スフィンクス
Photo:Kisa Toyoshima | おすすめ3品が登場
Photo:Kisa Toyoshima

東京、エジプト料理が食べられるレストラン4選

ベリーダンスも楽しめるレストランや、健康にこだわった本格アラビア料理など

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東京では世界各国の料理を味わえるが、今日は「エジプト」という選択をしてみてはどうだろう。エジプト料理というと馴染みがないという人もいるかもしれないが、米、マカロニなどにトマトソースをかけて混ぜた「コシャリ」や、中東でよく食べられるファラフェルに似たソラマメのコロッケ「ターメイヤ」などが定番として知られている。

ここでは、5人のエジプト人シェフが腕を振るうレストランや、現在「森アーツセンター」で開催中の「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」展帰りに寄りたい、六本木にある店などを紹介する。

ベリーダンスを定期開催している店もあるので、その日を狙って訪れるのもおすすめだ。 

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  • 多国籍料理
  • 千駄ヶ谷

千駄ヶ谷の「東京体育館」にある、体の美と健康にこだわった、栄養バランスのとれた活力の出るメニューを提供するアラビアレストラン。

アラビア料理とは、アラブや中東、地中海地域など、幅広いイスラム文化圏の食文化が含まれた料理で、さまざまなスパイスやハーブ、柑橘類で味付けをする。

米やパスタ、ヒヨコ豆、レンズ豆などをミックスし、好みで酸味ソースの「ダッア」と辛味ソースの「シャッタ」をかけて食べるエジプトの国民食「アボカドサワークリームコシャリ」や、サウジアラビアの伝統的なピラフ「チキンカプサ」などがラインアップ。

ほかにも、ココナッツミルクとデーツのドリンクや、牛乳に浸したパイ生地の中にナッツを入れて焼いたエジプトのデザート「オムアリ」など、本格的なスイーツもおすすめしたい。

  • エジプト料理
  • 飯田橋

水道橋の西口から徒歩3分ほどにある、伝統なエジプト料理が楽しめるハラルレストラン「スフィンクス(sphinx iidabashi)」。5人のエジプト人シェフが腕を振るう一軒だ。

店内は「ザ・エジプト」といった内装で、アヌビスやバステト、ツタンカーメンのオブジェなどが飾られたフォトスポットも完備している。

メニューには、定番のライスとパスタとショートマカロニとレンズ豆とヒヨコ豆を、スパイスの効いたトマトソースと混ぜ合わせて食べる「コシャリ」(2,250円)のほか、牛ひき肉と野菜のグリルビーフ「コフタ」(3,150円)、アラビア語で「鍋」を意味する、ラムとピーマンをトマトソースで煮込んだ「タジン」などがある。

ランチタイム(平日11時30分~15時、週末11時~15時30分)には、リーズナブルなビュッフェを提供。事前予約するとタジン料理が一品無料で付いてくるほか、土、日曜日、祝日限定で月毎にスペシャルメニューを提供しているので見逃せない。

毎週、金と土曜日の夜を盛り上げるベリーダンスショーは19時30分から行われている。

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  • 東北沢
  • 価格 1/4

東北沢駅でひっそりと営業しているエジプト総菜のデリカテッセン。柔らかい肉がおいしいマトンカレーや自家製ピタパンなど本格的なエジプトの家庭料理を味わえる。

もとは肉屋だったという店内は狭く、8人ほど入れば満席。だが、弁当も提供しているので、持ち帰りが可能なのがうれしい。

  • 六本木

六本木駅から徒歩3分、カイロの五つ星ホテルのシェフと、元エジプト大使館専属シェフの2人による本格的なエジプトを中心とした、アラビア料理が味わえる店。

シシカバブやクスクス ハト料理のほか、「アラビックコーヒー」をはじめ、バラが香るカクテル「クレオパトラ」などドリンクも充実。そのほか、さまざまなフレーバーの水たばこ(シーシャ)も堪能できる。

毎週金・土曜にはベリーダンスショーが開催され、セクシーかつパワフルなダンスを楽しめるのも見逃せない。

もっとエジプトを感じたいなら……

  • ミュージアム
  • 渋谷

タワーレコード渋谷店」のはす向かいにある、先王朝時代からローマ帝国時代までの古代エジプト遺物を展示する美術館。古代エジプトの歴史、文化、芸術を学ぶ機会を提供しようと、研究者により2009年に創設された。

1000点におよぶコレクションの中から常時約100点を展示している。エジプト学を学んだスタッフの解説つきで鑑賞するシステムなので、楽しみながらエジプトの歴史、文化が学ぶことができる。

  • アート
  • 豊洲

豊洲の「クレヴィアベース東京(CREVIA BASE Tokyo)」で、「ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」が開催。エジプト史上「最も偉大な王」と称されるラムセス大王と、その時代にまつわるエジプトの至宝180点を公開する。

本展は、過去最⼤級の古代エジプト展であり、エジプト政府公認の展覧会。3000年以上前の古代エジプトの遺物や芸術品を、最⾼の状態で管理と保存しているエジプト考古最⾼評議会の特別⽀援の下、展⽰する。

また、バーチャルリアリティー(VR)で、ラムセス2世が建てた最も壮大な遺跡「アブ・シンベル神殿」とネフェルタリ王妃の墓にスポットを当て、スリル満点の没入体験が楽しめる。なお、VR体験は、入場料とは別に料金2,500円(税込み)が必要だ。

エジプト新王国時代の芸術品が放つオーラを体感しよう。


※10〜18時(土・日曜・祝日・特定日は9〜19時)/入館は閉館の30分前まで/平日 4,100円、中学・高校生3,100円、小学生2,400円/土・日曜・祝日・特定日 4,300円、中学・高校生3,300円、小学生2,600円、未就学児無料

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  • アート
  • 六本木

六本木の「森アーツセンターギャラリー」で、「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」が開催。米国最大規模の質の高い古代エジプト美術コレクションから、えりすぐりの名品群が集結する。

彫刻、棺、宝飾品、土器、パピルス、そして人間のミイラ2体やネコのミイラなど約150点の遺物を通じて、高度な文化を創出した人々の営みを解明する。当時の住居環境や仕事事情、出産や子育てなどにも着目し、身近な謎を掘り起こす。

また、美しい副葬品や神々の姿を表したレリーフなどの葬送儀礼に関する作品を紹介し、古代エジプト人の死生観に迫る。さらに、いま注目を集める気鋭のエジプト考古学者・河江肖剰(かわえ・ゆきのり)による最新研究を元に、巨大ピラミッドの建築方法や建てられた当初の姿も解き明かしていく。

知への好奇心を呼び覚ます空間、謎に満ちた古代エジプトの世界を探求しよう。なお、前売券は2025年1月24日(金)23時59分まで販売する。

※10~18時(金・土曜・祝前日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は前売り 平日2,300円、高校・中学生1,600円、小学生1,000円/前売り 土・日曜・祝日2,400円、高校・中学生1,700円、小学生1,100円/当日 平日2,500円、高校・中学生1,800円、小学生1,200円/当日 土・日曜・祝日(日時指定)2,600円、高校・中学生1,900円、小学生1,300円、未就学児無料

東京での開催後は静岡・愛知ほか各地へと巡回予定

もっと異国の味を楽しみたいなら……

「ご飯食べた?」を意味する「呷飽没?」があいさつになってしまうほどおいしいものであふれる台湾。気軽に旅ができない今、台湾ロスに陥っている人も多いだろう。

そんな人の願いをかなえるべく、ここでは「東京の台湾」をピックアップ。本場の味が楽しめる料理店はもちろんのこと、現地感のある内装でプチ旅行気分に浸れる一軒や話題の新店、隠れた名店などをタイムアウト東京の台湾出身スタッフ、ヘスター・リンとともにセレクトした。台湾の豆知識も時々交えたヘスターのコメントとともに紹介するので、台湾の情報収集としてもぜひ活用してほしい。

  • 地中海料理

「地中海の食事」として、2010年にイタリア料理やスペイン料理とともにユネスコの無形文化遺産に登録されたギリシャ料理。オリーブオイルとハーブの香りが特徴的で、色鮮やかな野菜と子羊やウサギなど多くの種類の食肉を使用したメニューが多い。

日本ではヨーグルトやフェタチーズといった乳製品が有名だが、アメリカなどでは「地中海式ダイエット」とも呼ばれ、野菜とオリーブオイルを中心とした健康的な食事として注目されている。

ここでは、東京で本場のギリシャ料理が味わえるレストランを紹介。駐日ギリシャ大使が勧めてくれた店など間違いのないラインアップなので、ぜひ活用してみてほしい。

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東京、ベトナム料理店5選
東京、ベトナム料理店5選

首都のハノイをはじめ、しゃれたカフェやショップが立ち並ぶホーチミン、街全体が世界遺産に登録されているホイアン、そしてベトナム中部にあるビーチリゾートのダナンなど、エリアごとに違った魅力を持つベトナムは、食の面でも多彩な国だ。

米粉を使った麺料理「フォー」に、ベトナム流のオムレツ「バインセオ」、柔らかめのフランスパンに肉やパテ、なます、香草などを挟む「バインミー」、寒天や果物、タピオカなど複数の具材を合わせて食べる伝統的なデザート「チェー」……。ここでは、都内で楽しめるベトナム料理の店を5つ厳選して紹介する。 

  • インド料理

カレーに使われるスパイス、例えばジンジャー、ターメリック、カルダモン、ナツメグ、シナモン、クローブなどは、発汗作用で新陳代謝を高め、食欲を増進させる作用などが共通している。その上、胃腸の働きを高めて疲労を回復する力まであるのだから、寒暖の差が激しく体力を奪われがちなこの季節に、積極的に食べたい料理の一つだ。

家庭のカレーやタイカレー、欧風カレーなど、種類もたくさんあり好みも分かれるところだが、ここではインドのチキンカレーにこだわり、老舗から激戦区までの5店舗を紹介する。

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