【早餐】モーニング
台湾旅行は街の路面店に潜り込み、地元民に混ざって朝食を味わうのも楽しみの一つ。日本でだけ大人気の「鹹豆漿(シェンドウジャン)」もいいが、ここは定番の卵焼きの「蛋餅(ダンピン)」をセレクトしたい。「台湾早餐天国」では、それを現地ならではの「素食(スーシイ=ベジタリアン仕様)」で味わえる。
台湾は、素食が日常に溶け込んでいる世界屈指のベジタリアンの地だ。素食仕様の台湾産ベジハムを加えた「火腿蛋餅(ハムダンピン)」(580円、以下全て税込み)は食後感もさっぱり爽快で、豆漿(ドウジャン、各210円から)を添えて、ほんのり甘くするのもおすすめ。素食はさっぱりとした食後感も
あるいは「一餅堂」の焼餅(シャオピン)もいい。専用釜で作る胡椒餅の素晴らしさで名高いが、同じ釜で作る生地サクサクな「焼餅夾蛋(シャオピンジャーダン=焼餅の卵焼き挟み)」(330円)も名作。どちらも台北・古亭辺りの学生街に潜んでいそうなこじゃれた造りで、朝の一時をゆったり過ごせる。