渋谷サクラステージ
Photo: Kisa Toyoshima「渋谷サクラステージ」外観
Photo: Kisa Toyoshima

渋谷サクラステージでしかできない6のこと

7月25日オープン、トレンドやカルチャーを発信する複合施設へ

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タイムアウト東京 > Things To Do > 渋谷サクラステージでしかできない6のこと

2024年7月25日(木)、「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」の商業エリアに、ショップやレストランが新たに37テナントオープンする。渋谷エリア最大級の書店「ツタヤ ブックストア(TSUTAYA BOOKSTORE)渋谷サクラステージ」や、「インディークリエーターのあそびば」をコンセプトとした「404 ノット ファウンド(Not Found)」など、かつての渋谷・桜丘エリアをほうふつとさせる、最先端のトレンドやカルチャーを創出・発信するヴェニューが揃う。

また、7月21日(日)にはJR渋谷駅新南改札が渋谷サクラステージと「渋谷ストリーム」の間の新駅舎に移動し、使用開始される。これにより山手線と埼京線の両ホームへ直接アクセスできるようになる。

加えて地下2階では、国道246号を南北へ横断できる「西口地下歩道」も開通。渋谷の街を回遊して楽しむべく、新たな施設へ足を運んでみてほしい。

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  • ショッピング
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ツタヤ ブックストア 渋谷サクラステージ

約16万冊の在庫を持つ、渋谷エリア最大級の書店「ツタヤ ブックストア渋谷サクラステージ」がオープン。ビジネスや人文、芸術などのジャンルに力を入れ、渋谷に住む・働く・遊びに来る人全ての知的好奇心に応えるラインアップとなっている。

店内には、集中して仕事ができるエリアを中心に、打ち合わせスペースとして利用できる会議室を3室、1人用の個室を5室用意した「シェアラウンジ(SHARE LOUNGE)」を併設。買い物や仕事終わりには、ソファ席でくつろぐのもいいだろう。

かつて同エリアには「山下書店渋谷南口店」「あおい書店渋谷南口店」 などがあったが、現在は惜しくも閉店してしまっている。南口エリア待望の書店に足を運んでみては。

404 ノット ファウンド

「インディークリエーターのあそびば」をコンセプトとした「404ノットファウンド」。ゲームやアート、音楽、フードなど、さまざまな領域のクリエーターが集まる拠点となる。

メインエリアで展示イベントスペースの「404 PARK」では現在、オープニングイベントとして日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」と連動し、ゲームの展示や試遊が楽しめる。

メインエリアに隣接する「404 STORE」では、イベントに連動したグッズを販売するほか、カフェスペースで交流もできる。

「404 STUDIO」という配信ができるスペースも設置。メインエリアに設置された幅10メートル超のLEDと配信映像を連動させることも可能だという。

また、これから飲食をスタートしたい若手シェフたちが利用できる「404 Kitchen」は、飲食関係のポップアップイベントや実験の場として期待される。イベント開催時以外は、クリエーターたちの食堂として運営されるそうだ。

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渋谷 バイ ストリート

和食シェフがライブキッチンで調理する「酒場ジャロウ」や、看板メニューの水餃子をはじめとする料理と台湾産のクラフトビール・ウイスキーが楽しめる「水餃子 ミスターリー(MR.LEE)」をはじめ、路面店のような個性豊かな飲食店が6店舗連なるエリア「渋谷 バイ ストリート(By STREET)」。1人でも、誰とでも利用しやすい店舗が揃う。

ここでは、ソウルミュージックが特注のJBLのスピーカーから流れる寿司店「スシ ソウル(SUSHI SOUL)」をピックアップ。入店時は、アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)の『That’s the Way of the World』がかかっていた。

定番のにぎりはもちろん、「アジとガリ」「穴子とパルメザン」をはじめとした個性的でカジュアルなメニューのほか、アレンジを加えた天ぷらがラインアップ。常時20〜30種類ほどのワインを用意し、料理とのマリアージュが楽しめる。

渋谷産ビールで乾杯する。

シブヤ サクラガオカ ビア ホール

学芸大学の人気ベトナム料理店「スタンドバインミー(Stand Bánh Mì)」 の新店「スタンドフォーユー(Stand Phở You)」や、ミシュラン星付きフランス料理店「ラチュレ(LATURE)」のシェフが挑む「メイドインジャパンのピザ」をコンセプトとした「シエル ピザ(Ciel Pizza)」をはじめ、8店舗が立ち並ぶフードホールの「シブヤ サクラガオカ ビア ホール(SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL)」。モバイルオーダーを導入し、テイクアウトはもちろん、ディナーでは席からのモバイルオーダーでホール内全店舗の食事が楽しめる。

中でも注目は「シブヤ ブルワリー(SHIBUYA BREWERY)」。渋谷に新しく誕生したビール醸造所併設のレストランだ。店内での醸造は2024年内を予定。醸造スペースはガラス張りで、その過程を楽しみながらビールを飲めばより一層味わい深く感じるだろう。

取材時は5タップ中2タップが自社で醸造した「SHIBUYA WEIZEN」「SHIBUYA PALEALE」が提供されていた。

サイズは250ミリリットルの「Small」、420ミリリットルの「Regular」、650ミリリットルの「Large」から選べる。フードは、北海道小清水町で収穫されたジャガイモを使用した「三色フライドポテト」や、「フィッシュ&チップス」など、ビールとよく合うメニューがラインアップする。

出来立てのクラフトビールを味わえるようになるのが、今から待ち遠しい。

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麻布十番の老舗ものまねショーパブの姉妹店で、エンターテインメントバーの「ダイコン(DAIKON)」。現時点ではテイクアウトのみだが、昼は沖縄の人気カレー店「あじとやエクスプレス(express)」の「キーマソーセージカレー」を提供する。

真骨頂とも言えるディナータイムでは、10分500円(税込み)で生ビールやハイボール、レモンサワー、ウーロンハイなどが飲み放題なのに加えて、カクテルやシャンパンが各種ラインアップ。昼のカレーがイートインで味わえるほか、ナポリタンや「しみしみ大根」、エダマメなどのフードを併せて注文したい。

また、スタッフとしてものまねタレントやお笑い芸人が在籍。取材時には、まちゅによる宇多田ヒカルや、二木大輔さよさよの人気アニメキャラクターのモノマネを楽しませてもらった。

夜の始まりの1軒目にも、終電を逃してしまった止まり木にも訪れてみてほしい。ホスピタリティーあふれる笑いの絶えない空間で飲む酒は格別だろう。

渋谷の新たな玄関口を利用する。

JR渋谷駅新南改札

JR東日本ホテルメッツ渋谷」のそばにあるJR渋谷駅新南改札が、渋谷サクラステージと渋谷ストリームの間の新駅舎に移動。21日の初電から使用開始される。これにより、山手線と埼京線の両ホームへ直接アクセスすることが可能となる。

新駅舎の全面開業は2026年度を予定。まだまだ変化が続く渋谷駅周辺を観測してほしい。

渋谷の街を歩く......

  • Things to do

「100年に1度の大規模再開発」をうたい、相次いで再開発が成された渋谷。似たような商業施設ばかりになってしまったという嘆く声もチラホラ聞こえるが、それでもまだ同エリアが東京のカルチャーを生み出す場所であることは間違いなさそうだ。

ここでは、渋谷エリアを「渋谷スクランブルスクエア」「ミヤシタパーク」「渋谷パルコ」「スパイラル」「明治神宮」「代々木公園」周辺など目的地となる9つのランドマーク周辺エリアに分けて、体験すべき101のことを紹介する。

話題のニューオープンはもちろん、大事な人にだけ教えたい絶品の隠れ家バー、エッジのきいたショップなど、渋谷近辺でカルチャーを感じたい人には最適なリストになっている。ぜひ参考にしてほしい。

  • Things to do

1999年12月31日というエポックなタイミングでオープンした「シブヤ ツタヤ(SHIBUYA TSUTAYA)」。同施設が「好きなもので、世界をつくれ。」をテーマに、2024年4月25日(木)リニューアルオープンする。

海外からの観光客も多く訪れるスクランブル交差点に新たにできるカルチャーの発信地では、きっとあなたの「好き」に出合えるだろう。同店でしか手に入らないコラボレーショングッズや展示は、ファンならずとも一見の価値がある。新しく生まれ変わった、渋谷の名所に足を運んでみてほしい。

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  • ナイトライフ

猥雑さと昭和の香りが残る渋谷百軒店は、大人が集う繁華街というイメージをもつ人も多いかもしれない。道玄坂側の入り口にはストリップ劇場や無料案内所が立ち並び、少々近寄りがたい雰囲気を放っている。しかし近年、世代交代した店が増え、新しいカルチャーと昔ながらの老舗が残るユニークなエリアへと進化を遂げつつあるのだ。

そもそも渋谷百軒店は、関東大震災直後に「百貨店」をコンセプトに形成された商店街。その後、1945年の東京大空襲により、街は全焼する。昭和になるとジャズ喫茶やレストラン、テアトルの映画館などが立ち並ぶ飲食街としてにぎわいを取り戻した。ここでは、その名残が感じられる1931(昭和6)年に創業した老舗や、スナックを引き継ぎDJバーとしても営業する店など、アフター5から早朝まで楽しめる百軒店の居酒屋やバー、レストランを紹介する。

  • ナイトライフ

多種多様な人が集まる東京の夜は、たくさんの選択肢がある。ふと、いい音楽を聴きながら酒を愉しみたいと思った日には、DJバーに行こう。どんな夜を過ごしたいかは人それぞれ。特集では平日もDJがターンテーブルに盤を乗せ、オーディエンスを盛り上げている店や、店主が密かにセレクトする音楽とともにしっとりと飲める店など、渋谷界隈の名店を紹介する。

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  • ラーメン

日本屈指の繁華街である渋谷は多彩な個性を持ったラーメン店が点在し、名店や人気店も多いが、ハズレも多い玉石混交なラーメンタウンである。ここでは、ラーメンハンターが厳選した渋谷の「本当においしいラーメン店」を13軒紹介する。ランチはもちろん、飲み会や夜遊びの合間に挟みたい極上の一杯を見つけてほしい。

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