フグレン トウキョウ
Photo: James Hadfield
Photo: James Hadfield

東京、夜遅くまで営業するカフェ10選

知ってると便利、最後の一杯はコーヒーで締めくくろう

Kaila Imada
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東京には個性的なバーがたくさんあるが、時には落ち着いた雰囲気の中でコーヒーや紅茶、デザートを楽しみながらくつろぎたい夜もある。ほとんどのカフェは、残念ながら17時から19時には終わってしまうが、もちろん夜遅くまで営業しているカフェもいくつかある。

ここでは、締めのカフェラテや、ケーキに舌鼓を打ちたいという気分のあなたに、タイムアウト東京英語編集部が見つけたとっておきのカフェを紹介する。 

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  • カフェ・喫茶店
  • 原宿

22時まで営業

新しくなった原宿駅の2階フロア、明治神宮出口改札前にある「猿田彦珈琲」。日本の路地を意識し、日本らしい色彩感覚や、間を作るための余白を取り入れた広々とした空間となっている。

ドリンクは、コーヒーの生豆をウイスキーの樽に一定期間貯蔵して香りをつけた「バレルエイジドコーヒー」、濃厚な味わいが人気の「新・猿田彦のカフェラテ」などを提供。デザートは「手作りプリン」のほか、猿田彦珈琲が手がけるアイスクリーム専門店「ティキタカ アイスクリーム(TiKi TaKa Ice Cream)」のメニューも楽しめる。

ゆとりある店内は、原宿観光の休憩にも、仕事の作業場としてもよさそうだ。

  • カフェバー
  • 渋谷
  • 価格 2/4

25時まで営業(月・火曜は22時まで)

ノルウェーの首都オスロで1963年に創業し、現地では定番の人気スポットになっているカフェ&バー「フグレン(FUGLEN)」の海外進出第1号店。古民家を改装した店内にはノルウェーのビンテージ家具や陶器が置かれ、シンプルでありながらも木の温もりが感じられる落ち着いた空間となっている。

夜は雰囲気をがらりと変え、都会的なカクテルバーとして営業。同店では、バーテンディングの豊富な知識や技術を持つストアマネジャーがベースレシピを考案した一杯も提供している。ぜひ、味わってみてほしい。

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  • カフェ・喫茶店
  • 桜新町

22時まで営業

1952年に京都で創業した老舗コーヒー店「小川珈琲」が展開する新業態。常時21種類のバリエーション豊富なコーヒーや、炭焼きをコンセプトにした本格的な食事が楽しめる。茶室のようなにじり口のあるコーヒー貯蔵庫や、和紙を用いた床壁、廃線市電の敷石を利用した床材など、和の建築美にも注目したい。

おすすめは、ラテアートの日本大会で優勝経験を持つバリスタの衛藤匠吾が考案したシグニチャードリンク「Bright Sence」。「酸味に対して苦手意識がある人の印象を覆したい」と作られたドリンクで、泡立てたミルクに微量の塩を加えることでコーヒーの甘みを引き立たせている。

小腹が空いた時には、食パンを炭火焼きしたトーストを試してほしい。炭の香りが食欲をそそる、満足度の高い一品だ。

なお、2023年4月17日(月)から当面の間、平日の15時以降はスイーツとドリンク(アルコール含む)のみの提供となる。

  • カフェ・喫茶店
  • 新宿三丁目
  • 価格 2/4

24時間営業

2015年で創業40年を迎えた老舗喫茶店の「珈琲貴族エジンバラ」。オーダーを受けてからサイフォンで丁寧に淹れるコーヒーや、専用ポットで高い位置からミルクを注ぐ名物のカフェオレなどを提供する。新宿3丁目駅近くにあるが、広々とした店内には130席が設けられ、あまり混み合っていないのでちょっとした作業にもいい。電源を完備するほか、無料Wi-Fiやコピー機もある。

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  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 渋谷
  • 価格 2/4

22時まで営業

「知る人ぞ知る」という慣用句がぴったりな、宮益坂近くにひっそりと佇む喫茶店。店の前を通り過ぎる人々は、まさかここがブルーボトルコーヒーの創始者をうならせるほどのコーヒーを提供する喫茶店だとは思いもしないだろう。

大理石の狭い入口を抜けると、外の喧騒とは打って変わってゆったりとした時間が流れる。膨大な磁器のコレクションがカウンターの奥の壁を埋め尽くす。天井まである季節の花のアレンジメントが置かれたテーブルでコーヒーをすすれば、気分はさながら人待ちの銀幕スターだ。

  • カフェ・喫茶店
  • 上野

22時30分まで営業

1977年にオープンした上野駅近くの喫茶店。当時の喫茶店といえば、噴水や豪華なシャンデリアなどが施された華やかな雰囲気の店が多く、同店はまさにその雰囲気が感じられる一軒。残念ながら噴水は撤去されてしまったが、内装はオープン当初から変わらず、携帯電話が普及していなかったころの連絡手段として活躍したピンク色の電話は要チェックだ。

もし、もっとノスタルジックな気分に浸りたいというならば「チョコレートパフェ」を注文しよう。こちらもオープン時から変わらないメニューだそう。フルーツパーラーのパフェに比べたら、古臭くて洗練されていないと思う人もいるかもしれないが、このレトロで気取っていないパフェがまたいいのだ。

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  • カフェ・喫茶店
  • 中野

22時まで営業(定休日は水曜)

バーや居酒屋が多いこのエリアで、このカフェは喜ばれるスポットだ。2021年にオープンした「ルー(Lou)」は、「パドラーズコーヒー西原店」の姉妹店。パドラーズよりもフードメニューが充実しており、ボリューム満点の「SALAD BOWL」や具沢山のスープ、米粉を使ったベーグルサンド、アイスクリームなど、さまざまな品が揃う。コーヒーや紅茶、クラフトビールにワインなど、ドリンク類も充実している。

店内には、クラシックジャズからシティポップまであらゆるジャンルの音楽が流れており、リラックスした雰囲気だ。「ルー」のテーブルウェアは、厚みのあるマグカップや愛らしいガラスのスプーンなど、アートとしても楽しめるものが多い。

  • カフェ・喫茶店
  • 原宿
  • 価格 1/4

23時まで営業

東京のカフェブームの火付け役ともなった駒沢の「バワリーキッチン」の2号店。表参道駅からは少し歩いた住宅街にあるにもかかわらず、ひっきりなしに人がやってくる。リーズナブルな価格で、カフェや食事を楽しめるのも人気の理由。

年齢層は20代を中心に若者が多い。気の合う仲間とおしゃべりしたり、1人で本を読んだり、過ごし方は人それぞれ。スイーツの種類も豊富なので、入り口のショーケースはチェックが必要だ。

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  • ティールーム
  • 青山
  • 価格 2/4

23時まで営業(土・日曜は20時まで)

茶道の師範、櫻井真也が所長を務める青山の日本茶専門店。櫻井が、茶房で一杯一杯丁寧に向き合いながら提供する茶の体験は、洗練されたひととき。玉露を最適な温度で淹れるために湯の温度を正確に測り、整然と器から器へと注いでいく。うま味に満ちた至福の一杯を堪能できる。

また、日本中を旅して手に入れているという茶葉は、小さなガラス容器に入れられ、展示されている。和菓子付きの単品メニューもあるが、櫻井の茶の世界をフルで体験したい場合は「お茶のコース」(7,500円)を頼むのが良いだろう。

  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 目黒

22時30分まで営業

目黒駅から徒歩2分ほどの場所にある、ミニマルで落ち着いた雰囲気のカフェ。週末には、写真映えのするデザートを求める人で行列ができることも多い。

名物は、姉妹店のアイスクリーム店「ビッグ ベイビー アイスクリーム(BIG BABY ICE CREAM)」のアイスを使い、店のアイコンである犬の形のクッキーを乗せたアフォガード。バスクチーズケーキや、花をかたどったレモンタルトも人気だ。

18時30分からは夜の部となり、ナチュラルワインやカクテル、つまみが提供される(この時間帯にもデザートやコーヒー類のオーダーも可)。しっかり食べたければ、同じ建物の1階にある、姉妹店の「ヌーン(NOON)」へ。ここでは、アジアンフードにインスパイアされた料理を楽しめる。

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