50. バンクーバー(カナダ)
この都市が誇れること:バンクーバーは、上りの山道を3キロ近く歩いたとしても、「ああ、楽しかった」と感じられるような街だと思われている。しかし、この西海岸の大都市には、ハイキングやカヤック、マウンテンバイク、スノーボード、スキーといった山のアクティビティー以外にも魅力がたくさんある。
ここは冬だけでなく夏にも訪れる人の多い都市であり、ビーチやイベントに人が集まる。例えば、歴史ある花火大会「Celebration Of Light」、「バンクーバー国際ジャズ・フェスティバル」、そして街で最もフォトジェニックな地区で開催されるストリートパーティー「Khatsahlano」がある。
バンクーバーは非公式ながら、日本以外で1年を通じて本格的なすしが味わえる場所としても知られる。また、ミシュランの一つ星を獲得したレストランが9軒もあり、現代のフードシーンも盛り上がりを見せている。新規オープンしたヒップな「Andrea Gail」は、バンクーバーらしさがあふれるスポット。内装はパンク、提供される料理はベジタリアン、店舗があるのは船積み施設の近くだ。
今すぐ訪問すべき理由:バンクーバーで酒を飲むことが、ここまでエキサイティングなことは過去になかっただろう。クラフトビール好きならこの街で最も歴史があり、最も大胆なビールを味わえる「Storm」を訪れずして、バンクーバー旅行は完結しない。カクテル好きなら、会計事務所に偽装された隠れ家酒場「Key Party」の品揃えにうっとりするだろう。
注目の数字:バンクーバーがカナダで最も美しい都市だという主張には一理ある。94%の地元の人々が、この都市は美しいと評価。モントリオールを2%上回る結果となった。
Shawn Conner Contributor, Vancouver