三溪園
画像提供:三溪園
画像提供:三溪園

東京、正月に行ける庭園6選

三溪園や明治神宮御苑など混雑を避けて新年を心穏やかに迎える

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元旦は多くの人で混雑しており、落ち着かない。そんな人は、日本の風雅と風景を楽しみながら、初詣気分も感じられる日本庭園を訪れてみよう。

広大な敷地に歴史的建造物と自然が広がる横浜の「三溪園」や、渓流や池を配した自然豊かな景観が魅力の「有栖川宮記念公園」、宿泊者以外も散策できる「ホテルニューオータニ」の日本庭園など、元旦から訪れることができる庭園を紹介。新年をゆったりと迎えながら、日本庭園の魅力を堪能してみてほしい。

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明治神宮の境内に広がる広大な庭園。明治天皇と昭憲皇太后ゆかりの場所として知られる。もともと江戸時代の大名庭園だった土地に作られ、自然の地形や植生を生かして整備されている。

庭園の中心には「南池(なんち)」という池があり、カキツバタやハスの花が季節ごとに美しく咲く。池のそばにあるかやぶき屋根の「隔雲亭(かくうんてい)」では、伝統的な日本建築の美しさが感じられる。

参拝のついでに散策したり、心をリフレッシュするのにぴったりな場所だ。

明治神宮御苑の人気スポットである「清正の井戸」は、正月にも訪れる価値がある。「パワースポット」として知られ、新年に訪れることで清らかな気を感じられるだろう。

※無休/開園時間は9〜16時/入場料(維持協力金)は500円 

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神奈川県の本牧エリアの一角にある三溪園は、古建築と自然が調和した四季折々の景色が楽しめる日本庭園だ。約17万5000㎡におよぶ園内には、京都や鎌倉などから移築された建造物が巧みに配置されている。

また、園内にある「三溪記念館」では、創設者の原三溪が支援した横山大観らが手がけた近代日本画などの芸術作品に触れられる。

三溪園の新春を飾るイベントとして、正月三カ日には原三溪旧宅の鶴翔閣を一般公開。建物内では「筝曲演奏」「庖丁式」「和妻」と言った、日本の伝統芸能が披露される。

隣接する本牧市民公園内には、誰もが気軽に安心して陶芸を楽しめる「陶芸横浜市陶芸センター」もある。

※12月26日(木)~31(火)は休園日、1月1日(水)から営業/9~17時(入園は閉園の30分前まで)/入園料は900円、小学生・中学生 200円、

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広さおよそ6.7ヘクタールの公園。もともと江戸時代には、盛岡南部藩の下屋敷だった場所で、1896年に有栖川宮家御用地になり、その後、高松宮家御用地となった。1934年に高松宮仁親王殿下から公園用地として賜与され、東京都が公園として整備し、一般に解放された。

園内は坂が多い周辺地域の特性を活かし、渓谷や滝など起伏に富むつくりが特徴。リラックスできる広い芝生広場があり、東側の高台には東京都立中央図書館(1月4日から開館)が建つ。園内にはさまざまな植物か植わっており、季節ごとに異なる表情を見せる。

※無休/24時間開園/入場料は無料

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毛利庭園
毛利庭園

「六本木ヒルズ」の敷地内にある日本庭園。池を木々が囲むように茂るその場所は、まさに都会のオアシスといえる。

江戸時代に毛利家の屋敷があった跡地に作られた庭園で、歴史と現代が融合した独特の雰囲気が楽しめる。特に冬の澄んだ空気は池に映り込む景色をより鮮明に見せ、高層ビル群との対比が都会ならではの美しさを感じさせる。

園内には、散策路も整備。六本木ヒルズでの買い物や食事の合間に、都会の喧騒(けんそう)を忘れてゆっくりリラックスしよう。

※無休/開園時間は7〜23時/入園料は無料

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400年以上の歴史を持つ「ホテルニューオータニ 東京」の日本庭園。大きな池には朱色の橋が架かり、江戸時代からの大木の化石「佐渡の石」も眺められる。

庭園には、高さ6メートルの「大滝」があり、その豪快な水の流れがハイライトとなっている。冬の澄んだ空気の中で見る大滝は一層美しく、水音が庭園全体に響き渡り、訪れる人々に癒しを与える。

2月28日(金)までは、日没後に庭園内を白と藤色の光を使って照らす幻想的な光の演出を実施。ライトアップは24時まで行われる。

※無休/開園時間は6~22時

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港区にあるラグジュアリーホテル。都会の中心ながら、広々とした日本庭園に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力だ。

敷地内にある日本庭園は、都会の喧騒(けんそう)を忘れさせる静かな癒やしの空間。季節ごとに楽しめる樹木や花々が植えられており、四季折々の美しい景色を満喫できる。

3月6日(木)までは、400を超える竹あかりがホテルの日本庭園や敷地内に飾られ、夜の庭園を美しく彩っている。(ライトアップは24時まで)

また、幸運のお守りと言われているフィンランドの伝統工芸「ヒンメリ」を合わせた、光のデコレーションも展開。冬の寒さの中でも心温まる、美しい風景を満喫してほしい。

※無休/入場料は無料

正月に出かけたいなら……

年末年始の休暇は、家でくつろげる貴重な時間であると同時に、のんびりと旅行や街歩きを楽しめる時間でもある。だが当然、レストランやショップなどで働く人たちも、店を閉めて休暇をとる人が多くなる。どこかで外食しようと思っても、飲食店はあまり営業していない……。

そんな困った事態にならないために、元日から営業しているビストロやラーメン店、しゃれたカフェなどを紹介しよう。タイムアウト東京に掲載されている、レストランの中でも人気の高い店ばかりなので、味は安心してほしい。

  • アート

本記事では、2024年12月28日〜2025年1月3日に都内で訪れることができる展覧会をお届け。森美術館」「森アーツセンターギャラリー」「ポーラ美術館」などは大晦日・元旦もオープン。今年の見納め、来年の見初めに気になる美術館・展覧会をチェックしてほしい。 

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