SHIBUYA STUDIO -ArtSticker-
画像提供:株式会社The Chain Museum
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東京、4月に行くべき無料のアート展6選

ピカソ×北斎、沢渡朔、篠原一男など

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アートにあふれる街、東京。ここでは、今月入場無料で楽しめるアート展やイベントを紹介したい。

衣・食・住・音楽・アートを五感で楽しめるイベントやピカソ×北斎の時空を超えた世界、写真家・沢渡朔の個展といった、注目の展示をピックアップ。新たなインスピレーションを受けに行こう。

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  • アート
  • 原宿

ギャラリー ギークアート(Galerie GEEK/ART)」で、スペインで活動するアーティスト、テラン(TERÁN)による日本初の個展「Fantasías de Picasso(ピカソの幻想)」が開かれる。

テランは、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)マルク・シャガール(Marc Chagall)など、巨匠の作品を独自に再解釈したシリーズ『Tribute to the Geniuses』を手がけ、スペイン国内外で高く評価されてきた。

「もしもピカソが葛飾北斎の生きた江戸時代を歩いたら……?」。本展では、ピカソが架空の旅人として北斎の描いた風景や人物と出会い、時空を超えた対話を繰り広げる幻想的な世界を表現。浮世絵の優々たる線や大胆な構図を取り入れ、日本の伝統とテランのスタイルを融合させた新たな試みを展開する。

作品の中でピカソは、象徴的なモチーフと対話し、波に挑み、富士の麓で遊び、春画の官能性と戯れる。時代や文化を横断し、対話し続けるテランの芸術を体感してほしい。

  • アート
  • 日本橋

「日本橋室町162ビル」で、ライフ建築集団・SAMPO Inc.による企画「KEIRO ─衣食住音美、ハレとケの交差点─」が期間限定でオープンする。

会場では、SAMPO Inc.独自の魅力の一つでもある生きた建築を体験できる。コミュニティーショーウィンドウ「表間」、衣食住音美リビングラウンジ「座間」、クリエーターズワークショップスペース「奥間」の3領域に分解されたスペースは、来場者と呼応するように常に建築が表情を変える。

また、酒屋「万珍酒店」の常時出店により、クラフトビール、メスカル、ソフトドリンクなど、世界中の「オーガニックでクラフトな」ドリンクが楽しめる。

さらに、シルクスクリーンワークショップや鹿肉の解体ワークショップ、アーティストの滞在制作、DJや音楽ライブなども開催。集い、語らい、働き、創造し、くつろごう。 

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  • アート
  • 渋谷

「パルコミュージアムトーキョー」で、ArtStickerのローンチ5周年を記念したグループ展が開催。ArtStickerに登録している3000組のアーティストの中から選出された、気鋭アーティスト30組の新作を発表する。

会場にはアーティストスタジオが登場し、制作スタジオに遊びに来たような気分で作品鑑賞ができる。会期中は、瀬戸優や真田将太朗による公開制作も実施予定だ。

また、気になる作品は、ArtSticker内で購入も可能。出展アーティストのこれまでの制作にまつわるエピソードが書かれたカードが設置されるため、作家の人柄や感性も知れるだろう。

作品鑑賞だけでなく、椅子に座ってただ過ごしてみたり、興味を持ったアーティストのことを調べてみたり、感じたことを誰かに伝えてみたりする空間。アーティストたちの作品と気配を感じてほしい。

  • アート
  • 青山

Akio Nagasawa Gallery Aoyama」で、写真家・沢渡朔の個展「AWA no HIBI」が開催される。

沢渡は、一人の女性モデルと向き合い、現実とも虚構ともとれない、その「あわい」の中で作品を制作してきた。今回は、昼下がりの午後、自宅で過ごす一人の女性をテーマにした作品を発表する。

素顔の女性が見せるしぐさや表情。実際にはフィクションでありながら、ノンフィクションの姿を借りるのは、その虚構の向こう側にある一片の現実世界の輝きを捕まえるだろう。

画面の中に漂う現実と虚構の往来に、鑑賞者は戸惑いながらも引き込まれていく。沢渡は、写真作品だけが持つこの特性を巧みに操っている。 


本展に併せて、Akio Nagasawa Publishingから同名の写真集も刊行予定だ。展示空間だけに広がる作品世界を堪能してほしい。

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  • アート
  • 江東区

「ギャラリーエークワッド」で、「建築家・阿部勤のいえ展 暮らしを愉しむデザイン」展が開かれる。

阿部勤は、坂倉準三建築研究所に所属していた1966年から、タイに学校を建設するプロジェクトの担当として、1970年まで日本とタイを行き来して過ごした。そこで、風通しを確保しながら自然と同化して過ごす生活様式や、屋外での過ごし方に現地で触れ、心地良さが建築の要素に重要なことに気づく。

阿部が設計した自邸は「中心のある家」と呼ばれ、完成後50年たった今でも多くの人を魅了し続ける。仕事場兼遊び場である自邸で、阿部は、木漏れ日や吹き抜ける風を感じつつ、時には料理をし、人をもてなしながら語り合う時間を生涯愛した。

本展を通して、建築家による小さな家の中に詰め込まれたデザインの思想が、豊かな暮らしとは何かを問いかけるだろう。 

  • アート
  • 乃木坂

「TOTOギャラリー 間」で、建築家・篠原一男(1925〜2006年)の生誕100年を記念し、「篠原一男 空間に永遠を刻む――生誕百年 100の問い」が開催。生涯を通して自らに「問い」を投げかけ続けた篠原の建築家像を、「永遠性」をテーマに再考する。

自邸兼アトリエ「ハウス イン ヨコハマ」に「篠原アトリエ」を構え、設計と言説の発表を続けた篠原。「住宅は芸術である」と唱え、小住宅の設計に多大なエネルギーを費やした。

1960年代半ば、日本の先導的建築家の多くは都市空間の進展と直截連動した建築コンセプトの構築に邁進した中で、篠原は『白の家』『地の家』という2つの住宅を発表。現在、篠原の住宅は日本における現代住宅の一つの到達点を示すものとして、国内外で再評価の機運が高まっている。

会場では、原図や模型、真筆のスケッチ、家具などのオリジナル資料を通して、篠原の活動と人間性を浮かび上がらせる。また、未完の遺作『蓼科山地の初等幾何』のスケッチも展示予定だ。ぜひ、足を運んでほしい。

4月のアート情報なら……

  • アート

暖かな心地よい季節に、芸術祭巡りはうってつけ。ここでは、旅行や外出先の参考にしてほしい、2025年4月からスタートする芸術祭を紹介する。

3年に一度、瀬戸内の島々を舞台に繰り広げられる「瀬戸内国際芸術祭」や、「2025年日本国際博覧会」を機に開催するStudy:大阪関西国際芸術祭」など、この年にその土地でしか味わえないアート体験が待っている。

  • アート

2025年4月に東京で行くべきアート展を厳選して紹介したい。

フィンランドのモダンデザイン界で圧倒的な存在感を放つタピオ・ヴィルカラを紹介する日本初の大規模展のほか、パティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴによる最新プロジェクトの公開、デザインを体感する展覧会「デザインあ展neo」など、見逃せないアート展をセレクトした。

心踊る春にお気に入りの作品を見つけよう。

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ファッションブランド、ロエベ初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が、2025329日~511日(日)に原宿でスタートした。2024年に上海で初開催された世界を旅する巡回展だ。

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