神保町駅から徒歩2分の場所にある焼きそば専門店。繁盛店の多い飲食店激戦区、神保町でも強い人気を誇り、ピークタイムを外しても客が並び続ける光景は名物になっている。 メニューは焼きそば1品のみで、味付けをソースまたは塩のどちらかを選ぶシステムだ。トッピング(イカ、エビ)の追加や、ネギ増しまたはネギ抜きにできるオプションもある。店いわく、2種類の味わいで断然人気があるのはソース味で、半数以上がソースを選ぶという。10種類以上のスパイスをブレンドしたまろやかでうま味があるソースに、うどんのようなもちもちした食感の自家製麺がよく絡む。濃厚だが後味がさっぱりして食べやすく、一度体験するとなんともハマる味だ。海外からも客が訪れている。 常に行列ができているが、店長の永原淳(ながはら・じゅん)によれば14時半以降が比較的入りやすいとのこと。
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※2020年9月30日 新型コロナウイルスによる営業時間の変更などを更新
2016年あたりから、東京の飲食業界で静かなブームが起きている焼きそば。中華麺を少々の野菜と肉と合わせて炒めた非常にシンプルな料理で、縁日の屋台や休日の昼ごはんなど、ちょっと小腹が空いたときに食べるもの、というイメージが強い。その手軽さからB級グルメにカテゴライズされがちだが、作り方によっては非常に奥深い料理に変貌する。実は都内には、専門店や居酒屋、バルまで独自の焼きそばレシピで真剣勝負を賭けている店がいくつもある。
もちもちの自家製麺とスパイスのきいたソースが大評判の神保町の焼きそば専門店、具材やソース、天かすまでこだわり抜いた鉄板焼き店の無添加焼きそば、はたまたペヤングをデコレーションして人気メニューに仕立てている店など……。都内で無限に広がる焼きそばワールドを、一度体験してみては。