千葉県の海岸沿いの緑豊かな稲毛海浜公園内にあるグランピング施設。稲毛海浜公園施設リニューアル整備、運営事業「SUNSET BEACH PARK INAGE」の第1弾プロジェクトとして、2021年4月にオープンした。
全16棟のグランピングエリア、地元千葉の農家直産食材を取り入れたオーベルジュダイニングのほか、ヨガ、焚き火カフェなどのワークショップも開催している。
石を積み上げた「アウトドアバス」やテント型サウナなど、自然と一体となって楽しめる「ととのい」体験にも注目したい。
タイムアウト東京 > Things to do > 東京近郊のグランピング施設17選
テキスト:西山綾加、Time Out Tokyo Editor
近年、アウトドアアクティビティに注目が集まっている。しかしアウトドア初心者には、移動手段が限られたりテントやウエアなど専用ギアを集めたりと、少々ハードルが高いのが難点。大自然の中での宿泊には抵抗もある人も多いだろう。
そこで注目したいのがグランピングだ。「グラマラス」と「キャンプ」を掛け合わせた造語からできた、近年注目を浴びるこのスタイルでは、設備が整っているためホテル感覚でアウトドアを楽しむことができる。ここでは、ギア収集も技術習得も必要のないグランピングを楽しめる都内近郊のスポットを紹介。家族や友人、恋人との旅行計画にも、グランピングを提案してみては。
※営業状況に関して変更となる施設もあるので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。
関連記事
『日本各地のグランピング施設32選』
『動物と触れ合えるグランピング5選』
千葉県の海岸沿いの緑豊かな稲毛海浜公園内にあるグランピング施設。稲毛海浜公園施設リニューアル整備、運営事業「SUNSET BEACH PARK INAGE」の第1弾プロジェクトとして、2021年4月にオープンした。
全16棟のグランピングエリア、地元千葉の農家直産食材を取り入れたオーベルジュダイニングのほか、ヨガ、焚き火カフェなどのワークショップも開催している。
石を積み上げた「アウトドアバス」やテント型サウナなど、自然と一体となって楽しめる「ととのい」体験にも注目したい。
静岡の島田にある、廃校となった小学校をフルリノベーションしたグランピング施設。かつて小学校であったという特色を生かして、家庭科室で茶入れ体験などの「調理実習」の実施や、旧校長室には内湯と外湯、サウナを設けて風呂にするなど、一味違うグランピング体験ができる。
部屋タイプは5種類(全21棟)あり、各テントのデッキスペースには個別に屋根付きの食事スペースが完備。「グランピングBBQプラン」では、静岡の食材を中心としたこだわりの食材が味わえる。リーズナブルに楽しみたければ、「素泊まりプラン」がおすすめだ。食材を持ち込んでバーベキューが楽しめる。
3棟の「ドッグオペラテント」では、愛犬と一緒に宿泊ができる。
栃木県芳賀郡茂木町の里山の一角にあり、自然の中でのくつろぎとモビリティの楽しさが両立したリゾート施設「モビリティリゾートもてぎ」内にあるキャンプ場。隣接するサーキットではレースを観たり走行体験が楽しめたりするほか、同リゾート内のパークにはアスレチックやジップラインなど子どもと楽しむアクティビィティも多い。
テントは、タマネギ型の「ロータステント」とワンポールタイプの「ベルテント」の2種をサイズ違いで、5つのスタイルで用意。ベッド、ソファーはもちろん、Wi-Fiや電源付きなので、初めてのグランピングでも安心だ。
食事はトマホークステーキやTボーンステーキなど、ホテルシェフが厳選した素材で楽しむバーベーキューを堪能しよう。ホテルの大浴場で、満天の星の下、ゆっくり湯に浸かれるのもうれしい。
晴天時の夜には、ナビゲーターによる星空観察も土日祝の宿泊者限定で実施。満天の星月夜を眺める片時が、一生忘れられない思い出になるかもしれない。
群馬県土合駅の駅舎を利用したグランピング施設。宿泊者限定で、大自然に囲まれた野外サウナを満喫することができる。
かつては、駅務室だった切符売り場を改装した喫茶店の「駅茶モグラ(mogura)」が併設され、ダッチオーブンで作った夕食をここでとることができる。自分で作るホットサンドの朝食も絶品だ。当時の駅舎の面影をそのまま残しているのが特徴で、「きっぷ売場」と書かれた窓からは改札口が見渡せる。
大自然の風景と土合駅の不思議な魅力を感じながら、快適なグランピングを心ゆくまで楽しもう。
日比谷花壇初のグランピングができる宿泊施設、日比谷花壇の”STAY”「里楽巣 FUJINO(リラックス フジノ)」。「ココロも体も喜ぶ場所」をテーマに、大人がゆったりと楽しめる上質なステイ体験を提供している。
雄大な山並みを望む広々としたパノラマデッキと、藤野にある工房で作られた家具や、日比谷花壇ならではの植物を配したコーディネートで自然を感じながらリラックスできる。リビングのある洋室タイプと、グランピング施設には珍しい畳を敷いた和室タイプがあり、どちらも居心地の良さにこだわった造りとなっている。
富士山を取り巻く雄大な自然の風景を楽しめる宿泊施設、「ピカ フジヤマ(PICA Fujiyama)」。テントサイト、コテージやドームテントも備えている。
宿泊のほか、マウンテンバイクやカヌー、ラフティング、カヤック、吹きガラス、料理教室、陶芸教室などもあり、アクティビティが満載。内容は季節によって変動するので、公式サイトを確認しよう。
「伊豆シャボテン動物公園」に隣接する「伊豆シャボテンヴィレッジ」内にオープンしたグランピング施設。国内初となるキャビン型バス&トイレ一体型のドームテントでのグランピングは、プライベート空間の保たれた贅沢なアウトドア体験が可能で、アウトドア初心者でも挑戦しやすいのが特徴だ。
満天の星空や、シャボテン動物公園で動物との触れ合い、パワースポットの大室山など、自然を満喫しよう。
千葉県のふれあい動物園「サユリワールド」に隣接するグランピング施設。竹林の中にたたずむ、「ツリーハウス」「ドームテント」「ロータスベルテント」の3種類6棟の中から選ぶことができる。
動物園隣接ならではの特別なコースも用意。「キリンと朝食」オプションでは、キリン小屋のすぐそばでキリンと一緒に朝食ができ、開園前の動物園の散策を楽しむこともできる。
千葉県長生村のグランピング施設。季節や天候、地域行事に合わせた日替わりアクティビティとグランピング宿泊を手ぶらで利用できる。
体験できるアクティビティの例は、サーフィン、虫捕りなどの自然体験、そば打ちや薪(まき)割り、田植え、ポーリングアートなどさまざまだ。
アウトドア好きのスタッフが、ゲストを家族のようにもてなしてくれるため、ほかにはないアットホームなグランピングが楽しめる。「わんちゃんと泊まれるテント」やコテージもあり、ペット連れやリモートワークにも対応している。
那須高原唯一の湖を中心とした牧場と遊園地の要素を併せ持ったレジャー施設「りんどう湖ファミリー牧場」内にあるグランピング施設。湖の景色と那須連山が一望できる抜群の景観が堪能できる。テントは湖に向かって上側に開いた窓があるため、快適なテント内で湖と夜空を眺めながら過ごせるのも同施設ならではの魅力だ。
牧場では、アルパカやジャージー牛、ウサギ、モルモットなどを飼育しており、見学だけでなく乳牛の乳搾り、餌やり、乗馬体験が可能。夕食には牧場開園以来から人気のバーベキューセットが味わえる。
「おふろカフェ ウタタネ」でおなじみの、温泉道場グループが運営する埼玉県のグランピング施設。川と自然に囲まれた空間で、バーベキューやグランピング、川遊びなどのアクティビティが楽しめる。 客室はキャビンとテントの2種類を用意。さらにグランピングサイトを利用したバーベキュープランもそろう。敷地内には「小麦の奴隷」
千葉県御宿のゴルフ場隣接のリゾート施設、「キャメルゴルフ アンド リゾート」内にあるグランピング施設。ノルディック製の大型テントをはじめ、ガーデンテーブルやハンモック、バーベキューセットまで、優雅なグランピングを満喫できる設備が整っている。
入浴はクラブハウス内の大浴場が利用可能で、ゆったりと湯に浸かることができるため、アウトドア初心者にも優しい。高級なイメージのあるグランピングのなかでも、比較的リーズナブルに楽しめるのが魅力だ。
埼玉の複合リゾート施設「オーパークおごせ」が、「ビオトープ」をテーマに2019年にリニューアルした施設。新たに開設されたグランピングエリアでは直径6メートルx高さ3メートルの空に浮かんでいるような空中グランピングドームやキャビンなどの客室がそろう。
空中に浮かぶ球体状のフロートドームテント(現在は貸し出し中止)は、夜になると幻想的な空間演出が行われ、浮遊感や非日常を味わうことができる人気のタイプだ。
また同施設内のレストラン「モリニワ(MORINIWA)」では、埼玉の食材をふんだんに使った料理を楽しめる。
樽型のサウナ小屋「バレルサウナ」を貸し切りで楽しめるグランピング場。サウナは、日帰り利用もできる「CampAreaサウナ」と宿泊者限定「ForestAreaサウナ」の2つのタイプを用意。自然豊かな景色を眺めながら楽しめる。
しっかりと温まったら、施設沿いを流れる白沢川の天然⽔⾵呂に寝転んでクールダウン。夜は併設されたプールや川がライトアップされ、幻想的なサウナが楽しめるのも同施設ならではだ。
食事は群馬県産の赤城牛ステーキをはじめ、旬の野菜を使った鉄板焼き料理が堪能できる。大自然に囲まれ、極上のリラックス体験をしよう。
関東で最も古い温泉地の一つ、湯河原に、全棟源泉かけ流し温泉風呂付きのグランピング施設。1棟貸し切りのスイートヴィラで、「絹の湯」と名付けられた美肌の湯の、源泉かけ流し温泉とグランピングが楽しめる。
客室は3タイプで、「ドッグベース」は愛犬も同伴可能。専用の温泉風呂付きのオートキャンプ区画として利用できる「オートベース」はアウトドア志向で、トレーラーハウスで宿泊する。
各棟専用のバーベキュースペースにたき火台があり、直火で肉を焼いたり鍋を温めたりと、厳選牛などの新鮮な食材を提供。朝食は「クロワッサンサンド」などの洋朝食、もしくは「鯛のお茶漬け」と「香の物」の和朝食の2種類から選べる。
赤沢温泉旅館の敷地内にある、源泉かけ流しの天然温泉が楽しめるグランピング施設。温泉街にありながらも、箒川(ほうきがわ)のほとりに立地していて自然の恵みを感じることができる。
冬でも泊まれるよう、スイスアルプスの山岳リゾートで採用されているドームテントを導入。ファイヤービットも備わっており、夜はたき火を囲いながらゆっくりとした時間を過ごしたい。
宿泊者は、赤沢温泉旅館の大浴場や貸切露天風呂を利用できる。温泉につかった後は、栃木の食材をふんだんに使用したバーベキューを楽しもう。
せわしない毎日の中、時には都会の喧騒(けんそう)から離れて自然の中で深呼吸したくなる瞬間はないだろうか。そんな時、豊かな緑を感じることのできる森カフェは、心に余白を作ってくれる。ここでは美しい川を望む絶景カフェから山の麓にある穴場スポットまで、非日常感のある森カフェを紹介しよう。
実は3分の1が森林地帯の大都市東京。その隠れたグリーンサイドを堪能してほしい。
東京近郊にもレジャーが楽しめる場所が多くある。太陽の下、大自然の中や水辺で爽やかな汗を流してみてはどうだろう。ここでは、スリル満点のラフティングや、都内でできる水上散歩、新緑が美しい御岳山など、楽しく体を動かせる注目のアクティビティを紹介。出かける際は健康状態に留意し、人の密集を避けることをくれぐれも忘れずに。
近年盛り上がりを見せる野外で楽しむアウトドアサウナ。フィンランド式のテントサウナから、木屋の中で蒸気に包まれるイグルー式、自ら火をおこすなどそのスタイルは多様だ。今回は、そんなアウトドアサウナを楽しめるキャンプ場を東京近郊に絞って9つ紹介する。自然の中で、心と体を「ととのえる」極上のひとときを堪能しよう。
キャンプサウナの入場は水着などの着衣式がほとんど。予約制のところも多いので、事前に確認することをおすすめする。感染拡大にならないよう注意しながらできる方法で楽しもう。
Discover Time Out original video