タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、ベストラーメン2019
テキスト:メンチャック
新陳代謝を続ける東京のラーメンシーン。2019年も多くの新店がオープンした。本記事では、そのなかでも特に注目すべき店を振り返る。煮干しや魚貝などのあっさりとした中華そばを中心に、トレンドが映し出された内容にもなっている。まだ味わったことのない一杯に会いに行ってみてほしい。
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新陳代謝を続ける東京のラーメンシーン。2019年も多くの新店がオープンした。本記事では、そのなかでも特に注目すべき店を振り返る。煮干しや魚貝などのあっさりとした中華そばを中心に、トレンドが映し出された内容にもなっている。まだ味わったことのない一杯に会いに行ってみてほしい。
オープンからたちまち銀座の行列店となっている店。元名門ホテルの料理長が店主を務めている。カウンター6席だけのこじんまりとした店内は、小料理屋のような高級感あふれるたたずまいだ。 『中華そば』のスープはカモやトリ、野菜などから取り、たれを使わずに、生ハムで風味付けをした他に類をみない味わいだ。そこには雑味が全くなく、うま味がたっぷり詰まっている。一口すすると、そのスープの完成度に思わずうならされる。このハイクオリティーなスープに、歯切れのよい細麺の相性も抜群。 チャーシューも口の中でとろけるような柔らかさで、味玉や青ネギ、メンマなどの素材一つ一つが丁寧に作られている。特徴的なスープ、麺や具材含めて、全てが上品で気品あふれる極上の一杯を堪能しよう。
いち麺ジャンルとして定着し、さらなる細分化が進むつけ麺。その中でもここ数年でひそかに注目を浴びているのが『昆布水つけ麺』というメニューだ。このメニューの特徴は、昆布のうま味が染み込んだとろとろの昆布水に麺が浸かった状態で提供されること。麺本来の小麦の味わいと、黄金色の昆布水の風味、喉越しの良さ。そこに各店が工夫を凝らしたつけだれの味が混ざり合い、味のハーモニーを生み出している。
そんな今注目の『昆布水つけ麺』を提供している15軒を厳選した。暑い季節にぴったりな、さっぱりとした一杯を堪能してほしい。
来たる4月30日、平成の時代が終焉を迎える。タイムアウト東京では、これまで毎年のベストラーメン特集のほか、『東京、激辛ラーメン』『東京、二郎インスパイア系ラーメン20選』など様々なベストラーメン特集を作成し、東京の深く多様なラーメンシーンを追ってきた。今回は、新しい元号を迎える区切りとして、ラーメンハンター メンチャックの監修のもと、都内に数多ある名店の中でも、平成のラーメンシーンを牽引してきたといっても過言ではない12軒を選出した。東京のラーメン界の潮流を築きあげた名店の歴史を振り返りながら、平成ラーメンの総復習に役立ててほしい。
多様化、差別化が進むラーメン業界でも、ひときわ百花繚乱の様相を呈しているのが、魚介系だ。料理人たちが意外な素材の秘めたるポテンシャル、すなわちダシの個性を分析し、創意工夫とセンスによって完成させた新たなラーメン。「麺はスープのためにある」と考える人なら必ずや満足できるであろう15軒を、ダシの素材別に紹介しよう。
味噌、醤油と並び、昔ながらの素朴な味わいで根強い人気の塩ラーメン。最近では、ラーメン店の競争の加熱もあってか、各店が個性を発揮し、具材や麺など、細部にまで店主のこだわりが詰まった一杯が多く見受けられる。今回は、そのなかでも、都内で指折りの塩ラーメンの名店から、看板メニューではないながらも、実は塩ラーメンが光る隠れた名店まで、15店を紹介しよう。
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