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Photo: KYUNDESU
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東京、6月に行くべきLGBTQ+イベント5選

プライド月間はクィアに開かれたパーティーに足を運びコミュニティーを祝福しよう

Hisato Hayashi
寄稿:: Honoka Yamasaki
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タイムアウト東京 > LGBTQ+ > 東京、6月に行くべきLGBTQ+イベント5選

1969年6月、ニューヨークにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」で警察の不当な取り締まりに抗議する暴動が起きた。この「ストーンウォール暴動」は、のちにLGBTQ+コミュニティーの権利を求める運動の転機となり、6月が「プライド月間」と定められた。

プライド月間とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィアなど、LGBTQ+当事者の権利と尊厳を称え、啓発する活動が世界中で行われる月を指す。

本記事では、プライド月間である6月に行くべきLGBTQ+イベントを紹介。当事者はじめアライもパーティーに参加してプライドマンスを祝福しよう。

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クィアパーティー「SWITCH」は、1990〜2020年代のテクノサウンドを復活させるために発足し、日本とヨーロッパを拠点に活動している。今回はベルリンを拠点に活動する「Kinky Sundays」のENNIOを招聘。さらに、第1回目のイベントに出演したAkeyを迎え、ダイナミックなテクノとエレクトロを披露する。

そしてもう一組の新アーティストは、2022年から国内外のさまざまなカルチャーにインスパイアされた新しいヤングパーティー「Ensite」の代表を務めるAI。 そして最後に、Switchの創始者であるKaliが、トランスをミックスしたハードかつヒプノティックなサウンドでダンスフロアのオープニングを飾る。

SWITCHのステートメントである「NO RACISM(ノーレイシズム)」「NO SEXISM(ノーセクシズム)」「NO HOMOPHOBIA(ノーホモフォビア)」「NO HATE(ノーヘイト)」「NO PHOTO(ノーフォト)」を遵守し、安心したクラブ空間で音楽を楽しもう。

アールラウンジ」/6月14日(金)/23〜29時/2,500円 

プライド月間に合わせて、1990年代を生きたトランスジェンダー男性のドキュメンタリー映画「新宿ボーイズ」の上映会を開催。新宿歌舞伎町のおなべバー「ニュー・マリリン」で男性として生きることを決心した、ホスト3人の物語だ。

会場は、当時彼らが過ごした街、新宿にあるミックスクラブ「AiSOTOPE LOUNGE」。当時の街やコミュニティーの息吹を感じることができるだろう。上映後は黒川鮎美、若林佑真、Mizuki Tsujiをゲストに迎えてアフタートークを実施する。この機会にトランスコミュニティーについて考えよう。

AiSOTOPE LOUNGE」/6月15日(土)14時〜16時30分/2,000円(1ドリンク付き)

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2024年4月に登場したドラァグクイーンのショーシアターイベント「the GOLD」。ドラァグクイーンのLady-Jウンディーネがホストを務め、LGBTQ+界のスター仲間たちとともに月に1度開催している。

3回目となる今回は、ホスト2人に加え、日本を代表するドラァグクイーンの枝豆順子イズミ・セクシーがショーを行う。さらに、セクシーなGOGOボーイのNAOKIYUHEIEisukeも参戦。一夜限りのスペシャルなショーを見逃さないように。

MAHARAJA ANNEX」/6月16日(日)17時30分〜23時30分/3,500円、座席付き4,500円、VIP6,500円(いずれも1ドリンク込み)

DJのN ²が主催する「きゅんです」は、東京のLGBTQ+コミュニティーとヒップホップシーンをつなぐ架け橋となる、エネルギッシュでファッショニスタたちが集まるイベントだ。

今回は「アレキサンダーワング 青山(alexanderwang aoyama)」のリニューアル、と新作バッグ「THE RICCO」の発売を記念して、初の女子プロレスイベント「WANG MANIA」を開催する。

メインコンテンツとなるプロレスイベントでは、瑞希角田奈穂 対 Miyu Yamashita上福ゆきの試合が繰り広げられる。そのほか、YURUFUWA GANG、N ² feat. MANON & Chi Chi & AJAH、OKAMOTOREIJI x MARZY feat. YAGI Yo-Yo TEAMなど、豪華ゲストたちが登場予定だ。プロレスが加わる新たなパーティーを目に焼きつけよう。

デュオ ミュージック エクスチェンジ」/6月17日(月)/開場21時、試合開始23時/ドリンク700円

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「日本一おもれぇ」をコンセプトに掲げるウーマンオンリークラブイベント「RISE」が、イベント誕生から1年を迎える2024年6月に周年記念イベントを開催。これまでにRISEを盛り上げてきたDJやGOGOダンサー陣が一堂に会する。また同時に、この日をもって、調整期間に入る。

RISEは「音楽の力で新世代のLGBTQ+界隈(かいわい)を盛り上げたい」という思いのもと、クィア女性コミュニティーを盛り上げてきた。RISEのオーガナイザー「JURI(パリピ☆親方)」による新たなGOGOパフォーマンスの形式も誕生し、観客巻き込み型のパーティーとしてたくさんの人々が来場した。

休暇期間に入る前に、RISEが培ってきたエネルギッシュな空間を体感しよう。

Decabar Super」/6月22日(土)18〜23時/3,500円、公式LINE・PIAMY割3,000円、25歳以下2,500円

Contributor

Honoka Yamasaki

レズビアン当事者の視点からライターとしてジェンダーやLGBTQ+に関する発信をする傍ら、新宿二丁目を中心に行われるクィアイベントでダンサーとして活動。

自身の連載には、タイムアウト東京「SEX:私の場合」、manmam「二丁目の性態図鑑」、IRIS「トランスジェンダーとして生きてきた軌跡」があり、新宿二丁目やクィアコミュニティーにいる人たちを取材している。

また、レズビアンをはじめとしたセクマイ女性に向けた共感型SNS「PIAMY」の広報に携わり、レズビアンコミュニティーに向けた活動を行っている。

https://www.instagram.com/honoka_yamasaki/

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表で語られることの少ないレズビアンは、どのようにしてコミュニティーとの関係性を構築し、同じ当事者と出会うのだろうか。

新宿二丁目を中心に開かれたビアンバー42店舗を収録した「ビアンマップ」を通して、LGBTQ+新宿二丁目のLコミュニティーを探求する。

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