ところざわサクラタウン内にある、水面に浮かぶ岸壁のミュージアム。建築家の隈研吾が水に浮かぶ石をイメージして手がけており、その姿には圧倒される。
まずチェックすべきは、4階にある、5万冊を収めた高さ約8メートルの巨大本棚に囲まれた『本棚劇場』。KADOKAWAが過去に出版した書籍が網羅されており、好きなだけ読んでいられる。ただし、館外への持ち出しはできないので注意が必要だ。
「本と遊び、本と交わる」をコンセプトとしたプロジェクションマッピングも、10時30分から30分ごとに上映される。
ところざわサクラタウン内にある、水面に浮かぶ岸壁のミュージアム。建築家の隈研吾が水に浮かぶ石をイメージして手がけており、その姿には圧倒される。
まずチェックすべきは、4階にある、5万冊を収めた高さ約8メートルの巨大本棚に囲まれた『本棚劇場』。KADOKAWAが過去に出版した書籍が網羅されており、好きなだけ読んでいられる。ただし、館外への持ち出しはできないので注意が必要だ。
「本と遊び、本と交わる」をコンセプトとしたプロジェクションマッピングも、10時30分から30分ごとに上映される。
大阪市北区にあるこども本の森 中之島は、安藤忠雄が建築を手がけた。本は番号順ではなく、「自然とあそぼう」「大阪→日本→世界」「生きること/死ぬこと」など12のテーマに分類されている点が特徴だ。
常に開放的かつ有機的な空間を実感してもらえるように、本は表紙を見せて1冊ずつ陳列されている。アメリカの詩人、サムエル・ウルマンの作品に触発されて安藤が制作した『青いりんご』も見逃せない。
金沢海みらい図書館は、書斎というよりは宇宙船の内部といった趣だ。外観は6000もの小さな円形の窓が全体に施された白い建築で、一歩中に足を踏み入れると、全ての窓から日光が差し込む大きな一つの空間が広がっている。設計はシーラカンスK&H。
アート関連の書籍に特化した書店で、6万冊もの写真、絵画、歴史などに関する本と出合える。
美しくデザインされたオープンスペースには日本や世界の巨匠や新進気鋭の作家の本が並ぶ。書店では定期的に展覧会も開催しているので、チェックするのを忘れずに。
本好きなら、代官山 T-SITEも必ず行っておきたい場所だ。T字型をかたどった3棟の建物から成り、小さなT字を編み込んだような外観とあいまって世界一美しい書店の一つと言えよう。
1階には料理本や和雑誌、児童書、英語圏のベストセラーまで和洋書がそろっている。2階のラウンジ、アンジン(Anjin)に行ってみるのもいい。古今東西の書物や古書で彩られたカフェで、中には購入できるものもある。
男女1フロアずつの宿泊スペースを備えたこのカプセルホテルは、日英の漫画で埋め尽くされた壁面が印象的だ。5000冊以上の漫画が置かれており、その全てにスタッフによるおすすめコメントが添えられているので、選ぶ際の参考になるだろう。
フリーWi-Fiやシャワールーム、プライベートカーテン、貴重品ロッカーなどのアメニティーも充実している。
全室に温泉露天風呂と、各界の第一線で活躍する人々が選書したオリジナル本箱が付いている。館内にあるおよそ1万2000冊の書籍(新刊、古書、洋書など)は購入もできるのがうれしい。
施設内にはブックストア、レストランカフェ、温泉、コワーキングスペースなども備えており、宿泊者以外でも利用できる。
新潟県にある十日町情報館は、一見するとありふれた読書スペースに過ぎない。しかし、よく見るとワンフロアの中に棚田のように書架が重なって広がっており、その空間はエッシャーをほうふつさせる。
内藤廣が手がけた建築は、4階建てのように見えるが、実際にはスロープで緩やかにつながった1階建てで、思わず入りたくなってしまう。
隈研吾の設計になる高知県高岡郡梼原(ゆすはら)町の図書館で、梼原町産の木材を使用した床や書架、天井から降り注ぐような梁(はり)などが彩る空間が特徴だ。窓からは高知の山々を一望できる。
靴を脱いで入館するので、家にいるようにくつろいで読書できるのも魅力の一つだろう。梼原町には、ほかにも隈が設計したギャラリーやホテルなど5つの建築があるので、併せて訪れてみては。
関東大震災や第二次世界大戦の東京大空襲で大きな被害を受けるまで、東京には、現在も京都で見られるような木造の家が立ち並んでいた。その後、鉄鋼やコンクリート、独創的な形状に重きを置いたさまざまな建築物が建てられ、東京は現代的に生まれ変わった。しかし天然素材の良さも見直されてきており、都は最近350メートルの木造超高層ビルの建設計画を発表している。
このビルのオープンは2041年まで待たなくてはならないので、今の時点で鑑賞できる美しい建築物を紹介しよう。
美しい観光地が日本に数多くあることは周
国連教育科学文化機関(UNESCO)は、世界の文化的、
移動の自粛も解除されたため、連休には遠くに出かけたいと思う向きも多いだろう。東京近郊の美術館にはそれぞれ独自のコレクションや建築などの見どころがある。
ここでは、60点以上の重要文化財を有する私立美術館、今では入手の難しいであろうロスコの名品をそろえたコレクション、隈研吾の世界を体験できる美術館建築などを紹介する。
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