ラッキー アレクサンダー チャイナ
画像提供:ラッキー アレクサンダー チャイナ
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東京、ニュースタイル中華6選

渋谷、表参道、下北沢、水道橋、永福町にある新時代の中華

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近年、東京でオープンする中華料理店には新風が吹いている。ハンバーガーやピザ、ネオ居酒屋など異なるジャンルで絶賛されてきた飲食店による新業態をはじめ、気鋭のクリエーターやデザイナーとともに手がけた内装デザインほか、自由な発想で作り上げるメニューの数々など斬新で衝撃的な店が続々と開店している。

フレンチベースのネオ中華バルや、アメリカンな風情を色濃く感じさせる「ニュースクール町中華」、ビーガンレストラン、ナチュールワインなどと一緒に楽しめる気軽な本格中華、香港映画のセットのような店内で一つずつ手包みされる餃子店など、いずれもユニークな店ばかりだ。

おいしいのは言うまでもないが、懐かしくも新しく、落ち着くのにカッコいい、ニュースタイルの中華店に繰り出してみては。

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  • 中華料理
  • 青山

表参道にありながら日常使いできる中華料理とエスニック料理をバラエティー豊かに提供しているのが「ブルー ザ スリー(BLUE THE THREE)」である。

渋谷で人気を集める居酒屋「渋谷 半地下酒場」を手がける今添笑店が、2023年3月にオープンさせた新業態だ。

カウンター席と屋台をほうふつとさせるオープンテラス席に加えて、2階にはテーブル席があり、3階は貸し切りにも対応する。厨房(ちゅうぼう)では、銀座の某高級中華料理店で総料理長を務めた経歴も持つ、シェフの冨田新吾が腕を振るう。

料理は町中華で提供するような昔ながらの定番メニューから、「レアレバニラ炒め」(大1,408円、小1,078円、以下全て税込み)や「茄子のバジル炒め」(968円)といった中華とエスニックや和を融合したメニュー赤味噌をベースにしたオリジナルの「ブルーザスリー麺」まで幅広い。

ドリンクは、料理に合うクラフトビールやナチュラルワインのほか、「和紅茶割」など豊富に揃う。

1人でも入りやすいラフな雰囲気なので、仕事中や買い物帰りなど、さまざまなシチュエーションで食事が楽しめるだろう。

  • 中華料理
  • 駒場東大前

一つ一つ手で包む、豚⾁・豚⾁⽣姜・仔⽺(こひつじ)⾁の餃子が主役の町中華「ラッキー アレクサンダー チャイナ(LUCKY ALEXANDER CHINA)」。⼩籠包や⿇婆⾖腐、よだれ鶏など、酒に合うメニューが揃う。

「ザ グレートバーガー (THE GREAT BURGER)」「ザ リトル ベーカリー トーキョー(The Little BAKERY Tokyo)」「ジェニファーセブン(Jennifer Seven)」などを運営するLDFSが手がけた「ニュースクール中華」である。

中華に合わせて、白とオレンジを基本としたナチュラルワインも提供。締めには魯⾁飯(ルーローファン)や炒飯を食べて、杏仁⾖腐(あんにんどうふ)をはじめとした中華スイーツも食後に楽しみたい。

ランチは、餃子とメインを組み合わせたセットメニューを展開。そのほか、店頭の自動販売機では餃子を24時間購入できる。

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  • 中華料理
  • 代田

下北沢「ボーナス トラック(BONUS TRACK内にある、アメリカンな中華料理が味わえる日本初のビーガンレストラン。オーナーは、代官山で人気のニューヨークスタイルピザ店「ピザスライス(PIZZA SLICE)」を営む猿丸浩基だ。ウォン・カーウァイ作品を意識したという店内は、異国情緒があり、ひときわ目立つネオンライトが写真映えする。

メニューはメイン(麺や米)とサイドから好きなものを選び、ワンプレートに乗せるスタイル。料金は、サイド1品とメインが選べる「ボール」が1,100円で、メイン2品では1,320円、3品だと1,650円となる。

選べるサイドメニューには、大豆ミートを使用した「オレンジチキン」や、植物性卵とショウガをきかせた「フライドライス」、エビの代わりにコンニャクを使った「ウォルナッツ・シュリンプ」など、創意工夫されたメニューが並ぶ。

ビーガンの人はもちろん、そうでない人も気軽に立ち寄りたい店だ。なお、決済はキャッシュレスのみなので注意してほしい。

  • 水道橋

茶室のにじり口を思わせる小さな扉を勇気を出して開くと、そこは新世界。映画のセットに紛れ込んだかと錯覚させられる光と影の空間だ。キッチンを囲んだコの字型カウンターは立ち飲みで、にぎわうと12人以上が集まることもあるのだとか。

「海老蒸餃子」(6個、800円)など全ての餃子は、注文を受けてから皮に包んで焼き上げたり、蒸したりする。席から見える鮮やかな手さばきはライブ感がある。

「まずはこれ」とスタッフにおすすめされたのが、一番人気の「日式餃子」と皮が厚めの「北京式焼餃子」。いろいろな餃子を食べ比べてみるのも楽しい。

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  • 渋谷

神泉にある「カメラ(KAMERA)」は、フレンチをベースとした中華料理が味わえるネオ居酒屋。メニューは、ビブグルマンを2年連続で獲得した三軒茶屋「ビストロ リゴレ(Bistro Rigole)」のオーナーシェフが監修している。

おすすめメニューの「山形豚の熟成焼売」は、豚の臭みが少なくジューシーな味わいだ。アルコールドリンクとの相性抜群で、中でも試してほしいのが「ウーロン茶ハイ」。「台湾四季春」「鳳凰単叢」「岩茶武夷水仙」の3種類があり、それぞれ異なるフレーバーが楽しめる。

カウンタースタイルで、気軽に立ち飲みできるのも同店の魅力。ふらっと立ち寄って、渋谷のモダンな食カルチャーを堪能してほしい。

  • 永福町

フードクリエーターの五十嵐可菜が届ける、健全でヘルシーな中華料理店。1人で料理の提供を行うことやフードロスの観点から、完全予約制でメニューはコース(6,600円)のみ。

前菜、主菜、副菜のほか、一品料理やデザートが付いたコースの内容は1カ月サイクルで変わり、季節や旬の食材を楽しむことができる。「中華可菜飯店」が目指す「ヘルシー」とは、油を使わないことではなく、使い方を大切にしたものだ。

同店の店名には、伝統的な中華料理に「中華かな?」と自由な発想で問いかける、ちょっとした遊び心も隠れている。オリジナリティーあふれる料理の数々は、脂っこい、辛い、伝統的といった中華料理のイメージを大きく変えてくれるだろう。

上海の田舎町をイメージした店内で、ゆったりとくつろぎながら楽しんでほしい。

東京のニュースタイル飲食店を巡る……

東京にはさまざまなレストランがあるが、定食を提供する食堂は、バランスの良い食事を味わえるだけではなく一人でも入れる気軽さから、ランチタイムの利用に人気だ。

今、新しいスタイルで定食を提供する食堂が増えている。ただおいしい食事を提供するだけではなく、付随するカルチャーが楽しめるのだ。ここでは、2021年にオープンしたばかりの店や、50分の手伝いで1食が無料になる、写真集に没頭できるなど、「食べる」という行為だけではない店を紹介する。

近年、横丁スタイルのニューオープン施設が都心に増えている。それぞれ若者に人気の町や、大型商業施設の併設など、洗練された個性派の飲み屋やバーなどが特徴。店の活気にあふれた様子は見ているだけでも元気をもらえそうだ。

ここでは新大久保、新宿、虎ノ門、立川などに開店した、ノスタルジーと新しさが同居する「ネオ横丁」を紹介する。

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  • 寿司

近年、寿司業界で新たなブームとなっている「カタカナスシ」を聞いたことがあるだろうか。店名はカタカナ。内観は、居酒屋のレトロなデザインとネオンライトなどが融合した「ネオ居酒屋」的な雰囲気が漂う。

遊び心と見た目にインパクトがある「スシ」をはじめ、各店オリジナルの海鮮料理や厳選されたドリンクが、手ごろな価格で楽しめるのが魅力だ。都内のカタカナスシを紹介するのでぜひ訪れてみてほしい。

下町の歴史ある問屋街として知られる、馬喰町。オフィスも多く立ち並ぶこのエリアだが、近年は感度の高いセレクトショップやギャラリーのほか、古い建物をリノベーションした飲食店が続々と増えている。ここではノスタルジーな空気とスタイリッシュさが程よく同居した、最注目の4軒のカフェとレストランを紹介したい。

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