青森県内にある「青森県立美術館」「青森公立大学 国際芸術センター青森」「弘前れんが倉庫美術館」「八戸市美術館」「十和田市現代美術館」を会場とした「AOMORI GOKANアートフェス」が初開催。9月1日(土)まで楽しめる。
「つらなりのはらっぱ」という共通テーマで各会場が企画する「メイン企画」。青森県立美術館では、同施設の設計者である青木淳が提唱した「原っぱ」論を援用し、展示室のみならず、館内外の至るところでアートを発見・鑑賞・体験できる場を設けることで、美術館全体に大きな「つらなり」を生み出す。そのほかのヴェニューも、個性的な展示を行うため注目したい。
また、本アートフェスの共通企画として、現代美術家の栗林隆による、原子炉の形状をした構造物に薬草の香りを帯びた蒸気を発生させて、観客が中に入って体験することが可能な体験型インスタレーション作品「元気炉」が、5館を巡回することが決定。スケジュールや詳細は、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。