千駄ヶ谷にある「紙と紙にまつわるプロダクト」を扱うショップ。印刷や加工、素材にこだわったオリジナル製品とともに、国内外の小さな活版印刷工房やアーティストなど、独自の視点で選んだ作り手たちの美しい紙製品と文具が並ぶ。紙や文字、印刷好きにはたまらない店だ。
そんな同店のいちおしは、代表の江藤公昭がデザインを手がけた「One Word Card」(440円、以下全て税込み)。優しい手触りの厚手の紙に、箔押しで「Thank You」「Happy Birthday」「Nice」の一言が記され、側面も箔で彩られた小さなカードは、シンプルな佇まいに職人の技術がキラリと光る、美しい一品だ。そのほか、世界に1つだけの「昇文堂印鑑」(8,800円)もおすすめ。また、名刺やDM、結婚式の招待状といった各種印刷物や、紙にエンボス加工を施せるオリジナルのエンボッサーなどの注文も承っているので、ぜひ気軽に訪ねてみてほしい。
タイムアウト東京 > ショッピング&スタイル >東京、美しい文具に出会える店15選
子ども時代に使い始め、生涯を通して私たちのそばにある生活の道具、文具。たった数十円の小さな実用品から、収集家を魅了する逸品まで、機能性と美しさの両方を求められるステーショナリーの世界は広くて深い。職人やデザイナーの情熱から生まれた結晶のようなローカル製品、海を越えてやってきた異文化の香り漂う輸入文具。そんなステーショナリーへの愛が詰まった専門店が東京にはいくつもある。ここでは、タイムアウト編集部が選んだ個性豊かな15軒を紹介する。
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