今日の「鳴る」カレー:デリー 上野店

水曜日はカレーマニアのDJがおすすめカレーをスピン

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じわじわくるホットなグルーヴは、JBサウンドのごとし

今日のスパイスは、東京を代表する老舗カレー店のひとつ、デリーの『カシミールカレー』。現在、都内に3店舗を構えるデリーの元祖が、上野店だ。行列の絶えない同店で、不動の人気を誇るのが、『カシミールカレー』。スープカレーのようなシャバシャバとしたルーは極辛だが、口に入れると複雑なスパイスの香りとほのかな甘みを感じる。この絶妙な香りと味のバランスが、日本米との相性もぴったりなのだ。テーブルに常備されている玉ねぎのアチャールと一緒に頬張れば、スプーンが止まらなくなること間違いなし。

このカレーを音楽に例えるなら、ジェームス・ブラウンの『Bodyheat』。食べ進めると徐々に体が熱を帯びていくこの感覚はまさに、じわじわとミドルテンポで攻めてくる『Bodyheat』のシンプルなファンクサウンドそのもの。エンドレスで味わいたいグルーヴである。

デリー 上野店の詳しい情報はこちら

テキスト:カレーDJ カルダモン太郎

ニューオープンのレストラン

  • ワインバー
  • 経堂
カシエル
カシエル

まだまだ知られていないドイツワインの味わいと魅力を伝えていくショップ&バーが経堂にオープン。 都内でも有数の品揃えのドイツワインと、季節の食材とのペアリングを気軽に楽しめる。ワインの小売りも行っており、店内に作り付けられたワインセラーにずらりと並ぶ約90種類のボトルは、すべてドイツワインだ。 オーナーはドイツに11年ほど滞在した経験を持つ。ドイツワインの魅力をもっと日本に広めたいというミッションのもとオープンした。 ワインは、グラスで常時10種類ほどを用意。スパークリングワイン以外は、ポーションを3種類から選べ、50ミリリットル(300円~)、100ミリリットル(600円~)、150ミリリットル(850円~)。100ミリリットルと150ミリリットルには、小さなおつまみをサービスで提供する。

  • バーべキュー
  • 新宿
ラム焼肉専門店 ラムネ
ラム焼肉専門店 ラムネ

16種類の部位売りを可能にした本格ラム焼肉専門店が、新宿にオープン。 ラム肉のレストランでこんなにも多用な部位が食べられるのはここだけ。超希少羊と言われる「ベビーラム」や希少部位「外ももはばき」も提供される。「ベビーラム」とは、生後3カ月未満の乳飲み羊のきめ細かい肉で、ほのかにミルクの余韻が広がる。「外ももはばき」は、大腿骨に巻き付いている赤身肉で、1頭の子羊からわずか300グラムしか取れないとのことだ。 全席に無煙ロースターを設置し視界を遮るダクトもなく、服ににおいが付きにくいので、接待や商談、デートなど、さまざまな場面で活用できるだろう。

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  • Things to do
  • 信濃町
ダイアログ イン ザ ダーク
ダイアログ イン ザ ダーク

体験型プログラム「ダイアログ イン ザ ダーク」初となる、大人のための体験施設「内なる美、ととのう暗闇。」が誕生。 世界30カ国、約130都市で開催されているダイアログ イン ザ ダークとは、参加者は暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障がい者)のサポートのもと、完全に光を遮断した空間のを探検し、視覚以外の様々な感覚、そしてコミュニケーションの大切さを体感できるプログラムだ。 「内なる美、ととのう暗闇。」では、禅の思想をベースとしたマインドフルネスを用いて、自然や日本文化を感じることのできる神宮外苑ならでは様々なシーンが用意される。これまでとは異なり、漆黒の暗闇での体験を通して体の中のあらゆる五感を目覚めさせ、身体感覚を研ぎ澄まし、内に秘めた美を磨く、日本だけのオリジナルプログラムだ。 なお、チケットの発売は2019年夏の予定。

人気のグルメ特集

  • ラーメン

日本屈指の繁華街である渋谷は多彩な個性を持ったラーメン店が点在し、名店や人気店も多いが、ハズレも多い玉石混交なラーメンタウンである。ここでは、ラーメンハンターが厳選した渋谷の「本当に美味しいラーメン店」を15軒紹介する。ランチはもちろん、飲み会や夜遊びの合間に挟みたい極上の一杯を見つけてほしい。  

東京、はみ出しグルメ8選
東京、はみ出しグルメ8選
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、はみ出しグルメ8選 はみ出しグルメとは皿に収まらない量や大きさがを売りにした料理のこと。「器を大きくすれば良いのでは?」と野暮なことを考える人もいるかもしれないが、見た目から受ける印象も料理の美味しさを左右する大事な要素。はみ出しは、店側の演出であり、もてなしの心なのだ。ここでは、東京で楽しめる、はみ出しグルメを紹介。見た目は迫力満点だが、フードファイターが挑戦するようなメガ盛りメニューは避けているので、ご安心を。がっつり食べたいときには、これを読んでボリュームランチや話題のデカ盛りにぜひ挑んでほしい。
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イギリス人がインドの煮込み料理をカレーと名付け、明治初期に日本に伝えて以来、絶え間ない進化を続けたカレーは、日本の国民食として確固たる地位を築き、ひとつの料理としてくくりきれないほどの存在となった。東京でも数えきれないほどの店がカレーを提供しており、タイムアウト東京でもエリアごとや、ジャンル別などで何度も特集を組んできたが、全体を捉えることは、実に難しい。ここでは、発祥の地、インドのカレーをメインに据え、タイカレーや、日本のカレーの礎となった「欧風カレー」などをジャンルごとに紹介。カレーマニアの読者にとっては、ジャンル分けやセレクトに異論も多数あることと思うが、これをひとつの基準として東京のカレー探索に勤しんでほしい。
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