割烹 吉葉
画像提供:割烹 吉葉
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東京、土俵付きレストラン4選

浅草、錦糸町、両国、菊川で土俵をつまみに飯を食う

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相撲をテレビで見たことはあっても、実際の取り組みや土俵を目にしたことがない人もいるだろう。東京で開催される本場所は1月、5月、9月と、年に3回しかチャンスがないのも理由に挙げられる。

そんな人におすすめしたいのが、ユニークな土俵付きレストランだ。土俵を眺めながら、ボリュームたっぷりのちゃんこ鍋や寿司、わんこ蕎麦などのメニューが楽しめるほか、中には相撲部屋を改装したもの、「相撲ショー」が楽しめる店もあり、気軽に相撲に触れられる。

コロナ禍が明けたことにより、にわかにブームになっており、訪日外国人に大人気だが、日本人でも土俵を前にすれば心が思わず弾むだろう。「日本の国技」をカジュアルに親しんでみては。

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  • 浅草

2024年1月にオープンしたのが、「両国国技館」でも使用されている荒木田土を採用した、本物の土俵があるレストラン「浅草相撲部屋」だ。元力士が監修した、地鶏とカツオ、コンブ、シイタケの4つのだしを合わせた「特選醤油ちゃんこ鍋」を提供するほか、店外からも見えるわんこそばのコーナーも別区画で用意する。

食事を楽しんだ後は、元力士による相撲実演や、着ぐるみを着たり実際のまわしを締めたりして力士に挑戦するコーナー、記念写真撮影、時間に余裕があれば元力士への質問タイムなどを実施。

料金のほか、詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。大相撲の伝統と、日本の文化を堪能してみては。

  • 錦糸町

第58代横綱の千代の富士の家族が運営する秋元によるちゃんこ鍋レストラン。旧九重部屋を改装した店内では、土俵を見ながら食事できる。

メニューには、千代の富士が弟子たちに代々受け継いできたちゃんこ鍋が並ぶ。小鉢や刺し身の盛り合わせ、ちゃんこ鍋などの「大関コース」(3,960円)と「横綱コース」(5,500円)のほか、一品料理を提供。ドリンクはビールやサワー類に加えて、千代の富士の名前が付いた焼酎や地酒を提供する。横綱の味を堪能してほしい。

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  • 両国

旧宮城野部屋の原型を残した割烹料理店。日本建築の粋を凝らした総ヒノキ造りの店内には、力士たちが稽古に励んだ土俵や、左右の突っ張りを繰り返す稽古に使われる「鉄砲柱」などがあり、雰囲気たっぷりだ。

料理は、豊洲市場から毎日直送される新鮮な食材を使ったちゃんこ鍋や寿司、刺し身、天ぷらなどを提供する。

また、大相撲の囃子歌である相撲甚句(すもうじんく)や津軽三味線の演奏のほか、不定期で寄席などの催しものも開催されている。

  • 墨田区

本物の土俵が店内に置かれたユニークなとんかつ店。通常はディナータイムのみ営業しており、雰囲気たっぷりの空間で「どすこいロースカツ定食」などのメニューが味わえる。

ここで注目してほしいのは、月・水・金曜日のランチタイムに行われている、臨場感あふれる「相撲ショー」。参加者にはボリュームたっぷりのとんかつ定食が提供され、元力士たちによる四股やすり足、股割りといった基本の稽古などの実演を披露する。

着ぐるみや本物の回しを締めて、元力士に挑戦できる相撲体験や、力士との写真撮影、質問タイムなども設けられており、相撲をエンターテインメントとして楽しめる。

料金は食事込みで、1万1,000円〜(税込み)。全てのアナウンスは英語対応している。ただし、ショーは全て予約制なので注意してほしい。

伝統的な東京を巡りたいなら……

東京を訪れる人の多くが目指す街といえば、浅草だ。「東京スカイツリー」やかっぱ橋道具街といった観光スポットから近いことも理由だが、最も大きな理由は、なんといっても歴史ある浅草寺の存在だろう。

浅草寺の雷門から宝蔵門へと続く仲見世通りは、昔ながらの食べ物や土産物を求める人であふれている。実は浅草の魅力はこの通りの中だけにとどまらない。とりわけ食に関しては、隠れたスポットも数多く存在する。

にぎやかな門前町でストリートフードを堪能するためのヒントとして、ここではタイムアウト東京英語編集部が選んだグルメスポットを紹介する。

ただし、仲見世通りは現在食べ歩きが禁止されているので、購入した店の前やイートインスペースなどで食べるようにしよう。

  • Things to do

2024年2月1日(木)、「豊洲市場」内に整備されている新たなランドマーク「豊洲 千客万来」がオープンする。コンセプトは「うまさの聖地」。「食を起点に日本の文化を発信する新しい東京の顔」となることを目指すという。

ゆりかもめ「市場前駅」とペデストリアンデッキで直結しており、アクセス抜群である。同施設は食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部」で構成。地下1階、地上3階建ての食楽棟は、御影石や淡路島のいぶし瓦などの伝統的な素材を使用した街並みが印象的だ。

施設内の出店テナントは、豊洲市場ならではのローカルフードなどを販売。地下1階、地上9階建ての温浴棟では、源泉から運び込んだ絶景展望の温泉や東京湾のパノラマ夜景を望める足湯など非日常の癒やしが体験できる。

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  • ナイトライフ

年間約5,000万人もの旅行客が訪れる、人気観光地の浅草。19時を過ぎれば、商店街にはシャッターが下り、観光客もまばらになりガランとした雰囲気が漂い始める。特集では、夕方から深夜の散歩にぴったりなスポットを紹介。美しくライトアップされた浅草寺を横目に、探検に出かけよう。

  • Things to do
浅草・墨田エリアでしかできない65のこと
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観光客に圧倒的な人気を誇る浅草や東京スカイツリー周辺を中心に、ものづくりから、居酒屋、バー、カフェ、ミュージアムなど、定番の観光スポットはもちろん、地元住民に愛されているローカルな名店も紹介。東東京が誇るホルモンと餃子の街亀戸や、個性的なカフェが多く点在する向島エリアなど、ディープな下町の魅力を掘り下げる。

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  • Things to do

国技館もあることから、相撲の街と呼ばれる両国。街中には相撲部屋が点在し、力士が行き交う光景が日常だ。江戸時代に歓楽街として栄えた名残もあり、1718年創業の猪肉料理専門店をはじめとする老舗料理店や、旧両国国技館が建設されるまで勧進相撲が行われていた回向院など歴史的な見どころも多い。

2016年には、北斎美術館や両国江戸Norenなど街の魅力を伝える施設がオープンし、2020年の東京オリンピックには国技館がボクシング会場として使われた。本記事では、徐々に変化する両国の今を感じさせる旬の店から、この地で長く愛される老舗までを紹介する。

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