渡辺志桜里 宿/Syuku
「とうとうたらり たらりらたらり あがりららりとう」展 2023 プロジェクト主催、企画 photo by Naoki Takehisa
「とうとうたらり たらりらたらり あがりららりとう」展 2023 プロジェクト主催、企画 photo by Naoki Takehisa

東京、11月に行くべき無料のアート展8選

パフォーマンス、写真、彫刻、能登半島地震支援へのチャリティオークション展まで、この秋訪れたい展示を紹介

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街歩きが心地よい季節。今回、11月に開催する芸術の秋にぴったりの無料のアートイベントをセレクトした。

銀座「資生堂ギャラリー」での「渡辺志桜里 宿/Syuku」展や、「ポーラ ミュージアム アネックス」での能登半島地震への支援を目的としたチャリティオークション「Place in my heart」展、TODA BUILDINGに新オープンする「小山登美夫ギャラリー京橋」での杉戸洋の個展など、入場無料で鑑賞できるアート展示を揃えた。アート尽くしの秋を過ごしてほしい。

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「資生堂ギャラリー」で、アーティスト・渡辺志桜里の個展「渡辺志桜里 宿/Syuku」を開催。渡辺の代表作をダイナミックに展開するとともに、「動き」によるパフォーマンスアートが不定期で行われる。

渡辺は、外来種や絶滅種といった人間と自然との間に生じる衝突を想起させるモチーフに焦点を当てることで、人間同士にはらむ課題を暗示する作品を多く手がける。

今回は、水槽やプランターなどをホースでつなぎ、水やバクテリアを循環させて自律した生態系を構築する代表作『Sans room』を、過去最大規模で展示する。また、渡辺が加藤眞悟や安田登(ともに能楽師)ドミニク・チェン(情報学研究者)らとともに制作した新作能を、映像・サウンドインスタレーション作品として展示する。

ここだけの特別な空間にぜひ足を踏み入れたい。

もっと芸術の秋を楽しむなら・・・

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東京ステーションギャラリー」で、テレンス・コンランの人物像に焦点を当てた初の展覧会テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」が2025年1月5日(日)まで開催されている。デザインの力を信じ続けたコンランの、デザイナーとしての一貫した姿勢と情熱を感じることができるだろう。

 

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アメリカ出身の写真家、アレック・ソス(Alec Soth)の展覧会「部屋についての部屋」が2025年1月19日(日)まで東京都写真美術館」で開催中だ。5年もの歳月をかけて展覧会の構想について対話を重ね、ついに開催が実現したという本展に期待が膨らむ。

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六本木の「森美術館」で、国内27年ぶり、2回目となる最大規模の個展「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」が2025年1月19日(日)まで開催されている。

六本木ヒルズ」を象徴するように配置された、ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois、1911〜2010年)のパブリックアート『ママン』 。クモの形を模したこの彫刻を知っている人は多いと思うが、その作家であるブルジョワについて国内ではあまり知られていない。

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