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Photo: Shingo Nakashima/SSToggle Hotel
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東京、今泊まりたいホテル2022

客室にサウナがある、ドッグフレンドリーすぎる、夜更かしするためのホテルなど、ユニークな宿を選ぶ

Mari Hiratsuka
テキスト:: Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > ホテル >東京、今泊まりたいホテル2022

東京には2021年に開催されたオリンピックに向け、さまざまなスタイルの宿泊施設が増加した。他のホテルとの差別化を図るべく「モダンでユニーク」「明確なコンセプトがある」ホテルが多く誕生していったのも近年の大きな特徴だ。

ここ数年のトレンドとしては、「大型スクリーン」や「サウナ」「インフィニティー風呂」のあるホテルが増加。ここでは2020年から2022年までにオープンしたユニークな最新ホテルを紹介しよう。

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  • ホテル
  • 渋谷

オールデイプレイス渋谷(2022年4月オープン

渋谷にある都市型コミュニティーホテル。かつてイギリスで「パブリックハウス」と呼ばれた宿屋酒場のように、宿泊部屋と飲食店が併設されている。

旅人や街の人々が気軽に集い、食事や酒を楽しみながら心地よい時間を過ごせるような社交場を提案する。シンプルで美しい客室は、約12平方メートルのコンパクトタイプから約57平方メートルのスイートタイプまで全13タイプ、160室が用意されている。

ホテルの1階には、ミッケラーによる国内初となるキオスク業態のバーも併設され、にぎわっている。

  • ホテル
  • 浅草

サウナランド浅草(2022年7月オープン)

浅草駅から徒歩2分ほどの場所にある日帰りと、ホテルとしても利用できるサウナ施設。もともとあったホステルを改装してオープンし、2022年の「サウナシュラン」にもランク入りした注目の施設だ。

目玉は1階のパブリックサウナ。都内では珍しい薪(まき)式サウナで、併設された電気ストーブにより安定した温度を保っている。サウナ室と水風呂、外気浴の導線にも力を入れており、最高の「ととのい」体験ができる

2階はラウンジで、くつろぐことはもちろん、Wi-Fiとコンセントも完備しているので作業スペースとしても使える。そのほか、サウナドリンクの定番「オロポ」や、生ビールやハイボールなどのアルコールドリンクも販売する。

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イヌモ芝公園(2022年2月25日オープン)

全国にビジネスホテルを展開する「ヴィラフォンテーヌ」の愛犬のためのフルサービスホテル。宿泊代金の中には愛犬との朝食をはじめ、ドッグラン、グルーミング、愛犬の一時預かりサービスも含まれ、1泊1人で2万5,300円からとリーズナブルに宿泊できる。

ホテル内はリードをしていればどこでも犬を連れ歩くことができ、ベッドの上に犬が乗るのも可能だ。客室はツインやキングルームなど、30平方メートル以上の5タイプの部屋を用意する。

ウェルカムおやつやエチケット袋、食事用ボウルといった、アメニティも揃い、全天候型ドッグランなどもある。

さらに、犬専用メニューもあるイタリアンレストランも併設するほか、館内には犬用の食べ物を調理できるキッチンもあるので、それぞれのスタイルに合った滞在が楽しめる。

  • Things to do
  • 多摩地域

シアターワン(2021年1月1日オープン)

近年増加したのが、大型スクリーンのあるホテルだ。都心から車で約1時間30分、西多摩郡檜原村にあるプライベートグランピング施設「シアターワン」もその一つで、「宿泊できる映画館」をコンセプトに、映画館以上の贅沢な体験を提供する。

部屋には、100インチの大画面スクリーンや4Kプロジェクター、高音質のサンドシステムなどの本格AV機器が搭載されており、大自然に囲まれた空間で映画を鑑賞するという非日常を、思う存分堪能できるだろう。

アウトドアリビングでリラックスをしたり、好きな食べ物を持ち込んでバーベキューを楽しんだり、グランピング施設ならではのアクティビティも充実する。宿泊できるのは11組のみのため、早めの予約をした方がよさそうだ。

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  • ホテル
  • 飯田橋

トグルホテル水道橋(2021年オープン)

水道橋駅近くにあるホテル。デザインを手がけたのはクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)で、外観や全ての部屋がバイカラーでデザインされている。

特に注目してほしいのは、首都高速を走る車を、運転手と目が合ってしまうのではないかという距離感で見られる501号室。ぐっすり眠れるのか?と言われると個人差がありそうだが、中央線や総武線を見ることもできるので、車や電車好きにとってこれ以上の部屋はないだろう。

料金システムのフレンドリーさも、トグルホテルの魅力の一つだ。どの部屋も部屋料金で宿泊することができるので、例えば、1部屋2万円のところに定員の4人で泊まる場合、1人当たり5,000円で宿泊可能。この料金システムは、旅行者の強い味方だ。

同ホテルは全館キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、一部のQRコード)なので注意してほしい。

  • ホテル
  • 立川

ソラノホテル(2020年オープン)

立川にある「ソラノホテル(SORANO HOTEL)」は、近年人気のインフィニティー風呂を備えたホテル心も体も健やかに過ごす「ウェルビーイング」をテーマに、広い空と豊かな緑に癒やされ、非日常を感じられるリゾートのようだ。

新宿から電車で30分ほど。昭和記念公園に隣接している全ての客室がパークビューのバルコニーを備えており、緑に包まれた休日を過ごせるのが特徴だ。

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  • ホテル
  • ブティックホテル
  • 茅場町

ケーファイブ(2020年オープン)

日本橋兜町にあるマイクロ複合施設「ケーファイブ(K5)」。建築自体もユニークで、日本国内初の銀行として1923年完成の第一国立銀行の外観をそのままに、内部を丁寧にリノベーションしている。

施設の地下1階から地上階には、ニューヨークのクラフトビールメーカーであるブルックリン ブルワリー世界初のフラッグシップ店の「ビー」や、国籍に囚われない先鋭的な料理を提供するレストランの「ケイブマン(CAVEMAN)」などが入居。地上2階から4階はブティックホテルとなる。

都会のオアシスに癒やしを求めて足を運んでみてはいかがだろう。 

  • ホテル
  • 日本橋

ビーエヌエー ウォール(2021年オープン)

日本橋にある「泊まれるアート」をテーマにした、旅行者と日本のアーティストが交流することのできる「ビーエヌエー ホテル(BnA HOTEL)」。BIEN、コリュ、SIDE CORE、YOSHIROTTEN、magmaなど気鋭の若手アーティスト、アートディレクター23組の作品が26部屋を彩る。

1階には渋谷の音楽カルチャーを発信する「花魁によるバーや、地下には三井不動産と協力し、日本橋エリアにアートを供給する拠点や制作現場を設置している。

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  • ホテル
  • 神保町

ブックホテル 神保町(2022年10月26日オープン)

神保町にある、宿泊だけでなく、本を読むことが旅の目的となるホテル。

1階は宿泊者以外も利用できる「ブックセレクション(BOOK SELECTION)」というスペースで、スタッフが「本」「音楽」「食」「お酒」「旅」をテーマに本をセレクト。宿泊者は3冊まで部屋に持ち込める。同フロアではほかにも、スタッフが毎日1冊紹介するブックバー「イング(ing.)」を設置。それらの本を介して会話を楽しむアウトプットの場となる。

客室は、「スタンダードダブルルーム」から個室サウナ付きの「MANGA ART ROOM 白の洞窟」まで、全5種類。スマートフォンを閉じ込めておくためのおりが用意された「デジタルデトックスルーム」や期間限定のコラボレーションルームなども楽しめる。

  • ホテル
  • 銀座

ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー(2022年11月16日オープン)

銀座 コリドー街にある「酔いしれる」をコンセプトに酒、音楽、光、食、エンターテインメントをテーマにしたライフスタイルホテル。

レストランのほか、バーホッピングが楽しめる場を館内に3カ所併設し、「キャンバスラウンジ プロデュースド バイ ピーシーエム」では、月~土曜日の20時からDJライブが繰り広げられる。

客室は全161室で、「酒」のエッセンスを散りばめた3種類の客室を用意。全室にプロジェクターと高音質スピーカー、日本初となるバスオーディオを完備する。

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  • ホテル
  • 池袋

ホテル ヒソカ池袋(2022年3月1日オープン)

池袋駅から徒歩2分の場所にある、全室大型バスルームと個室サウナ付きのスタイリッシュな隠れ家ホテル。

ダスティカラーを基調としたシンプルで落ち着いたデザインの客室は、ツインルーム18室とダブルルーム11室用意。さらに最大6人まで泊まれるキャビン(グループルーム)や、スイートルームもある。スイートルームには、屋外の露天風呂や外気浴用のチェアなど、プライベートサウナを楽しむためにベストな環境を揃えた。

さらに、宿泊者が自由にレンタルできる食器類も用意されており、テイクアウトしたデパ地下グルメやスイーツなどを持ち込んで楽しめるのもポイントが高い。グループ利用にもぴったりのホテルで、極上の「ととのい」を体験しよう。

  • ホテル
  • チェーンホテル
  • 渋谷

マスタードホテル渋谷(2021年オープン)

渋谷ブリッジに入居するホテル。音楽やファッション、ストリートカルチャーなど、渋谷の特徴的な魅力を感じられる仕掛けがそこかしこに散らばっている。

フロントでは国内外で人気のスケートブランド『エビセンスケートボード(Evisen skateboards)』のボードの貸し出しも行うほか、ホテルを訪れたクリエイターやアーティストらとコラボレーションし、展示会やライブなども不定期で開催。

客室はドミトリーから個室まで、さまざまな客室タイプを備え、白壁と木彫の家具で構成されるシンプルなデザイン。1階には一般客も利用できるパティスリー&バーの「ミーガン(megan)」がある。

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  • 代田

由縁別邸 代田 離れ(2021年3月26日オープン)

下北路線街温泉旅館「由縁別邸 代田」の向かいにある離れとなる、日帰り入浴も対応する旅館。

約50平米のモダンな和の空間が広がる長期滞在向けのレジデンシャルスイートと、香りのアーティスト和泉侃(IZUMI KAN)がプロデュースするスパトリートメント、ソジュ スパ(SOJYU spa)があり、リラックスしたひとときを過ごすことができる。

※予約は電話とメール受付

  • ホテル
  • 押上

ONE@Tokyo(2022年リニューアルオープン)

押上駅から徒歩3分の場所にある「東京の新しい下町」をコンセプトとしたホテル。屋上からは、すぐ隣にあるスカイツリーを間近に見ることができる。外観やインテリアのデザインは建築家の隈研吾が担当し、「インダストリー&ナチュラル」をテーマに手がけた。

客室は全142室、各部屋の天井は2.45メートル以上で開放感がある。スイートは「芸術家のアトリエ」「読書家のための書斎」をイメージした2タイプの部屋を用意。全室に客室タブレットを導入し、スマートな滞在をサポートする。

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  • ホテル
  • 渋谷

シークエンス ミヤシタパーク 渋谷(2020年オープン)

「ミヤシタパーク」直結のレストラン、無料Wi-Fi、バーを提供する四つ星のホテル。 軽食スタンドではカクテルを楽しめるほか、アラカルトまたはアジア料理の朝食を楽しめる。

直下には新たなクラブカルチャーを発信する「オア渋谷」や、藤原ヒロシがプロデュースをしたスターバックスコーヒーが入居する。

渋谷駅、原宿駅からも近く、付近にはシダックスカルチャーホール、古代エジプト美術館、色彩美術館などの人気観光スポットがそろう。

過去を振り返る……

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  • ベッド&ブレックファスト
東京、泊まりたいホテル&ホステル2017
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