ダンプリングタイム 餃子時間

東京、飲める●●レストラン5選

グルメの新常識、飲める食べ物とは

Mari Hiratsuka
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テキスト:中山秀明

タレントのウガンダ・トラによる「カレーライスは飲み物」という名言がある。彼の暴飲暴食ぶりを表す言葉なのだが、昨今、「飲める●●」「●●は飲み物」といったメニューを提供するレストランが出現している。ここでは、店名で飲めることをアピールするジョーク混じりの店や、ストロー付きの小籠包など、ジャンルも異なるバラエティー豊かな「飲める食べ物」を提供する店を紹介する。味はどうかと疑ってしまうかもしれないが、どれも絶品。ぜひ自らの舌で確かめてほしい。

  • 世田谷区
目印は「牡蛎は飲み物」
目印は「牡蛎は飲み物」

マルショウ アリク

2014年、駅からすぐの松陰神社商店街沿いにオープン。入口脇の「牡蛎は飲み物」の文字が印象的だ。その真骨頂は生牡蠣で、全国から豊洲に集まる上モノを選りすぐった『牡蛎の食べ比べ三種盛』(※価格は仕入れで変動)が人気。ペロリと飲み干してしまいたい。ほかにも様々な飲食店や築地の仲買をへた店主の実力により、魚介の鮮度や味もお墨付き。コの字型カウンターの店内はセンスあふれる内装で、居心地も抜群。昼は間借りで、踊るマハラニカレーが営業している日もある。

  • 渋谷
ストロー付きの小籠包?
ストロー付きの小籠包?

ダンプリングタイム 餃子時間

2019年1月に日本1号店がオープンした、サンフランシスコ発の点心レストラン。名物はハンドメイドの『小籠包』と『西安式餃子』で、オープンスタイルの厨房で料理人が包む姿を眺められる。ここの看板メニューが、『キングダム』(919円)という名の「飲める小籠包」だ。大きなストローを小籠包に刺し、ごくごくと肉汁を飲みながら味わう料理なのだ。昼にはこれをメインに、副菜や麺料理が付くランチセットが1,707円で楽しめる。美味だが、熱傷には注意を。

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  • 日本料理
  • 池袋
概念としての飲み物
概念としての飲み物

とんかつは飲み物。

名称からして独特。運営元は「カレーは飲み物。」や「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」「焼きそばは飲み物。」といった店を展開しており、ユニークさが光る。飲み物と店名に掲げているが、これはあくまでも概念。お得に腹一杯になってほしいという想いが込められている。料理は奇をてらっているわけではなく、正統派な美味しさを追求。トンカツのメニューは肩ロースの『濃厚とんかつ定食』(890円~)と、ヒレ下ロースの『淡麗とんかつ定食』(790円~)が2大看板で、そのほかに牛カツやメンチなども。10種から3つ選べる惣菜や、白米はおかわり無料な点も嬉しい。

  • 御徒町
別名、飲める親子丼
別名、飲める親子丼

らーめん 鴨to葱

国産の合鴨と水のみで抽出した鴨だしによる、化学調味料不使用のスープが特徴のラーメン店。行列を覚悟したい人気の高さだが、ラーメン以外にも注目すべきはサイドメニューの飯物。合鴨を使った『鴨to葱の小親子丼』(230円)は、別名『飲める親子丼』とメニューに書かれている通り、飲み干すことができそうな極めてとろとろなテクスチャーがその証である。

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  • 浜松町
飲み物のような麻婆豆腐
飲み物のような麻婆豆腐

味芳斎 本店

大門にある、オフィスワーカーを中心ににぎわう中華食堂。炒め物や煮込み、麺類などメニューは多彩で日本人向けの料理もありながら、真骨頂は唐辛子などを駆使した辛味のある一皿だ。同店の名物は『麻婆豆腐丼』(730円)で、旨辛さもさることながら、特徴的なのはとろとろのテクスチャー。細かく砕かれた豆腐は飲み物のように食が進み、ペロリといける。店内はこぢんまりとしているが、近隣には広めの支店もあるので、宴会での利用ならばそちらへ。

お腹が空いてきたなら……

東京、バインミーガイド
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バインミーとは、柔らかめのフランスパンに肉やパテ、なます、香草などを挟んだベトナムのサンドイッチだ。都内でも、かつてはベトナム料理店のいちメニューとして見かける程度だったが、最近ではお洒落な専門店も続々とオープンしている。本記事では、新しいバインミー専門店や、バインミーが食べられるベトナム料理の名店を紹介しよう。
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