東新宿駅から徒歩5分ほど、抜弁天交差点の角にひっそりと佇む小さな店、みせるま(MiseLMA)。同店は、無農薬野菜や酵素玄米を用いた食事をはじめ、グルテンフリーのスイーツや静岡県牧之原市から直送された緑茶など、身も心も満たしてくれるようなメニューを楽しむことのできる一軒だ。美味しい料理と、気さくな店主の人柄だけでも、十分我々にパワーを与えてくれるが、ここではもう一匹、その愛らしい姿で我々の心を癒してくれるスタッフが日々仕事に励んでいる。彼の名は、アニー。まだ1歳の好奇心旺盛な新米看板猫だ。
ひな人形を飾る。ー2月19日は雨水
2月19日は、二十四節気のひとつである「雨水」。雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味でこの名称となった。草木も芽を出し始め、日ごとに春らしくなる季節。江戸時代の商家では雨水からひな人形を飾ると良縁に恵まれるといわれ、農家では雨水を目安に農耕の準備をしたという。今日は押入れに仕舞いこんであるひな人形を出して飾る日にしよう。もし家の外でお雛様を楽しみたいなら、目黒雅叙園の百段階段で開催されている『百段雛まつり九州ひな紀行II』を勧めたい。タイトルにある通り、九州地方の雛人形を集めた同展では、山の中へ雛人形を飾る雛山など、関東にはない珍しい雛飾りを見ることができる。タイムスリップしたような気分を味わえる百段階段で、江戸情緒を感じたい。