Sano Miso Kameido
Photo: Kisa ToyoshimaSano Miso Kameido
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東京、日本の伝統食材とこだわり調味料が揃う店10選

味噌、醤油、出汁から茶葉まで、自宅用にも贈り物にもふさわしい食材を手に入れよう

Kaila Imada
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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、日本の伝統食材とこだわり調味料が揃う店10選

魅力的な店がひしめく東京では、手軽に食事をとりたいときも、仲間とゆっくり酒を酌み交わしたいときも、その時々の気分に合わせたレストランを選ぶことができる。だが、時には自分で食材を選ぶところから始めて、時間をかけて作った料理を味わうのも楽しいものだ。

ここでは、タイムアウト東京英語編集部がセレクトした、食卓を華やかなものにしてくれる、こだわりの調味料や日本の伝統食材を扱う店10軒を紹介しよう。味はもちろんパッケージにもこだわった食材は、自宅用だけでなく、手土産にもふさわしい。目にも楽しいモダンな菓子人気のスイーツも見逃せないが、たまには趣向を変えてみるのも悪くない。

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  • ショッピング
  • 浅草

料理にサッと振りかけるだけで、辛みのアクセントと豊かな香りを加えてくれる七味唐辛子。一口に「七味」と言ってもメーカーや地域によって中身は異なるが、1625(寛永2)年に創業した浅草の老舗「やげん堀」の配合は、江戸時代から受け継がれてきたものだ。唐辛子は生のものと焼いたものの2種類を使い、そこにケシの実、麻の実、粉山椒、胡麻、陳皮が加えられている。

定番の「中辛」以外に、辛さ控えめの「小辛」や、刺激がほしい人向けの「大辛」も選べる。それだけでなく、好みに合わせて配合を調整し、オリジナルの七味を作ってもらうことも可能だ。さらには、唐辛子、陳皮、ケシの実に、ガーリック、パセリ、バジル、オレガノを配合した「洋風七味」も。七味以外に、ふりかけや佃煮も扱っている。

店舗は浅草に2つあるが、観音通り沿いの「メトロ店」は水・木曜日定休なので注意が必要だ。


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  • 食料品店
  • 亀戸

1934年(昭和9年)創業の「佐野みそ 亀戸本店」は、圧倒的な種類の味噌をじっくりエキスパートだ。

例、長野県の信州味噌は豆麹に米麹を加えて作られ、熟成期間は1年程度。 さっぱりとした味わいが特徴だ。の八丁味噌に用いられるのは豆麹のみで、2年ほどの熟成を経て濃厚な味わいに仕上がる。助けてくれるので心強い。

店舗奥はイートインスペースとなっており、焼おにぎりや白飯と一緒に味噌汁を炊きます。 味噌汁の味噌の種類は6種類から選べ、ブレンドもできるのが楽しいです。 甘党であれば、ほんのり塩気のきいた「 「みそプリン」や「みそフレンチトースト」も忘れられない。


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  • 食料品店
  • 銀座

松屋銀座の地下2階にある「職人醤油 松屋銀座店」では、日本の食卓になくてはならない醤油をバリエーション豊かに取り揃えている。

取り扱っている醤油の種類は、全国から厳選された120種類以上。100ミリリットルのボトルでの販売が基本なので、いろいろな種類を気軽に試せるのもうれしいポイントだ。

これだけ種類があると何を選べばいいのか迷ってしまうかもしれない。そんな人は、好物の料理とのペアリングを手がかりにしては。職人醤油では、例えば寿司、餃子、ステーキ、さらにはアイスクリームといった24種類の料理に合う醤油に、それぞれの料理のイラストを描いたラベルを添えて提供している。

価格は1本486円〜648円(税込み)。2本、3本、5本入りのボックスセットは贈り物に最適だ。

  • 日本橋

和食の基本と言えば出汁。昆布やカツオ節のうまみが生み出す奥行きのある味わいは、和食には欠かせない。

1699年(元禄12年)創業の「にんべん」は、カツオ節の製造・販売を専門に手がける老舗だ。日本橋本店ではつゆの素、出汁パックなどのほか、削り立てのカツオ節も購入できる。

併設の「日本橋だし場 本店」では、出汁や月替わりのスープ、炊きたての白飯に削りたてのカツオ節をたっぷりと振りかけた「かつおぶしめし」なども味わえる。


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  • ショッピング
  • 浅草

蔵前にある「ナカムラ ティー ライフ ストア」は、静岡県藤枝市で100年以上にわたって茶の栽培を続けてきた「ナカムラ茶園」の直営店だ。

ここで扱われる茶葉は全て無農薬有機栽培農法で生産されたもので、全ての商品に茶葉の収穫日や収穫場所、栽培担当者、栽培方法が記載された品質保証書が添えられている。

扱う商品は抹茶から、煎茶、玄米茶、ほうじ茶、紅茶、茎茶とバリエーションに富んでいる。また美しいデザインの急須や、ティースプーンといったグッズも充実している。

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  • 神楽坂

神楽坂の「ラカグ」にある「アコメヤ」の旗艦店は、和食好きにはたまらないスポットだ。

米の専門店でもあるアコメヤだが、パック詰めされた食材やデザイン性に優れたキッチン用品も幅広く取り揃えている。

量り売りの米を美しく包装してもらえるだけでなく、あめや味噌、調味料、出汁、茶葉や保存食なども取り揃えているので、ギフト選びには最適だ。

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  • ショッピングセンター
  • 浅草

浅草の「まるごとにっぽん」では、全国47都道府県から集めた醤油や味噌、せんべい、日本酒などの食品や日用品を扱っている。試食もできるので、各地の特色を比べながら好みのものを探すことができる。

愛媛県産の天然蜂蜜から、鳥取県産の香り高いコーヒー、徳島県産の燻製(くんせい)魚介類など、ほかでは手に入らない逸品に出合えるだろう。

  • 日本料理
  • 浅草
  • 価格 1/4

蔵前に位置する「結わえる 本店」は、おかずや汁物を自由に組み合わせられる玄米定食が人気の店だが、店内で販売している食料品のコーナーも見逃せない。

取り扱っているのは全国各地から集めた調味料、食材、つまみ、米などだが、おすすめは自分で漬物に挑戦できる糠床だ。国産ワインや日本酒のセレクトも充実している。

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  • 自由が丘

キッチン用品やほかとは一味違う食品が豊富に揃う「トゥデイズ スペシャル 自由が丘」のコンセプトは「食と暮らしのDIY」。一歩足を踏み入れればそこは、かわいい食器や植物に囲まれた、夢に見たキッチンそのものだ。

季節ごとに商品の入れ替えがあるが、センスのいいパッケージのクッキーやスイーツ、茶葉やコーヒーなどは年中変わらず手に入る。乾麺や瓶詰めのスープベース、カレーの素など、好みのものを探すのも楽しい。

  • 渋谷

渋谷ヒカリエの8階にある「d47食堂」では、全国47都道府県から取り寄せた食材を使った料理を通じて、まるで日本中を旅しているような気分を味わえる。イートインの時間が取れない場合は、店頭のショップで食材を購入し自宅で郷土料理を再現してみるのもまた一興だ。食器類やキッチン小物も取り扱っている。

同じフロアには全国の伝統工芸やローカルフードなどをテーマにした「d47ミュージアム」もあるので、帰り際にのぞいてみるのもいいだろう。

もっと食を楽しむなら……

寒さが一段と深まる東京。この季節、心を慰めてくれるものの一つが、闇の中にともった居酒屋の明かりだろう。とりわけ、炭火でじっくりと焼かれた温かい料理を仲間と囲む夜は、冬の醍醐味(だいごみ)だ。

ここでは、炭火焼きをメインで提供する5つの店を紹介しよう。炭火焼きと一口に言っても焼き鳥もあれば焼肉もあり幅広い。だが、その中でも今回注目したいのは、ゆったりとした雰囲気の中で、熱燗(あつかん)を酌み交わしながら料理と会話を楽しめるスポットだ。

囲炉裏や火鉢など焼き方のスタイルはさまざまだが、どの店を選んでも、炭火焼きならではの香ばしい風味と味わいが堪能できることは間違いない。

火のそばに集うという素朴な喜びを味わうのに、遠出する必要はない。以下で取り上げた店を訪れれば、氷が溶けるように憂鬱(ゆううつ)も消え去ることは請け合いだ。

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ターミナル駅の電車が行き交う様子、高層ビル群がそびえ立つ都心の景色など、東京ではさまざまな眺めが楽しめる。街並みを一望できるレストランは、高級な場所ばかりだと思うかもしれないが、決してそんなことはない。

ここでは、ランチであれば1,000円ほどで楽しめる店から、特別な日に訪れたい贅沢な店まで、食事と一緒に絶景を堪能できるレストランを紹介する。自分の予算に合わせて、店をセレクトしてほしい。

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長い歴史の中で育まれ、今日まで守り伝えられてきた文化財。とりわけ東京には、明治から昭和初期に建てられ、当時の面影を残す建造物が点在する。中には建物の中で食事や酒を楽しめる文化財もある。

ここでは東京都選定歴史的建造物に選定されたスパニッシュレストランや、登録有形文化財建造物となった日本最古のビヤホールなど5軒を紹介。美しく時を重ねた空間を五感で堪能してみては。

  • 映画
  • ドキュメンタリー

濃厚なうま味に満ちたラーメン、洗練された一貫の寿司、随所に気配りが行き届いた懐石料理、今や世界中がそれらの日本食をこよなく愛している。しかし、これらの料理についてどれほどのことを知っているだろうか。日本料理には料理人の物語、盛りつけの哲学、レシピの歴史、調理の技術、そのほかの計り知れないほどの要素が一皿に込められている。ここでは、そんな素晴らしい料理の舞台裏を描いたドキュメンタリー作品をAmazonプライム、Netflixで視聴できるものに厳選して紹介。作品を観た後に日本料理を食べれば、理解や感謝の念が深まっていることに気づくだろう。

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