東京、ベストミールキット8選

三軒茶屋にあるメキシコ料理店。人気メニューのタコスは、トルティーヤ生地を手作りしているのはもちろん、生地に使う粉も、メキシコ原産の在来品種のものにこだわり、店内の臼でひいて自家製粉している。

同店では、2020年4月から『Survival Taco Kit』（9,800円）の販売をスタート。セットにはトルティーヤ、タコスの具（4種）、サルサなどが含まれ、トウモロコシの生地を蒸したチマキのような食べ物『タマレス』など珍しいサイドメニューも付いてくる。本格メキシコタコスを再現したいなら、手に入れたい逸品だ。

数量限定で不定期販売のため、公式Instagramから販売情報をチェックするのがおすすめ。

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麻布十番の名店、老四川 飄香（ピャオシャン）の取り寄せも豪華だ。毎週末に厨房（ちゅうぼう）からクール宅配便で送られ、そのまま温めるだけのフカヒレ煮込みやスペアリブなどと、自宅で調理するよだれ鶏やエビチリソースなどがセットになった『飄香デラックスBOX』（2、3人前で1万5,000円）などがある。

識者による投票でナンバーワンに輝いた牛肉と特製豆板醬（トウバンジャン）のうま味たっぷりの麻婆豆腐も豆腐一丁とネギをプラスするだけで完成。盛り付けアイデアや調理例も解説されているので、自宅で本格中華のコースを誰でも満喫できる。

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テキスト：間庭典子

富ヶ谷にある、ピザやパスタを中心としたイタリアンメニューを豊富に取りそろえるカフェレストラン。メニューはピザやパスタのほかにも、プレートランチや、ディナーには、アラカルトやデザートなども提供する。

同店では、自家製ソースと生パスタがセットになった『LIFE MEAL KIT』（3,240円から）を販売。2、4人分から選べ、パスタソースと生パスタ、チーズ、ソーセージなどがセットになっている。

そのほかにも、生パスタの単品販売もあるので、もちもちパスタでオリジナルのアレンジメニューを作りたいなら、そちらもおすすめだ。

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サンラサーは、スパイス料理研究家のマリコ・リーラーがオーナーを務める人気のカレー店。冷凍の『カルダモン香るカシューナッツキーマ』『花山椒ポークキーマ』など、そそられるカレーを冷凍販売している。

販売は数量限定であっという間に売り切れてしまうので、公式Twitterで情報をチェックするのがおすすめ。

2021年2月19日には、同店のレシピ本『サンラサーのココロとカラダが整うスパイスカレー』が発売された。カレーが手に入らなかったという人は、自宅でいちから再現してみるというのもいいだろう。

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80年以上の歴史を誇る老舗料亭つきじ治作。専門の職人が門外不出の技で作る、名物の水たきを自宅でも楽しめるようにと、2020年からオンライン販売をスタート。

水たきは、黄金色に輝くうま味たっぷりのスープに具材は鶏と玉ねぎだけという潔さ。通常、店では会席コースは1人2万3,000円からだが、配送では、2、3人前の小サイズ（1000グラム）なら4,900円という価格もうれしい。

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テキスト：間庭典子

創業8年目を迎える赤坂の会員制創作和食、蒼作和食 順が、店舗で人気の『雲丹しゃぶ』の取り寄せを2020年にスタート。商品化にあたりこだわったのは、特有の臭みを消すこと。長年の研究と改良の末、クリーミーな味わいを再現し商品化に至った。

『濃厚うにしゃぶ 鍋セット』は2人前（ズワイガニ脚 8本、1万1,800円。送料別）と4人前（ズワイガニ脚16本、1万9,800円。送料別）で用意。濃厚かつクリーミーなウニのうま味が絶妙に絡む。

セットには野菜は含まれていないので、好みの野菜を用意して、しゃぶしゃぶにして味わうのがおすすめだ。

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テキスト：長谷川あや

料理人と社会をつなぐ新時代のシェアキッチン、Social Kitchen TORANOMON。パートナーシェフが手がけた『おうちでごはんセット』の販売を2021年2月から開始した。

第1弾は「カレー」で、フレンチやベジタリアンレストランなどさまざまなジャンルから、5人のカリスマシェフがアイデアを競い、「シェフが自分の家で食べたいカレー」を提案。

例えば日本橋兜町にあるレストラン、ネキ（Neki）の西恭平によるレシピは野菜たっぷりの欧風カレー。ニンジンや発酵キャベツなどの野菜と自家製のフォンドボーを合わせるなど、フレンチの手法を取り入れている。

セットには盛り付けのアドバイスや、店のクオリティーに近づけるワンポイントアドバイスが付いているのもうれしい。

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テキスト：間庭典子

東京ミッドタウン内に店舗を構える、ユニオン スクエア トウキョウでは、ワンダーテーブルの公式オンラインショップで、自社で飼育した和牛を使用した短角牛ハンバーガー（2セット入り4,950円、4セット入り8,800円、送料込み）を2021年2月末から販売する。

江戸時代の南部藩で飼われていた南部牛をルーツに持つ短角牛は、1957年に四大和牛の一つに認定された、和牛全体の0.5％しか流通されない最も希少な牛だ。

コロナ禍で来店が難しい人にも自宅で気軽に楽しんでほしいという思いから、オンラインショップ用のハンバーガーの開発を実施。パテに使用する短角牛はモモ肉を使用し、肉の食感とうまみを楽しめるように適度な粗さにひいたとのこと。バンズとチーズもセットで用意しており、レシピ通りに調理すれば、店舗の味が再現できる。

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テキスト：長谷川あや