ほぼ上野 オスシマチ
Photo: akanetiger
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東京、カタカナスシ4選

寿司でも鮨でもなく「スシ」、自由な発想から生まれた味わいを楽しもう

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近年、寿司業界で新たなブームとなっている「カタカナスシ」を聞いたことがあるだろうか。店名はカタカナ。内観は、居酒屋のレトロなデザインとネオンライトなどが融合した「ネオ居酒屋」的な雰囲気が漂う。

遊び心と見た目にインパクトがある「スシ」をはじめ、各店オリジナルの海鮮料理や厳選されたドリンクが、手ごろな価格で楽しめるのが魅力だ。都内のカタカナスシを紹介するのでぜひ訪れてみてほしい。

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  • 御徒町

「世界から見た日本の寿司」をイメージした独創的な寿司店。手がけるのは、「スシエビス」から始まり、「スシシンジュク」など「カタカナスシ」を世に広めたスパイスワークスだ。江戸前寿司の概念を押さえつつ、フレンチやイタリアンなどの経験を持ったシェフが自由な発想で再構築した一品が食べられる。

同店の最大の魅力は、表面を香ばしくあぶった「マンゴーカット トロ」やシャリとネタの間にクリームチーズを挟んだ「サーモンクリームチーズロール」といった、素材を最もおいしく食べてもらうことを意識した一手間だろう。付ける調味料とのバランスからかむ回数に至るまで研究を重ねて誕生したメニューは、いずれも唯一無二のおいしさだ。

マグロは全て築地にあった老舗仲卸から入手した生本マグロを使用。カンパチは鹿児島県の「小浜水産」から質の良いものを仕入れるなど、もちろん素材そのものにもこだわっている。

イクラの乗った山を自分で崩す「マウント寿司」やアイスクリームのような見た目の「マグロタレユッケ」など、華やかな見た目の商品が多いのも楽しい。

  • 三軒茶屋

「サンチャモニカ」では、モダンなビストロのような洗練されたダイニングスペースで、新鮮な寿司の盛り合わせをワインと一緒に堪能できる。

寿司ダイニングという型破りなスタイルをとっているが、料理は決して奇をてらったものではない。メニューの大半は、イクラ、大トロ、アナゴ、カンパチなどのシンプルな握りと、味噌漬けタラのグリルや豚バラ肉の煮込みなどのメニューが楽しめる。

赤、白、スパークリング、生ビール、梅酒、ソフトドリンクが2時間飲み放題の「プリフィックスコース」(7,000円から)もおすすめだ。

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  • 六本木

カナダ発の寿司バー「キンカ スシ バー イザカヤ」の国内2号店。新感覚のあぶり寿司やロブスター、旬の食材を使い美しく盛られた「刺身盛り合わせ」のほか、小皿料理などが味わえる。

おすすめは、プリプリで甘みのある「カナダ産 活きロブスター」。「ロブスターのあら汁」が付いた刺し身か寿司(1貫から)で食べ方が選べる。土~日曜日と祝日の限定メニューである「KINKA モザイク寿司セット」は、16種のあぶり寿司が堪能でき、見た目もかわいらしい一品だ。小鉢2品、あら汁、デザート、コーヒーが付いてくるのもうれしい。

バーテンダーが振る舞うこだわりの日本酒や焼酎、和のテイストのカクテルを食事とともに楽しもう。

  • 秋葉原

寿司を中心に海鮮料理と酒が楽しめる「すし酒場フジヤマ」の秋葉原店。ここは、4,999円(2時間制)で寿司の食べ放題ができる店だ。豊洲市場で仕入れた新鮮な生本マグロやウニ、イクラ、ネタが20センチを越える「フジヤマ寿司」のほか、サイドメニューを含む90品が好きなだけ味わえる。

内装は「ネオ居酒屋」な趣で、多数のちょうちんが天井からつり下げられている。テーブルや座敷に加えてカップルシートや貸し切りできる個室もあるので、デートや宴会など、さまざまなシーンで利用できそうだ。

もっと色々な寿司が食べたいなら……

高級日本料理の代表格というイメージが強い寿司だが、もともと握り寿司は、せっかちな江戸っ子のために生まれた屋台の味。当時のファストフードと言える存在だった。現在では回転寿司という選択肢もあるが、今回は本来の姿に立ち返り、東京の美味しい立ち食い寿司を紹介したい。一人でも気軽に立ち寄れる店ばかりなので、急に寿司が食べたくなったときに駆け込もう。

  • 寿司

寿司は主に2つの種類に分かれていると思われがちだ。100円から楽しめる安価な回転寿司と、カウンター越しに1貫ずつ提供される高価な寿司である。後者は東京で味わいたいグルメだが、2〜3万円ほどの出費は覚悟しなければならない。

しかし、カウンターのみの店でふるまわれる「おまかせ寿司」は、必ずしも数万円以上するものだけとは限らない。5,000円以下で季節のおすすめを盛り込んだ、最高級の品が味わえる寿司屋も存在している。ここでは、リーズナブルな料金で絶品の寿司を堪能できる店を紹介しよう。

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  • 日本料理

丼に飯を盛り、上に並べた刺し身と楽しむ海鮮丼。使う食材は寿司と同じだが、職人の繊細な技術を堪能するというより、食べ手がしょう油やワサビで好きなように楽しむ、素朴でダイナミックな料理だ。

シンプルだが、オフィス街のランチタイムでは不動の人気メニューでもある。さらに海鮮丼は、時間が空くとふと強烈に食べたくなる、不思議な魅力がある。以前、大の日本通というオランダ人の記者に「日本で一番好きだった食べ物は?」とたずねたら、ラーメンでも天ぷらでもなく「築地市場で朝食に食べた、海鮮丼が何年経っても忘れられない」と聞いてなるほどと思った。確かに、市場には海外からの観光客が行列を作っている店もあり、海鮮丼は日本人のみならず海外の人にもファンが多い。

近年、都内では好みの刺し身をカスタマイズして楽しんだり、タワーのように豪快に盛り付けてあったり、居酒屋で24時間オーダーできるものなど、さまざまなスタイルが登場している。ここでは話題の海鮮丼が食べられる店5選を紹介する。

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