前代未聞の酒を片手に巡れる展覧会「飲みながら…ぐらんぶる展」が開催される。これは『good!アフタヌーン』(講談社)で連載されている人気漫画作品『ぐらんぶる』の連載10周年を記念したイベント企画だ。
井上堅二原作・吉岡公威作画による同作は、大学のスキューバダイビングサークルを題材としているが、その内実は裸の若者たちが狂ったように酒を飲みまくる飲み会マンガと言っても過言ではない。この漫画が持つならではの要素を感じてもらうため、同イベントでは入り口で生ビール、ウーロンハイ、レモンサワー、グレープフルーツサワー、ハイボールといった酒を販売(会場内でIDチェックを行い、20歳未満は提供されない)。
このほか、同展で販売する幻の日本酒「ぐらんぶる」の試飲が楽しめるなど「飲める企画」が盛りだくさんだ。
もちろん、総数241枚(予定)の原画をはじめ、作画の際に使用したネームや設定資料、制作の裏側にあるコンテンツなども展示されている。吉岡が本展のために描きおろしたグッズも見逃せない。コンプライアンスの時代に逆行する10年間の黒歴史を肴に乾杯してみては。