串カツ居酒屋のベンチャーが躍進するなど、大阪名物の串カツが東京に浸透して久しい。そのなかで、よりリーズナブルかつスピーディーに楽しめる、立ち食いスタイルの店も存在する。ソースの二度漬けがNGで、牛や紅ショウガが定番の王道関西スタイルから、トリ串を名物に、ポン酢ダレとユズ胡椒で味わわせる個性派まで多種多様。天ぷらよりもパンチの効いた味わいで、満足度の高い串カツは一軒目や晩酌にもってこいだ。
必食:『串カツセット』(1,080円)
今日は、渋谷にある、立ち食い串カツ店の瀬戸内とりかつを紹介したい。大阪の王道串カツの具材は牛だが、同店では鶏がメイン。部位は多彩で、モモやセセリ、ハラミ、ササミ、ツクネ、レバカツは162円で味わえる。シソササミやササミチーズは194円。そのほか、豚や魚介、野菜の串揚げ、つまみやご飯ものなども充実している。店名の由来は瀬戸内名物の柑橘(かんきつ)にあり、ポン酢タレやユズ胡椒で味わうのがオススメ。串カツ5本にドリンクが付く1,080円のセットは、19時までは2杯飲める。