中国とシンガポールで展開してきた香港料理の人気店「レジェンダリー香港」が、2020年に湯島で東京1号店「レジェンダリー香港(Legendary Hong Kong)」をオープン。香港のシェフと日本のシェフのタッグにより生まれた同店では広東語が飛び交うことも多く、一瞬ここが日本の下町であることを忘れてしまいそうになる。
メニューは「エビ蒸し餃子(蝦餃)」「中華風蒸し春巻き(腸粉)」「大根餅(蘿蔔糕)」「チャーシューまん(叉焼包)」など定番の点心はもちろん、「香港式ミルクティー(港式奶茶)」、「香港のメロンパン」として知られる禁断のおいしさの「パイナップルパン(菠蘿油)」といった「茶餐廳(香港大衆カフェ)」的なメニューも充実している。
そのほか、「雲呑麺」や「海南チキンライス」「チャーシューチキンライス(叉焼切雞飯)」など麺やご飯のメニューもあり、飲茶だけではないさまざまな楽しみ方ができる。「濃厚なカスタードクリームがたっぷり入ったブタ形のまんじゅう」など、映え系メニューも見逃せない。
湯島で、本格的な香港の味を堪能できる貴重な一軒だ。