「東京レインボープライドのことを知り、なぜか顔が熱くなった」
HIBARI(モデル)
ー自分のジェンダー/セクシュアリティーついて、現在どのように考えている?
おそらく、性自認は女性、恋愛対象は女性になりやすいです。
ークィアならではの経験をしたことは?
当時の彼女といっしょにおばあちゃんの家に帰っても、恋人同士だと思われなかったこと。 生理の時、自分以上に生理を理解していて、教えてくれて助かったことです。
ー東京レインボープライドについてどう思う?
いろんな意見を耳にしますが、やはり東京レインボープライドがあることはありがたいです。まだ地元に住んでいた頃、自分のセクシュアリティーに気づけなかった時にテレビのニュースで東京レインボープライドについて知り、なぜか顔が熱くなり、涙が出そうになったのを覚えています。
おそらく、その時の気持ちは「涙が出そうになっているということは、おいらはLGBTQ+のどれかかもしれない。そして、今まで出会ったことのないさまざまなセクシュアリティーやジェンダーの人たちがこんなにもいたんだ。しかもお祭りみたいに楽しく過ごしている」という驚きとうれしさ、そして安心感のようなものを感じたからだと思います。
そして東京に来てから出会った友達と東京レインボープライドに行った時、本当にうれしかったです。今まで当たり前ではなかった光景が当たり前のようにあり、楽しくて感動しました。
東京レインボープライドというイベントに集まったたくさんの人たちが、楽しくお祭りをしているという事実を知るだけで、救われたり安心したりする人がいると思います。