タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、立ち食い串カツ5選
テキスト:中山秀明
串カツ居酒屋のベンチャーが躍進するなど、大阪名物の串カツが東京に浸透して久しい。そのなかで、よりリーズナブルかつスピーディーに楽しめる、立ち食いスタイルの店も存在する。ソースの二度漬けがNGで、牛や紅ショウガが定番の王道関西スタイルから、トリ串を名物に、ポン酢ダレとユズ胡椒で味わわせる個性派まで多種多様。天ぷらよりもパンチの効いた味わいで、満足度の高い串カツは一軒目や晩酌にもってこいだ。
大阪の王道串カツの具材は牛だが、瀬戸内とりかつでは鶏をメインに提供している。部位は多彩で、モモやセセリ、ハラミ、ササミ、ツクネ、レバカツは162円で味わえる。シソササミやササミチーズは194円。そのほか、豚や魚介、野菜の串揚げ、つまみやご飯ものなども充実している。店名の由来は瀬戸内名物の柑橘(かんきつ)にあり、ポン酢タレやユズ胡椒で味わうのがオススメ。串カツ5本にドリンクが付く1,080円のセットは、19時までは2杯飲める。
高級日本料理の代表格というイメージが強い寿司だが、もともとにぎりり寿司は、せっかちな江戸っ子のために生まれた屋台の味。当時のファストフードと言える存在だった。現在では回転寿司という選択肢もあるが、今回は本来の姿に立ち返り、東京のおいしい立ち食い寿司を紹介したい。一人でも気軽に立ち寄れる店ばかりなので、急に寿司が食べたくなったときに駆け込もう。
焼き肉といえば数人で網を囲み、ゆっくりと楽しむ。そんなスタイルが一般的だが、東京のグルメシーンは多種多様。対面式カウンターで楽しむ、一人や少人数向けの立ち食い焼き肉店も存在する。店側としては省スペースかつ、客の回転率が良いという利点があるため、メニューは破格だ。中には、好みの部位を1枚からオーダーできる店もある。赤身、霜降り、ホルモンと、気兼ねなく思い思いの焼き肉タイムを楽しんでみては。ここでは、ふと、一人で存分に肉を楽しみたいと思ったときに行きたい立ち食い焼き肉店を紹介する。
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