イマーシブ・フォート東京
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

イマーシブ・フォート東京でしかできない8のこと

没入体験だけで構成された世界初のテーマパーク

広告

タイムアウト東京  Things To Do > イマーシブ・フォート東京でしかできない8のこと

お台場に、2024年3月1日(金)、イマーシブ(没入)体験だけで構成された世界初の施設「イマーシブ・フォート東京」が誕生した。

同施設は、2022年に閉館した「ヴィーナスフォート」跡地にできたもので、「テーマパークを超える、完全没入体験」をコンセプトに、まるで自分が別の人生を経験しているかのような強い興奮を巻き起こす没入体験を提供する。

一足早く堪能してきたので、ここでしかできない8つのことを紹介しよう。

※チケットは、タイムアウト東京のパートナーサイトでも予約できる

関連記事
ジブリパーク「魔女の谷」でしかできない10のこと

1. ホームズとロンドンを駆け抜ける。

シャーロック・ホームズは世界で最も有名な探偵だろう。そんな彼に舞い込んで来た不可解な事件を皮切りに起きる壮大な物語を当事者目線で体感するウォークスルー型イマーシブシアター「ザ・シャーロック-ベイカー街連続殺人事件」。舞台は19世紀のロンドンで、総面積はなんと約3000平方メートルを誇る。

体験時間は約1時間という大規模アトラクション。入り口では手拭いが配られ、アトラクション内では口を覆うように装着するのが決まりだ。これを付けると、ホームズやワトソンなど、総勢48人のキャラクターから、参加者は見えていない存在になる。

好きなキャラクターの行動を追ったり、一緒に推理したり、はたまた急に誰かの運命を決めることになったりする。

圧倒的な規模感で没入できる同アトラクションは、体験必須だ。

2. マフィアとスパイの鉄火場に放り込まれる。

人々の笑い声や、小鳥のさえずりが聞こえるヨーロッパの街並みを歩いている時、突然静けさを打ち消す銃声と怒号が鳴り響く。なんと突然マフィアが現れて、事件に巻き込まれてしまったのだ。

スパイアクションショー「スパイ・アクション」では、参加者全員が人質となる。マフィアに協力したり、スパイに助けられたりと、まるで映画の登場人物の1人になったよう。

体を揺らすほど大きな銃声や薬莢の匂いも、臨場感を増させる。大迫力のアクションを間近で楽しもう。

広告

3. スキルを駆使して逃げ切る。

2018年の登場以降、若い世代を中心に世界中で大人気となり、2023年には全世界ユーザー数が3億人を突破した、非対称対戦型マルチプレイゲーム 「Identity V 第五人格」。初の常設アトラクション「第五人格イマーシブ・チェイス」が誕生した。

フィールドは第五人格の世界が再現された 「ホワイトサンド精神病院」 と「軍需工場」の2つ。自身がプレーヤー(サバイバー」という逃げる側)となり、6人チームで参加する。それぞれに与えられたスキルを駆使して、ハンターから逃げるというゲームである。

サバイバーの一員となり、メイズ内を駆け回り、ミッションのクリアか、仲間の救出かを迫られる。日常では味わえないチェイスゲームに、ハラハラが止まらない。ぜひ参加してみほしい。

4. 最恐のホラーを体験する。

舞台は135年前のロンドン。世紀末のイギリスで、誰もその姿を見た者はいないという謎に包まれた猟奇的殺人鬼 「ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)」のいる世界にタイムスリップした参加者は、偶然にも殺人現場を目撃してしまう。

「関東一怖い」とうたわれるホラーアトラクション「ジャック・ザ・リッパー ホワイトチャペルの殺人鬼」。ロンドンの夜の街で、ジャックの標的になってしまった参加者に、さまざまな仕掛けが襲いかかる。

ジャックによる6人目の被害者にならないよう、気をつけよう(体験可能年齢は、15歳以上)。

広告

5. 童話の裏世界に分け入る。

「イマーシブ・ストーリーズ 誰も知らなかった本当のヘンゼルとグレーテル」では、誰もが知る有名なストーリーに隠された物語が展開する。同エリアはヘンゼル・グレーテルのほか、魔女の視点も体験できる。

歩いて進むウォークスルー型で、刻々と変化していく物語は、時に急展開を見せ、これまでの常識が覆される。眼前に示される「真実のストーリー」に、これまでの魔女のイメージが変わるかもしれない。ぜひ、2つの視点を楽しんでほしい。

6. 熱狂のライブパフォーマンスを堪能する。

鮮やかな赤色で彩られたフレンチレストラン「ザ・キャバレー」で繰り広げられるのは、情熱的で熱狂的なライブショー「ザ・キャバレーナイト」だ。バイオリンやサックスの生演奏、力強い生歌、生ダンスパフォーマンスなど、ライブ感にこだわり抜いたショーは片時も目が離せない。

運が良ければキャストに選ばれ、一緒に踊ったり、シャンパンタワーをしたりと、参加するどころか自身がステージの中心で店内を盛り上げることができる。

生だからこそ感じることできる、迫力満点のパフォーマンスを堪能しよう。

広告

7. 人生は食で感じる。

イタリアンプレミアムビール 「PERONI」への愛が高じて、「Mr. PERONI」の愛称で親しまれる名物店主が営む「カーサ・ディ・ペローニ」。初めて訪れるはずなのに、店員も客同士も誰もが旧知の仲として常連客のように過ごせる不思議なレストランだ。

提供される料理やドリンクは、店主が街の人々を常に驚かせ、喜ばせるために長年の研究を重ね考え抜かれた、珠玉の逸品ばかり。彼の料理を一口食べれば、なぜか懐かしい感覚に包まれて、忘れ去られたこの町の記憶を呼び起こすかもしれない。

アットホームな雰囲気で町の名物料理を堪能しながら、「自分の知らない、自分の人生」を満喫しよう。

8. アートなグッズを手に入れる。

壁一面を埋め尽くすアートに圧倒されるショップ「ギャレリア・デラ・ヴィータ」。アーティスティックなギャラリー空間に展示されているのは、各アトラクションの魅力がぎゅっと凝縮したグッズの数々だ。

「ザ・キャバレー」のクランチチョコやクッションなどは、店のイメージカラーであるポップな赤を使用。かわいらしいデザインも多く、ついつい手に取ってしまう。

ここでしか手に入らない、お気に入りの品をゲットしよう。

※チケットは、タイムアウト東京のパートナーサイトでも予約可能だ

新施設をもっと楽しむなら……

  • Things to do

2023年は、新宿の新名所「東急歌舞伎町タワー」や、チームラボが入居する「麻布台ヒルズ」など、象徴的な商業施設が誕生し、東京の主要エリアににぎわいを呼んだ。

そして、2024年も個性が際立つ施設が続々とオープンする。注目は、神宮前交差点にあった「コンドマニア」跡地にはクリエーティブな商業施設が誕生するほか、オープンが待ち望まれる豊洲市場に隣接した商業施設「千客万来」、東急が進める再開発の一つ「渋谷アクシュ」などだろう。

変化を遂げる東京の街を見守ろう。

  • Things to do

2024年2月1日(木)、「豊洲市場」内に整備されている新たなランドマーク「豊洲 千客万来」がオープンする。コンセプトは「うまさの聖地」。「食を起点に日本の文化を発信する新しい東京の顔」となることを目指すという。

ゆりかもめ「市場前駅」とペデストリアンデッキで直結しており、アクセス抜群である。同施設は食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部」で構成。地下1階、地上3階建ての食楽棟は、御影石や淡路島のいぶし瓦などの伝統的な素材を使用した街並みが印象的だ。

施設内の出店テナントは、豊洲市場ならではのローカルフードなどを販売。地下1階、地上9階建ての温浴棟では、源泉から運び込んだ絶景展望の温泉や東京湾のパノラマ夜景を望める足湯など非日常の癒やしが体験できる。

広告
  • Things to do

2023年11月24日(金)、森ビルがこれまでの「ヒルズ」で培った全てを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」になると発表した「麻布台ヒルズ」が、ついに開業を迎える。入居するのは、オフィスや住宅、ホテル、文化施設のほか、ファッションやアート、カルチャー、ウェルネスなどにまつわる約150店舗だ。

コンセプトは「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 Modern Urban Village」。街の中心にある約8万平方メートルもの広大な区域には、約6000平方メートルの中央広場が併設されている。街の文化発信拠点となる「麻布台ヒルズギャラリー」では、開館記念として「オラファー・エリアソン展:相互に繫がりあう瞬間が協和する周期」を開催する。

  • トラベル

2024年3月16日(土)、愛知県長久手市にある「ジブリパーク」に、新エリア「魔女の谷」が開園する。同エリアは「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」「アーヤと魔女」といった、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージして作成。映画の世界をモチーフにした建物や「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージした遊具などが誕生する。

一体どのようなエリアとなっているのか。一足早く堪能してきたので、ここでしかできないことを10つに厳選して紹介しよう。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告