「一人ひとりの性質に目を向けられるように」
中橋悠祐(37歳)/さまざまなカルチャーをミックスする場所作りをする人
ーあなたの活動内容は?
銭湯の経営を経て、現在はさまざまなカルチャーをミックスする場所作りをしています。
ーあなたにとって男性であるということは?
男性であるということを意識的に考えたことはないです。ただ、幼少期に漫画などから影響を受けてステレオタイプな強い男というものに憧れていたことはあります。
ー社会で男性であるということは?
男性であるというだけで物事がスムーズに運ぶことがあると思います。銭湯の経営をしていた時にも、女性スタッフにだけ横柄な態度をとるお客さんがいたこともありました。
ー反対に、男性だからこそ得られる特権はありますか?
女性に比べて性犯罪に遭うリスクが少なく、行動の制限が少ない。
ーあなたのロールモデルは?
両津勘吉
ー幼少期に触れてきたコンテンツは?
音楽、映画、漫画、ゲーム
ー社会で性別という概念がどのように変わっていくべきだと思いますか?
生物学的な性別はあくまで生物学的なものであって、社会における性別は複雑で簡単に括れるようなものではない、という認識になっていくといいと思います。漠然と男性女性の2つで分けるのではなく、一人ひとりの性質に目を向けられるようになれば多様性への理解も深まっていくのではないでしょうか。