まるで本場の「茶餐廳(チャーチャンテン)」を彷彿(ほうふつ)とさせる香港料理専門店。茶餐廳とは香港の大衆カフェのことで、地元ではミルクティーや中国茶に合わせてエッグタルト、トーストなどの軽食を食べるのが主流だ。
同店ではなじみの香港式喫茶店メニューのほかに、香港出身のシェフが手作りした本格的な点心や中華を味わうことができる。スタッフも香港や台湾出身の人が多く、店内は広東語や中国語が飛び交う異国情緒あふれる雰囲気だ。
点心は家族や友人同士でシェアして楽しむもの。同店を訪れたらテーブルを囲んで『海老餃子』や『大根餅』、トリの足を柔らかく調理した『鳳爪』『チャーシューバオ』などのメニューを満喫してほしい。もちろん、思い切って見慣れないメニューに挑戦してみるのもいいだろう。
デザートには、とろけるような食感の『エッグタルト』やバターが香ばしい『パイナップルパン』がおすすめ。香港を代表する乳製品メーカーBlack and White社のレトロなカップに注がれたミルクティーと一緒に楽しむと、より本格的な飲茶スタイルになる。