金かすてら・富士山/まめや金澤萬久

画像提供:まめや金澤萬久

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成田空港で手に入れるべき土産6選

金沢発の富士山カステラ、ムスリムフレンドリーなえびせん、期間限定ショップグッズなど

寄稿:: Noriko Maniwa
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2023〜2024年の年末年始、成田空港には101万人超の出入国者が訪れ、大いににぎわいを見せた(12月22日~1月3日)。久々の家族での海外旅行、海外在住の友人に会う機会も今年も増えることだろう。そこで世界への玄関口、成田空港ならでは土産情報をピックアップした。

成田空港限定のクラフトビールや、和の伝統を取り入れたインディゴカラーのアイテムなどセンスが光る、デザイン性の高いものも多い。金沢発の金箔(きんぱく)をコーティングした富士山モチーフのカステラなど、喜ばれること間違いなしだ。ぜひチェックしてほしい。

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成田空港エール(ビアスタイル・セゾン)

新生活や旅立ちは、空の旅をイメージしたバゲージタグが付いたデザインがスタイリッシュな成田空港の限定クラフトビール(770円、カフェ店舗の場合990円から、以下全て税込み)で乾杯しよう。世界的なビール品評会「WORLD BEER AWARDS 2023」で金賞も受賞している商品である。

ホップに「ネルソンソーヴィン」を使用しており、華やかな香りが特徴だ。千葉県産のオリーブオイルをひと回しし、シャンパーニュのように芳醇に仕上げたという。

副原料にサンショウやオリーブオイルを使用した「アンバーエール」も登場した。飲み比べしてみるのもいいだろう。

※品目は日本の酒税法上「発泡酒」となる

購入場所:
第3ターミナル 2階 Fa-So-La KAGURA(※1)
第1ターミナル 3階 FaSoLa Cafe coffee & beer 第4サテライト(※2)
第1ターミナル 3階 FaSoLa Cafe coffee & beer 第5サテライト(※2)
第2ターミナル 2階 サテライト連絡通路 FaSoLa Cafe coffee & beer(※2)

(※1)出国審査前エリア/(※2)出国審査後エリア

金かすてら・富士山/まめや金澤萬久


金沢の文化を背景にした「まめや金澤萬久」によるけんらん豪華な金箔一枚貼りのカステラ(3カット入り、1,620円)は、成田空港でしか買えない一品だ。

カステラには富士山型のカットが入っており、そっと型抜きすると光り輝く富士山カステラが現れるという仕組みである。

北國銀行武蔵ケ辻支店で創業した和洋菓子店であることから、英語の「銀行(bank)」をもじって萬久と名付けたそう。ストーリーにも金運アップが期待できるかもしれない。

購入場所:第2ターミナル本館 4階(東京食賓館)

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オリジナル インディゴ染めTシャツほか/ブルーブルージャパン

「ブルーブルージャパン(BLUE BLUE JAPAN)」では、「旅のHUB」として、オリジナルブランド「ブルーブルー(BLUE BLUE) 」「ブルーブルージャパン」「ハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET)」を中心に、オリジナルウエアなど「MADE IN JAPAN」アイテムを展開している。

中でも人気なのが、職人が1枚ずつインディゴに手染めした「東京バッセンインディゴTシャツ」(9,350 円)だ。着込むごとにインディゴカラーが味わい深くなっていき、国内外での評価も高い。

このほか、成田空港限定アイテムなら「メジャーつきキーホルダー」(1,100 円)やグラス (1,430 円)もある。

購入場所:第1旅客ターミナル中央ビル本館 4階(ブルーブルージャパン 成田空港店)

タオルハンカチ/マップ デザイン ギャラリー

福岡県北九州市の本社がある、地図会社のゼンリンによる地図をデザインした雑貨のショップ「マップ デザイン ギャラリー(Map Design GALLERY)」。2024年9月までの期間限定で、本州では初出店となる。

各都道府県の形状のピンバッジが一番人気だが、おみやげにするならば実用的な「タオルハンカチ」(各1,200円)はいかが。

肌触りのいい今治産のタオル地でポケットにすんなりおさまる25センチメートル角だ。北海道はラベンダー、青森はリンゴ、岡山はマスカットなど、その県を代表する名産をイメージしたカラーリングで地図と県名が刺しゅうされている。ちなみに成田空港のある千葉県はピーナッツ。

成田空港限定アイテムがいいなら、東京の主要観光地や成田空港周辺の地図が描かれた「檜マグネット」(1,250円)もおすすめ。ヒノキの香りが爽やかな日本製のものだ。

購入場所:第2ターミナル本館 4階(マップ デザイン ギャラリー)

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ムスリムフレンドリーなおやつを贈る。

甘海老煎餅

成田国際空港オリジナルのムスリムフレンドリーなえびせんべいがあるのを知っているだろうか。

アルコールや豚肉は使わず、主な原料は北海道を中心とした国産の甘エビの身。うま味を付けるためのみりんなども回避し、イスラム教徒が安心して食べられるえびせんべいを研究したという。

なお成田空港は、世界の玄関口だけあり、両ターミナルに礼拝室を完備。ハラル料理を提供するレストランがあるなど、滞在に関しても安心・安全の配慮がなされている。

購入場所:
第3ターミナル 2階 Fa-So-La KAGURA(※1) 
第1ターミナル 3階 Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA (※2)
第1ターミナル 3階 Fa-So-La TAX FREE KAGURA (※2)
第3ターミナル 3階 Fa-So-La SOUVENIR AKIHABARA (※2)
第2ターミナル 3階 Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA(※2)
(※1)出国審査前エリア/(※2)出国審査後エリア

羊羹 空の旅/とらや

成田・羽田の両空港で購入できるスペシャルなとらやの逸品も忘れてはいけない。15代店主の黒川武雄が飛行機の中から見える夕焼けの美しさに感銘を受けて、1951(昭和26)年に考案した「空の旅」は夕焼け空に浮かぶ雲を白小豆で表現した紅色の羊羹(ようかん)。

この空港限定「空の旅」が入った詰合せは、秋冬は赤色、春夏はブルーのパッケージで、7本入り2160円、10本入り3240円などで販売している。

定番の小倉「夜の梅」、黒砂糖入りの「おもかげ」など食べきりサイズの小形羊羹の詰め合わせなので、いろいろ味比べできるのも楽しい。

購入場所:1ターミナル中央ビル 4階(東京食賓館 おもたせ処)

東京で海外気分を楽しむなら……

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