ぷりさんぽ
『ぷりさんぽ』
『ぷりさんぽ』

街歩きで参考にしたいYouTubeチャンネル3選

家で楽しめる東京のカフェ巡り、ディープなグルメ、「深掘り築地市場」

広告

タイムアウト東京>Things to do >街歩きで参考にしたいYouTubeチャンネル3選

東京は緊急事態宣言発令によって飲酒や外食、アミューズメントなどさまざまな行動が制限されている。しかし、街にあふれる魅力が消えたわけではない。むしろコロナ禍によって、海外や遠方に刺激を求めていた人々は身近な地域の良さを再発見し始めている。

ここでは、東京に眠るユニークスポットを独自の切り口で紹介しているおすすめのYouTubeチャンネルを挙げよう。築地市場公式による深掘り情報てんこもりのガイドから、知られざるディープな店をピックする散歩チャンネル、インスタグラマーが次代の感性で編集した絶品スイーツと喫茶店巡りVlogまで、知ればきっと行きたくなるものばかり。

今回は、2021年にスタートした新進気鋭のチャンネルをリストアップした。いずれも代替できない魅力を持った動画だ。家で鑑賞を楽しむのもいいし、緊急事態宣言などが解除されたときの楽しみに取っておくのもいいだろう。

関連記事
新大久保、韓国を感じる最新スポット
日本橋で過ごす24時間

東京と神奈川県を中心に魅力的な喫茶店とスイーツの情報を発信しているVlog。もともとInstagramで同じ内容のカフェレポートを投稿していたが、「写真と動画では魅せ方が変わるのではないか」と思い、2021年2月7日からYouTube動画投稿をスタートした。

ポップさとスマートさを兼ね備えたシンプルな編集と、厚みやサイズ、色味がよく分かる、見ているだけでよだれが出てくるスイーツショットがたまらない。店名が常に左上に表示してあり、いつでも検索できるのもうれしい。新着動画も意欲的に更新している。

見れば、「こんなすてきな店があったのか」と、新たな出合いにつながること間違いなしだ。

イベントオーガナイザーとしても活躍するMCぷりぷりがホストとなって多彩なゲストを招き、「今、気になる場所」を巡るディープな散歩番組。ユニークな店を紹介するとともに、ゲストの普段は見せない横顔なども見られるトーク番組としての側面も持っている。

2021年4月からレコード会社ミディのYouTubeチャンネルでスタートした。初回は、女優の三宅里沙と巡る池袋編。コロナ禍以降、本格派のアジア料理店が増え続けている池袋をピックアップして、全5本で「日本の中の異国」が堪能できる。

5月26日には高円寺編第1弾が公開。どりーむずかむとぅるーの社長、清水幸佑をゲストに招待して、焼き貝あぶさんや、どりーむずかむとぅるー系列店の山形料理などなじみ深い店を巡っていく。

また、MCぷりぷりは星葡萄(ほしぶどう)名義でタイムアウト東京に執筆協力をしている。

関連記事京王閣競輪場でしかできない6のこと

広告

2021年5月2日に開設された、築地場外市場の公式YouTubeチャンネル。同地の職人や店主から聞く裏話から、名店の舞台裏まで、なんと開設日から100日間連続で配信を実施している(視聴はいつでも可能)。

おすすめの取り寄せグルメ、名物「玉子焼き」の作り方、ビギナー向けの築地巡りスポット、知られざる築地の食器店やパン工房など、かつてないほどの情報量に満ちた「アルティメット築地ガイド」である。

さらに、築地で行われる季節ごとの各種イベント情報や、ネットショッピングの紹介もしている。動画を観て、気になったら詳細情報をチェックしてほしい。

築地を深掘りしたい人も、どんなエリアなのか知りたい人もどちらも満足できるので、まずは試しにのぞいてみては。

Netflixとアマプラだけじゃない、面白い配信動画

  • 映画

日本語字幕や多言語対応、音声ガイド、手話通訳といったサービスが整った環境で、演劇やダンス、映画、メディア芸術などのコンテンツを楽しめる動画配信サービス『THEATRE for ALL(シアター フォー オール)』。アクセシビリティに対応した数々の作品を配信し、まさに「誰もに開かれた」オンライン型劇場だ。

『THEATRE for ALL』のコンテンツを利用する上で必要なことは、公式ウェブサイトから会員登録をすること。コンテンツは無料と有料のものがあり、無料のコンテンツは、会員であれば誰もが自由に利用することができる。有料コンテンツは、その都度指定される料金を支払う形で観ることもできるが、より広く楽しみたければ、定額見放題の「THEATRE for ALL 支援会員」(3万円/年)に入会し、同プロジェクトのサポーターになるのもおすすめ。「THEATRE for ALL 支援会員」にはイベントや企画に参加できる機会が用意されているほか、定期的にラインアップが変わる見放題対象コンテンツ(有料動画含む)を無制限で視聴することも可能だ。

また、彼らが立ち上げた「THEATRE for ALL LAB(シアター フォー オール ラボ)」では、アクセシビリティに対してのリサーチ活動を実施。障がい当事者や支援団体、さまざまな立場の視聴者らと研究を重ね、ラーニングプログラムの開発にも力を入れているようだ。鑑賞体験をより豊かにしたい人は、ぜひラーニングプログラムも忘れずにチェックしよう。

ここでは、タイムアウト東京英語編集部の視点でピックアップした5つの映像コンテンツを紹介する。自宅で過ごす時間が増えた今、自分の世界を広げられる手段としてぜひ参考にしてみてほしい。

Paid content
  • 映画

今観るべき映画といったわけでもなく、全くもって自由に、東京をテーマに10の映画を選ばせてもらった。とは言え、東京の括りでは膨大な数の作品が対象になるので、ここでは「東京で実際に撮影されていること」「比較的近年の作品」そして主に「海外の監督の作品」を中心に紹介する。

さまざまな特徴を持った複数の街の集合体である東京は、その全体を一本の作品の中に包括的に映し出すことは難しいと言えるだろう。だが、ここで挙げる作品は、ある側面から見た東京の魅力や相貌を何がしかの方法で捉えようとしている。そのような共通項目を持つ映画郡をまとめて顧みることで、新たな映画と東京の可能性を探り当てる機会となれば幸いだ。

これはベスト10ではなく、あくまで10選なので、選外となってしまった作品も多い(『ロスト・イン・トランスレーション』もその一つ。西新宿にロケした数ある映画史上最高の一本と言える)。あなたにとって、東京を魅力的に描いた一本は何だろうか。

広告
  • アート
  • アート

新型コロナウイルス対策を理由に、博物館や美術館の作品観賞を諦めてしまうのは時期尚早だ。有名な商業施設などが休業している間も、東京だけでなく日本各地にあるさまざまな施設がオンライン展示を行っている。鳥取砂丘の砂の美術館が公開している砂の彫刻や、東京のうんこミュージアムが提供するユニークなギャラリーを自宅でゆっくりと堪能できるのだ。

作品を目の前で見た時の感動を、そのままオンラインで再現することは難しいかもしれない。しかし印象派の絵画が持つ深い歴史を知り、最先端のテクノロジーについて詳しく学ぶチャンスを逃す手はないだろう。

歌舞伎や日本舞踊、能狂言など、伝統芸能の無料オンラインビューイング総集編。何百年も連綿と続いてきた伝統芸能は、代替の利かない私たちの宝。外出自粛が続く今こそ、鑑賞の好機だ。ここでは、若手歌舞伎俳優のみずみずしい演技や、円熟の芸が光る歌舞伎作品をはじめ、日本舞踊や能狂言、文楽の舞台、落語の高座、野村萬斎が狂言「笑いの型」を届ける「うちで笑おう」シリーズや、楽器がなくても稽古ができる能楽囃子(はやし)体験など、ユニークな伝統芸能の映像も紹介。子ども向けや説明があるものなど、初心者にも観やすい内容となっている。

※2021年4月28日更新

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告