明治神宮の境内に広がる広大な庭園。明治天皇と昭憲皇太后ゆかりの場所として知られる。もともと江戸時代の大名庭園だった土地に作られ、自然の地形や植生を生かして整備されている。
庭園の中心には「南池(なんち)」という池があり、カキツバタやハスの花が季節ごとに美しく咲く。池のそばにあるかやぶき屋根の「隔雲亭(かくうんてい)」では、伝統的な日本建築の美しさが感じられるほか、初夏には150種以上、約1500株のハナショウブが庭園を鮮やかに彩る。
参拝のついでに散策したり、心をリフレッシュするのにぴったりな場所だ。