農業、食、アートを一度に体験できるサステナブルファーム&パーク、クルックフィールズ。その場内に、宿泊できる秘密基地のような小さな家があるのを知っているだろうか。古材やアンティークを再利用した全6棟のタイニーハウスは、デザインと広さが少しずつ異なるので、気分や一緒に行く相手に合わせて好きな場所を探してみよう。
宿泊者限定で農作業を体験できるツアーはぜひ参加してほしい。夜は満点の星空の下、採れたての野菜とグリル料理を堪能するバーベキューディナーが楽しめる。本やレコードがずらりと並ぶ共有のカフェバーラウンジでは、心地よい音楽を聴きながら読書にふけることもできる。
明け方は酪農エリアを散歩するのがおすすめ。動物たちの姿を眺めつつ新鮮な空気を満喫しよう。朝食は、バスケットで提供されるサンドイッチセットを持ってピクニック気分が楽しめるところも、この場所ならではだ。
タイムアウト東京 > ホテル >暮らすように旅する、泊まれるタイニーハウス4選
近場で休暇を過ごす「ステイケーション」や、テレワークといった多拠点生活が広まる中、新たなサードプレイスとして話題を集めるアメリカ発祥のタイニーハウス。贅沢をせずともかなうミニマルな暮らしに憧れる人が多くなった今、小さな家で過ごす豊かな時間に注目が集まっているようだ。
ここでは都会の喧騒(けんそう)から離れ、爽やかな自然の中でグランピングが楽しめるモバイルハウスや、移動式の居住生活を想起させる「暮らすように過ごすホステル」などよりすぐりのスポットを紹介する。
仕事の合間に緑の中を散歩したり、農業やアートが気軽に体験できる秘密基地を探索したり、 小さいながらも非日常を味わえる空間でのひとときは、新しい自分と出会うきっかけになるかもしれない。