和の器 田窯(Photo: Keisuke Tanigawa)
和の器 田窯(Photo: Keisuke Tanigawa)
和の器 田窯(Photo: Keisuke Tanigawa)

浅草、ベストショップ

伝統とモダンが混じり合う浅草エリアで買い物を楽しむ

Kaila Imada
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タイムアウト東京 > ショッピング&スタイル > 浅草、ベストショップ

浅草エリアにあるのは浅草寺と東京スカイツリーだけと思っているなら、今すぐこの記事をチェックしてほしい。伝統とモダンが入り混じる浅草周辺には、台所には欠かせないアイテムがそろうかっぱ橋商店街や、多くの職人が暮らす裏浅草など、個性豊かなエリアが点在している。最高の一品を買いに、江戸っ子たちに会いに行こう。

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蔵前にある文具専門店、カキモリ。書く行為にフォーカスし、ノートや筆記具、インク、レターセットなど、使い心地にこだわってセレクトした文具を取り扱う。

壁面にずらりとディスプレイされた万年筆は、自由に手に取り、試し書きすることが可能。ひとつひとつ手書きされたレビューに、書くことに対する同店のこだわりがうかがえる。看板商品は店内で作るオーダーノート。表紙や裏表紙、中紙、留め具、バインダーリングなどパーツを選べば、スタッフが10分ほどでオリジナルノートを製本してくれる。

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かっぱ橋道具街の中央にある、1908(明治41)年創業の調理道具の店、釜浅商店。調理道具を扱う料理道具フロアと、包丁や南部鉄器を中心に扱う包丁、鉄器フロアが道を挟んで並んでいる。

販売している商品は、滑らかな切り口を生み出す研ぎ澄まされた包丁や、鉄分補給によく、まろやかで美味しい湯を沸かせる南部鉄器のほか、雪平鍋、釜、ざるなど、末永く使い続けたくなるような良理道具。

約80種1000点を取りそろえる包丁は、店の名を入れない「無名品」として取り扱っており、各工程に携わる職人への敬意と使い手への誠実な姿勢が感じられる。

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かっぱ橋道具街のはし、菊屋橋交差点にある和食器の専門店。美濃焼、有田焼、益子焼、九谷焼など、日本全国の和食器を取り揃えている。取り扱いアイテムは、茶碗、皿、箸置き、湯のみ、しょう油差し、酒器など。プレゼント探しの際にも重宝する一軒だ。

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かっぱ橋道具街通りの合羽橋交差点近くにある、食品サンプルのショールーム。国内の自社工場で作る食品サンプルやリアルな魚模型、マグネット、キーリング、ストラップなどの雑貨を販売している。2階には団体客向けの体験スペースがあり、天ぷらなどの食品サンプル製作を体験できる。 

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かっぱ橋道具街にある和食器の専門店。店内には、富士山をモチーフとした酒器、美濃焼きの茶器、切子のグラスなどが所狭しと並ぶ。野菜やフライパン、天ぷらといったユニークな形をした箸置きも取り扱っており、眺めているだけでも十分に楽しい。

商品によって異なるが、手頃な価格で購入できるものも多いので、財布の紐の緩み過ぎには注意だ。祝日は不定休だが、営業の場合は10時から17時まで店をあけている。

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アッシュコンセプトの直営店。同社は、雑貨ブランド『+d』を展開しながら、ものづくり企業のコンサルティングも手がけており、2012年に「ものづくりの発信基地」としてこの店をオープンした。

デザイン性と使い心地を兼ね備えた同ブランドの製品を中心に、創業115年を迎えた先染め織物の産元商社が手がける『POLS(ポルス)』や、珪藻土の吸湿性をいかした石川の『soil(ソイル)』など、日本中から集めた生活雑貨が並ぶ。そのラインナップを眺めれば、デザイナーや職人たちの情熱が伝わってくるだろう。近所のコーヒー店ソルズコーヒーのコーヒースタンドも店内に併設している。

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蔵前駅近くにある、革製品ブランド『m+(エムピウ)』の工房兼直営店。イタリアで伝統技法を学んだ、元建築士の革職人、村上雄一郎が生み出す革製品は、シンプルな機能美が魅力。

日々大切に使い込んでいきたくなる革小物は、ギフトにもおすすめだ。エイジングサンプルも展示されているので、使い込んだイメージまで掴みたい人は、ぜひ足を運んでみよう。

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蔵前駅近くの厩橋交差点にある、糸と紐の専門店。糸商として1864年に同地で創業し、現在では組紐やリボンなどの製造にも取り組む。店内にはあらゆる種類の糸や紐、テープ、リボンなどが並び、オリジナル製品の注文も受け付けている。

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蔵前の国際通り沿いにある、草木染め製品のブランド『マイト(MAITO)』の直営店。福岡出身の若き染色家であり、デザイナーの小室真以人が手がける同ブランドは、天然素材の糸と草木染めにこだわり、日本各地の職人による「Made in Japan」製品を発信している。

桜の柔らかなピンク、茜の鮮やかな赤、桑の深い黄色など、独自の先染め技法によって引き出された色合いの美しさは、化学染料全盛の現代にあって、人を立ち止まらせる魅力を放つ。丁寧に手染めされるストールは1つずつ表情が異なり、出合いを大切に購入していく客も少なくないという。

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かっぱ橋道具街の北側、武蔵屋製作所の2階にある箸の専門店。店内には、天然木を使用した塗り箸が見やすくディスプレイされており、選びやすいのがうれしい。男性と女性、子ども用と、さまざまな長さの箸を取り扱っており、スタッフに相談して自分の手の大きさにあった商品を選んでもらう事もできる。

名入れサービスも行っているので、ギフトとしてもおすすめだ。そのほか、種類は多くないが、箸袋や器なども取り扱っている。

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蔵前四丁目交差点から北へ2分ほど歩いた場所に、『ルイ・ヴィトン』『ドルチェ&ガッバーナ』『ランバン』など、世界のトップブランドにも愛されるリボンメーカー、木馬のショールームがある。

店内に並ぶ色とりどりのリボンは、個人でも1mより購入可能。同じ通りにあるレースリボン専門のショールームとあわせて利用してみては。

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蔵前二丁目交差点近くにある、レザーバッグブランド『REN』の直営店。素材の風合いをいかし、過剰な装飾を排したシンプルなバッグは、ユニセックスな佇まいで男女問わずファンが多い。特にオリジナルレザーのピッグスキンを使ったアイテムは、その軽さと肌馴染みのよさに驚かされるはずだ。陳列スペースの奥には、裁縫ミシンや道具が置かれた工房スペースが見え、作り手の体温が感じられるのも魅力。

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浅草にある古道具商店。浅草六区通りで「モボモガ御用達」という看板を見つけたら、そこが蛍堂の入り口だ。幅一間ほどの小径を進み、ガラス張りの細長い建物に足を踏み入れると、割れたラジオの音が迎えてくれるだろう。

着物やランプ、食器やラジオなど大正時代のものを中心に、様々な雑貨が所狭しと並ぶ。店内にあるものはすべて触ることができ、また家に持ち帰ってすぐに使うことができる。浅草に行った際は、モボやモガになった気分で蛍堂を訪ねたい。

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  • ギフト&お土産
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浅草は伝法院通りにある、つげ櫛の専門店。享保二年(1717年)創業、先々代より現地にて店舗を構える。鹿児島県指宿(いぶすき)の本つげを使用した櫛、かんざし、根付け、キーホルダーなど、取り扱う商品のすべてを店主がひとつひとつ手仕事で作り上げている。 

浅草で夜まで楽しむなら...

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年間約5,000万人もの旅行客が訪れる、人気観光地の浅草。19時を過ぎれば、商店街にはシャッターが下り、観光客もまばらになりガランとした雰囲気が漂い始める。近年では『東京オリンピック・パラリンピック』開催に向け、ホテルやホステルが増え、新店も次々にオープンしている。特集では、夕方から深夜にかけて訪れてほしい浅草のスポットを8つ紹介。美しくライトアップされた浅草寺を横目に、夜の浅草探検に出かけよう。

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週末、夜の下町を楽しむ5つのこと
週末、夜の下町を楽しむ5つのこと

今週末は、江戸時代からの情緒が残る下町で少しディープな夜を過ごしてみてはどうだろう。ここでは、門前仲町や浅草、築地などの「夜のガイド」を紹介する。チープに楽しめる老舗居酒屋や、意外な場所にある若者が集うDJバー、深夜まで営業するカフェなど、それぞれの街のガイドを参考に下町での夜を満喫してほしい。

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