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自宅で観劇:第6回 伝統芸能オンラインビューイング一覧

歌舞伎や日本舞踊、能狂言、文楽、落語など無料配信中の伝統芸能を紹介

Hisato Hayashi
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監修:高橋彩子

歌舞伎や日本舞踊、能狂言など、伝統芸能の無料オンラインビューイング総集編。何百年も連綿と続いてきた伝統芸能は、代替の利かない私たちの宝。外出自粛が続く今こそ、鑑賞の好機だ。ここでは、若手歌舞伎俳優のみずみずしい演技や、円熟の芸が光る歌舞伎作品をはじめ、日本舞踊や能狂言、文楽の舞台、落語の高座、野村萬斎が狂言「笑いの型」を届ける「うちで笑おう」シリーズや、楽器がなくても稽古ができる能楽囃子体験など、ユニークな伝統芸能の映像も紹介。子ども向けや説明があるものなど、初心者にも観やすい内容となっている。

※2021年4月28日更新

関連記事『自宅で観劇:第5回 歌舞伎 円熟の芸と日本舞踊

日本舞踊 宗家藤間流の宗家、藤間勘十郎による「宗家藤間勘十郎チャンネル」

『清元 うかれ坊主』『日高川』『京鹿子娘道成寺』などを公開中。

『横浜能楽堂アーカイブコレクション』として、過去の舞台映像などを配信している。

今藤政太郎出演の長唄『鷺娘』やこども狂言堂などを公開中。また、2021年3月20日に開催された普及公演『バリアフリー能』の記録映像全編も視聴できる。(2021年6月30日まで)

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公益財団法人大槻能楽堂によるチャンネル。

『大槻能楽堂自主公演能特別版 感染対策トライアル公演』を公開。また、『雷電』の曲目解説および本編や大槻自主公演能(半能『三輪』、半能『葵上』)特別版を関西の囃子方ユニット『TTR能プロジェクト』 とのコラボレーションで配信中。そのほか、楽器がなくても稽古ができる能楽囃子体験シリーズを楽しめる。

野村万蔵が解説する『萬狂言チャンネル』。

狂言 『盆山』『舟ふな』などを、初心者に向けてわかりやすく解説してくれる。

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野村萬斎によるチャンネル。

狂言の「笑いの型」をレクチャーする『うちで笑おう 狂言の笑い』ほか、コラボレーション動画などを公開中。

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アニメーションと浄瑠璃人形のコラボ『夜の浄瑠璃人形』をはじめ、子供に向けた動画や、施設内で放映している動画『吉野川、阿波藍から紡ぐ阿波人形浄瑠璃』を配信。

歌舞伎の舞台収録映像、歌舞伎鑑賞教室『はじめての歌舞伎』といった教育コンテンツ映像のダイジェスト版をYouTube『松竹チャンネル』で配信。

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金沢能楽会によるチャンネル。

金沢能楽会定例能の出演者のインタビュー動画を配信している。

高橋彩子
舞踊・演劇ライター。現代劇、伝統芸能、バレエ・ダンス、 ミュージカル、オペラなどを中心に取材。「エル・ジャポン」「AERA」「ぴあ」「The Japan Times」や、各種公演パンフレットなどに執筆している。年間観劇数250本以上。第10回日本ダンス評論賞第一席。現在、ウェブマガジン「ONTOMO」で聴覚面から舞台を紹介する「耳から“観る”舞台」、エンタメ特化型情報メディア「SPICE」で「もっと文楽!〜文楽技芸員インタビュー〜を連載中。

 http://blog.goo.ne.jp/pluiedete

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、外出を控えている人、見るはずだった公演が中止になってしまった人、さらには海外への観劇旅行をキャンセルした人もいることだろう。しかし、代わりに多くの劇場が無料で映像配信を行っており、自宅で見られる映像がざくざくだ。その中から、お勧めできる映像を独断と偏見で選んでご紹介しよう。この機会にあなたも、ダンスや演劇、伝統芸能の鑑賞デビューを。

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何百年も連綿と続いてきた伝統芸能は、代替の利かない私たちの宝。上演時間の長さや場所が原因で普段観られない人もいるかもしれないが、外出自粛する今こそ、鑑賞の好機だ。現在、特別に公開されている伝統芸能の映像を観て、継承した芸の上に成り立つ彼らの「今」を感じてほしい。今回は、ベテラン歌舞伎俳優の円熟の芸と、若き宗家の日本舞踊を紹介する。

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