム」も開催。今年は「古書の町・神保町」とのコラボレーションで、歴史ある喫茶店や古書店を巡る。

例年大勢の花見客が押し寄せるが、AIカメラを用いてリアルタイムでの混雑状況が特設ウェブサイト内から発信されるので、出かける前にチェックしたい。春の陽気を感じながら、桜の名所で花見を楽しんでみては。

※イベントにより異なる/千鳥ヶ淵ボート場/入場は無料

もっと桜を楽しむのなら……

  • Things to do

日本の春の代名詞「桜」。あの華やかな季節が今から待ち遠しい人。しかし、ソメイヨシノを待たずして、日本各地では早ければ1〜3月にかけて美しい冬の桜が咲く。ここでは、そんな早咲きの桜の名所を関東近郊に絞って紹介する。

中でも静岡県を中心に自生する河津桜は、最も一般的な品種の一つ。2月から3月にはピンク色のかわいらしい花が楽しめる。春に咲く桜よりも寿命が長く、通常1カ月ほど咲き続ける。このほか、鮮やかなピンク色のカンヒザクラや、熱海の海岸沿いで見られるあたみ桜なども有名だ。印象的な桜の写真を撮って楽しもう。

  • アート

そろそろ花見シーズンがやってくる。この季節には「桜」をテーマにした展示も各所で開催される。本記事では、美術作品に描かれた1年を通して狂い咲く桜が見られる展示を紹介する。

中でも注目は、皇居周辺の散策とともに訪れたい「東京国立近代美術館」。年に1度だけ見られる重要文化財『行く春』(川合玉堂)などの作品を展示する。「東京国立博物館」では、毎年恒例の「博物館でお花見を」を実施。江戸の桜の名所を描いた作品のほか、庭園を彩る本物の桜も楽しめる。

古くから愛されてきた桜の多様な表情を楽しんでほしい。

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目黒川の桜を毎年に楽しみにしている人は多いだろう。クルーズ船が出るほか、川沿いの道にはぼんぼりが並び、各所でテイクアウトフードの屋台が出現する。ストリートでのにぎわいも楽しいものだが、ここではゆったりと席に着き、おいしい食事やスイーツとともに花見ができる店を紹介しよう。

期間限定の桜スイーツや食事メニューを提供しているところも多い。この時期にしか楽しめない料理と景観を併せて楽しんでほしい。

  • Things to do

上野恩賜公園(上野公園)といえば動物園や博物館が有名だが、園内を散策すれば、歴史的な彫刻や遺物、古社寺、ポケモンをテーマにしたマンホールまで数多くの穴場がある。

春になれば桜が彩り、11月の中旬から下旬にかけてはあでやかな紅葉が楽しめることだろう。この上野公園を余すところなく楽しむために、本記事を活用してほしい。

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