『SOYアボバーガー』フレッシュネスバーガー
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

手軽に楽しむプラントベースバーガー7選

ファストフードやカフェの大手チェーンを食べ比べ

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植物由来の食材を中心とした食生活を指す「プラントベースフード」が注目されている。日本人は元々、穀類や野菜中心の食事に慣れているが、現代を生きるにはそれだけでは物足りない。日頃の食事に気をつけていても、時にはジャンクなファストフードを食べたいこともあるだろう。

本記事ではモスバーガーやフレッシュネスバーガー、シェイクシャック、コメダ珈琲店、ドトールなど、大手ファストフードやコーヒーチェーンのプラントベースバーガーを食べ比べてみた。植物由来の食事を「なるべく」選ぶという取り入れやすさもあり、SDGsに興味があるが何から始めたらよいか分からないという人も試してみてほしい。

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厚切りの大豆ハムカツ。

コメダ珈琲店

『大豆ハムカツバーガー』
580~610円/717キロカロリー

2021年10月20日から11月下旬まで発売中のメニュー。大豆ミートを使ったパティは、ビールのつまみにも子どものおやつにも大人気のハムカツだ。

コメダ珈琲のフードはボリュームたっぷりであることが特徴だが、この商品もとてもビッグ。グローブのような大きさのバンズとたっぷりのキャベツ、そして分厚い大豆ミートハムカツが挟んである。ハムよりもあっさりとしているが魚肉ソーセージのような生臭さはなく、揚げたてサクサクの食感が生きており、からしマヨネーズのピリ辛具合もちょうどいい(からしマヨネーズ抜きでも注文可能)。

このほかコメダイズ 東銀座店では、大豆ミートをパティに使った『べっぴんバーガー』を常時4種類販売中だ。

マッシュルームの魔法。

シェイクシャック

『シュルームバーガー』
1,056円/599キロカロリー

ニューヨーク発のシェイクシャックは、東京を中心に店舗を拡大している人気のバーガーチェーン。特徴は「肉肉しい」ジューシーなパティだが、このバーガーにはアンガスビーフパティの代わりに「ポートベロマッシュルーム」というジューシーなキノコが使われている。

一口かぶりつくと、揚げたてのマッシュルームの間からチーズがあふれ出し、バターの風味とトマトとの相性も抜群。チーズはコルビー、モントレージャック、ティルジットの3種類を使用している。

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そぼろ食感のパティ。

フレッシュネスバーガー

『SOYアボバーガー』
550円/433キロカロリー

ゴマの入ったバンズで、ココナッツオイルを含んだ大豆ミートのパティとアボカドを挟んだバーガー。アボカドはなんと2分の1個がスライスされ、彩り良く収まっている。

パティは鶏そぼろのような優しい味わいで、たっぷり入ったアボカドとマッチ。フレッシュネスのバンズの中では、糖質約45%オフのヘルシーな低糖質バンズを使用しているところもうれしい。このほかしょうゆこうじがベースのテリヤキソースを絡めた『SOYテリバーガー』も販売している。

驚きのひき肉感。

ロッテリア

『ソイ野菜ハンバーガー』
407円/260キロカロリー

フワフワの柔らかいバンズに、肉の食感を再現した『ソイミート』とレタスやトマトなどオーソドックスな具材を挟んだプラントベースバーガー。パティは本物の肉よりも柔らかいが、他店が味付けや素材の調理方法などに趣向を凝らす中で一番、「ハンバーガー」と聞いて想像が付く味わいに近い。そこにあるはずのない「肉の脂身の食感」も再現されている。

今回の特集中で総カロリーが一番低く、ハンバーガーが食べたいがダイエットが気になる人にもいいかもしれない。

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きんぴら入りの和風バーガー。

ドトール

『全粒粉サンド 大豆ミート~柚子胡椒豆乳ソース~』
360円/304キロカロリー

コーヒーチェーンだが、『ミラノサンド』や『ジャーマンドッグ』などフード人気も高いドトール。サクッと食事を済ませたいときに訪れる人も多いのでは。

そんなドトールのプラントベースフードとして誕生したバーガーは、ごはんのおかずにもなりそうな和の風味が特徴。大豆ミートの素朴なパティの上にレンコン、ニンジン、ゴボウなどのきんぴらが乗り、『柚子胡椒豆乳ソース』で仕上げている。

甘党にはおすすめ。

モスバーガー

『MOS PLANT-BASED GREEN BURGER TERIYAKI グリーンバーガー<テリヤキ>』
580円/340キロカロリー

日本の食文化とハンバーガーを融合した『ライスバーガー』や『テリヤキバーガー』が人気のモスバーガー。SDGsの取り組みとして、『モスSDGs』と位置づけたアクションを行っている。

このバーガーはバンズにホウレンソウのピューレを練り込み、後がけのテリヤキマヨネーズソースには卵を使わずエダマメを使用。大豆ベースのパティにはコンニャクやキャベツが含まれている。全体的に甘い味付けなので、甘党の人にはいいかもしれない。

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直火焼きの人気商品。

バーガーキング

『プラントベースワッパー』
590円/673キロカロリー

直火焼きした植物性パティを豪快に挟んだバーガー。薫製のような風味とピクルスの酸味がきいたメニューで、ハンバーガーファンにも好評を得ていた。そのほか『アボカドプラントワッパー』もあるが、人気のためか双方ともに全店舗で売り切れており、発売は2021年11月上旬を予定している。

もっと野菜を摂りたいなら……

近年、ビーガンメニューを掲げる店は少なくない。植物性の食品農業は、動物性に比べて温室効果ガスの排出量が少なく環境に優しい。また、食のハンディキャップなく誰でも同じものを口にできるというユニバーサルフードとしても注目されている。そして、現代のビーガン料理は個性的で、生き生きとしていて、おいしい。そんな人気のビーガンレストランを10軒紹介しよう。

  • デリ・デリカテッセン
東京、野菜たっぷりテイクアウトデリ5選
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疲れて夕食や弁当を作れない日はもちろん、気軽なホームパーティーにも便利な、テイクアウトデリ。人気店はどこも見た目が華やかで、和食からアジアンまでバラエティー豊かなオリジナルのメニューがそろう。中でも、特に野菜をたっぷり使っている、都内のデリ専門店を5軒紹介する。

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  • ベジタリアン料理

ベジタリアン向けのオーガニックでヘルシーなレストランは、テイクアウトメニューも多くそろう。この機会に近所のヘルシーなレストランを発見してみよう。ビーガン対応やグルテンフリー対応についても記載したので、自分に合うものをセレクトしてほしい。さらにテイクアウトだけでなく、オンライン販売を行う店舗も多数。ここでは、医療従事者にサラダを届けるクラウドファンディングも併せて紹介する。

近年東京には、植物性の食材のみで調理するビーガンレストランが増加している。また、牛乳や卵、バターなどを一切使わない「スイーツ」にも注目が集まっており、有名な『プッチンプリン』や『東京ばな奈』などもビーガン対応したプリンやデザートを販売するほどだ。

もし、ヘルシーなデザートの選択肢を広げたいのならば、ビーガンアイスクリームの専門店をのぞいてみよう。牛乳アレルギーや、乳糖不耐症の人が安心して食べられるだけでなく、ダブルで注文しても罪悪感を感じることがないだろう。ここでは、ビーガンアイスクリームが味わえるショップやレストランを紹介する。

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日本では地産地消と置き換えて語られがちな「ファーム トゥー テーブル」。本来は、生産者が誇りを持って提供している素材をシェフが厳選し、その一つ一つの良さを生かした最高の料理に昇華すること。そして、この一連のストーリーに食への敬意と感謝をもって味わえるのが根本理念だ。

ここでは、そんな自然をキッチンの主役にした創作的でおいしい食事を提供する東京のレストランを10軒紹介する。旬の食材が持つ最高の味わいを堪能してほしい。

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