信州おさけ村 地酒ミュージアム
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

東京、熱燗を楽しむ店8選

赤坂、新橋、代々木上原で楽しむ日本酒の名店

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寒さの厳しい季節がやって来る。夏にはキンキンに冷えたビールを飲みたくなるが、冬はやはり日本酒。飲み頃に温めた酒とうまいつまみをちびちびとやりたいものだ。本記事では都内にある日本酒の名店の中から、熱燗(あつかん)が楽しめる店を紹介する。店主が程よい温度を見極めてくれる店やセルフで燗(かん)を付けるスタイルなど、料金も味わいもさまざま。自分に合う店を見つけてほしい。

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  • 赤坂

日本酒とおでんの店 醸巣(かもす)。『石巻おでん』『静岡おでん』など全国各地のおでんと、厳選された日本酒をセットで提供する。

日本酒は、保管に最もふさわしい温度であるマイナス6〜7度を、酒蔵から店舗まで徹底してキープ。鮮度抜群で本来の味を楽しめる。

料理メニューには、調理済みの食材や高級紙皿を使用することにより、調理や洗い物にかかる時間を最小限に抑え、客とのコミュニケーションに注力。それぞれの食材や地酒が持つストーリーをおかみが丁寧に説明してくれるだろう。酒とおでんを通じて、まるで全国を旅しているかのようなひとときを過ごそう。

※営業時間は曜日ごとに異なるため、公式ウェブサイトを確認

  • パブ
  • 新橋
  • 価格 1/4

昼から開店している信州の地酒専門店。新橋駅前ビル1階にあり、信州清酒直売所と立ち飲み屋を兼ねている。

人気の利き酒セットは、550円、750円、1,100円の3種類から選べ、その日の日本酒をリーズナブルに味わえる。燗をつけたい場合は店員に頼んで機材を借り、セルフで温めるシステムだ。

酒だけでなくつまみも豊富で、『蕎麦味噌』や『しょうゆ豆』(120円)、馬の腸を煮込んだ『おたぐり』(250円)、『爽やか信州 腸詰サラミ』(308円)など種類がそろっている。

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  • 銀座

日本酒の教養と奥深さを体感できる、ぬる燗 佐藤の5店舗目。新橋駅近くの店で、北海道から沖縄まで47都道府県、全国各地の日本酒を常時150種類以上そろえており、それらを花冷えや常温、ぬる燗など、10段階の温度変化で楽しむことができる。

90ミリリットルという少量で提供される「ちょい飲み」というメニューも設けられているので、日本酒をあまり飲まないという人もぜひこの機会に挑戦してみてほしい。

  • 三軒茶屋
  • 価格 2/4

三軒茶屋駅から徒歩5分ほどの場所にある日本酒の専門店。生酒を中心とした日本酒を季節ごとに100種類以上取りそろえ、料理は旬のものから一品料理、珍味など200種類以上を用意している。

酒、料理ともに変化が多い店なので、足繁く通って味わいたい。店内は、L字カウンター12席、テーブル4人掛け4卓、小上がりの掘りこたつ形式が10席程ある。

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  • パブ
  • 町田

町田駅から町田街道に入った場所にある、日本酒の飲み放題専門店。3,300円を払えば、営業時間内は店内の日本酒が全て飲み放題だ。

80種類の豊富な日本酒は、老舗の酒屋で修行を積んだ店主が厳選した確かなラインアップ。マニアックで個性的なものや、新進気鋭の若手の蔵のものにも力を入れている。日本酒以外にも、サッポロビールのプレミアムビール『エーデルピルス<樽生>』や焼酎、梅酒なども飲み放題なのがうれしい。

つまみの持ち込みは自由で、電子レンジやカセットコンロも用意されている。近所の飲食店からデリバリーサービスを頼むのも楽しいだろう。

  • 代々木上原
  • 価格 2/4

代々木上原駅すぐそばにある銘酒居酒屋。カウンター奥のガラス張りの冷蔵庫には、日本全国各地の日本酒と焼酎がずらりと並ぶ。

もしも運良くカウンター席に座れたら、臆せずに店主に酒の好みを伝えておすすめを聞いてみよう。日本酒初心者にも、日本酒マニアにも丁寧に優しく解説してくれるはず。

カウンターに陣取って、日本酒を愛してやまない店主と酒談義に興じるもよし、奥の座敷に陣取って気のおけない友人と気ままに酒の飲み比べに興じるもよし。一部英語メニューが用意されていることもあり、外国人に日本酒の魅力を知ってもらうにもおすすめできる店といえよう。

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  • 日本橋

※現在建て替え中、リニューアルオープンは2022年11月予定

東京駅八重洲口近く、外堀通りを1本入ったところにある日本酒専門の老舗居酒屋。昭和の雰囲気を感じる店内の壁には、日本各地の日本酒がずらりと並び、カウンターの奥には『菊正宗』の四斗樽(しとだる)がそびえている。

名物メニューは『くさや』で、目当てに訪れる客も多いそうだ。ほかにも、絶妙なあぶり加減の『たらこ』や寒い日に食べたい『おでん』など、豊富で手頃な価格の食事を用意。四斗樽から漏斗(ろうと)で注がれる『菊正宗』の樽(たる)酒とともに堪能したい。

  • 渋谷

知る人ぞ知る渋谷の燗酒専門店 。「酒は純米。燗なら尚良し」をモットーに、純米燗酒を提供する隠れ家的存在の日本酒バーでおかみが切り盛りしている。

日々入荷される旬の酒は正一合700円から。日本酒によく合うつまみや刺身、唐揚げなどの総菜のほか、締めには名物の『へしこ茶漬け』が食べられるのもうれしい。

もう一杯飲みたいなら……

  • ナイトライフ
東京、角打ちスポット5選
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角打ちという言葉はもともと「升に入った酒をそのまま飲む」という意味があった。今では、酒を販売する店の一角で酒を楽しむことを指す場合が多い。角打ちは、小売価格で酒やつまみを味わえるのが特徴。店の個性を感じさせるつまみや、酒屋ならではのこだわりの酒のラインアップを楽しんでほしい。

特集では、日本酒やワイン、クラフトビールに力を入れた、ネオ角打ちと呼ばれる新しいスタイルの店を中心に紹介する。

肌寒さが増してくると、おでんを思い浮かべる人も多いだろう。今や、コンビニエンスストアでも通年扱う店舗が出てくるなど、国民的ソウルフードだ。湯気のたちのぼるアツアツのおでんに、からしをつけて頬張れば、腹の中からぽかぽか温まる。そこに燗酒の一本でもあれば言うことなし。

ここでは、気楽な立ち飲みおでんから、下町の老舗、持ち帰りのみの名店まで、東京都内の人気おでん専門店を紹介する。

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秋も深まり朝晩と冷え込む日が続き、温かい料理が恋しい季節が近づいてきた。家族や友人との鍋パーティーや、手軽な一人鍋など、自宅でのんびり鍋をつつくのもいいが、ここではプロの腕が光る鍋料理の専門店を紹介する。

ちゃんこ鍋やねぎま鍋、すき焼きなど、いずれも都内の名店ぞろい。今夜は、ほかほかの鍋料理を囲んでみてはいかがだろう。

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  • ナイトライフ

新しいものが生まれ続ける街、渋谷。そんな渋谷にはジャンルもさまざまな居酒屋が数多く存在し、店選びに困ってしまうこともあるだろう。

ここでは、うまい和食が味わえる店に限定してピックアップ。アーティストが手がける住所非公開の隠れ家や、24時まで麻雀が楽しめるヒップな一軒、外国人の友人に教えたいバイリンガルの接客が魅力の店などを紹介する。

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