力士の気持ちと胃袋で挑みたい
かつて、現役力士として活躍した琴黒潮(ことくろしお)が神楽坂で営む居酒屋。上品でありながらも気取らない雰囲気の店内では、元力士が作る、味も量も満点のちゃんこ鍋が味わえる。
スープは、ほのかに甘味も感じられる白い麦味噌仕立てで、季節の旬の魚の切り身は、どれも大ぶり。相撲部屋並みのボリュームで提供されるだけに、大人数で臨むのがおすすめだ。店内に並ぶ数々のトロフィーは、相撲ファンならずとも見応えがある。
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、鍋で温まりたい名店4選
秋も深まり朝晩と冷え込む日が続き、
ちゃんこ鍋やねぎま鍋など、いずれも都内の名店ぞろい。今夜は、ほかほかの鍋料理を囲んでみてはいかがだろう。
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力士の気持ちと胃袋で挑みたい
かつて、現役力士として活躍した琴黒潮(ことくろしお)が神楽坂で営む居酒屋。上品でありながらも気取らない雰囲気の店内では、元力士が作る、味も量も満点のちゃんこ鍋が味わえる。
スープは、ほのかに甘味も感じられる白い麦味噌仕立てで、季節の旬の魚の切り身は、どれも大ぶり。相撲部屋並みのボリュームで提供されるだけに、大人数で臨むのがおすすめだ。店内に並ぶ数々のトロフィーは、相撲ファンならずとも見応えがある。
熱々、柔らかなネギを味わう
カウンター8席のみのこぢんまりした店。気取らない雰囲気で、本格江戸前料理を提供しており、冬はシンプルかつ上品な「ねぎま鍋」が堪能できる。ネギとマグロが主役の鍋で、コース料理の中の一品だ。
美しい大皿に乗せられた具材を店主の長橋公代が、薄味のダシで煮込み、客の目の前で仕立て上げる。厚切りのネギはとろりとやわらかくなるまで煮込まれ、食べるとネギの概念が変わるほどの味わいに唸る。最後は、土鍋で炊いた白米にこの煮汁をかけて、「出汁茶漬け」で締めよう。
長崎県発祥のローカルフード、ちゃんぽんは、明治時代中期に長崎市の中華料理店、四海樓で誕生した。福建料理である「湯肉絲麺」をアレンジしたもので、豚骨と鶏がらをあわせたスープに、キャベツやもやし、豚肉、魚介類をラードで炒め、そこに太くてやわらかい、独特の食感が特徴の灰汁麺を使用して作られる。長崎ではいたるところで食べられるちゃんぽんだが、東京で美味しいものを食べるとなると、なかなか難しい。もちろん長崎でも人気のリンガーハットも選択肢として挙げられるが、ここでは長崎県民も認める正統派から、独自のアレンジが光る個性派まで10軒を紹介する。ちなみに長崎ではちゃんぽんや皿うどんを食べるときに、ウスターソースをかけるのが一般的。長崎県民の中でも好みは分かれるが、カウンターにウスターソースが置かれた店では一度試してみてほしい。
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