「世界から見た日本の寿司」をイメージした独創的な寿司店。手がけるのは、「スシエビス」から始まり、「スシシンジュク」など「カタカナスシ」を世に広めたスパイスワークスだ。江戸前寿司の概念を押さえつつ、フレンチやイタリアンなどの経験を持ったシェフが自由な発想で再構築した一品が食べられる。
同店の最大の魅力は、表面を香ばしくあぶった「マンゴーカット トロ」やシャリとネタの間にクリームチーズを挟んだ「サーモンクリームチーズロール」といった、素材を最もおいしく食べてもらうことを意識した一手間だろう。付ける調味料とのバランスからかむ回数に至るまで研究を重ねて誕生したメニューは、いずれも唯一無二のおいしさだ。
マグロは全て築地にあった老舗仲卸から入手した生本マグロを使用。カンパチは鹿児島県の「小浜水産」から質の良いものを仕入れるなど、もちろん素材そのものにもこだわっている。
イクラの乗った山を自分で崩す「マウント寿司」やアイスクリームのような見た目の「マグロタレユッケ」など、華やかな見た目の商品が多いのも楽しい。