Kaikaya
開花屋 渋谷店
開花屋 渋谷店

渋谷、ベスト居酒屋20選

スナック2階の新店や老舗の和居酒屋、メニューはネギだけなど、渋谷で行くべき居酒屋

Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京 >レストラン > 渋谷、ベスト居酒屋20選

新しいものが生まれ続ける街、渋谷。そんな渋谷にはジャンルもさまざまな居酒屋が数多く存在し、店選びに困ってしまうこともあるだろう。

ここでは、うまい和食が味わえる店に限定してピックアップ。アーティストが手がける住所非公開の隠れ家や、24時まで麻雀が楽しめるヒップな一軒、外国人の友人に教えたいバイリンガルの接客が魅力の店などを紹介する。

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麻雀しながらそばを味わう

道玄坂の上の方にひっそりと佇む蕎麦が味わえるバー。魚料理中心のメニューは懐石料理で修行を積んだ料理長のオリジナルで見た目も美しく、季節の味が楽しめる。締めは名物の「新潟産十割へぎそば」がおすすめ。だしまでこだわったざる蕎麦もおいしいが、ラーメン風の中華そばもほかでは食べられない味でリピーターが続出。カクテルメニューも充実しており、恵比寿にあるバートレンチ(Trench)が考案したソーバーオリジナルメニューがそろう。中でも定番の人気メニューは、「レモンサワー」。ハーブを使用した複雑な香りが珍しいビターズというリキュールが入っており、一味違う大人な味わいが癖になる。奥のテーブル席は、実は雀卓になっていて24時までは実際に麻雀をすることも。入り口のドアに鍵がかかっていることがあるので、着いたらノックするかお店に電話して入れてもらおう。

  • 神泉
  • 価格 2/4

外国人が集まる人気居酒屋

道玄坂を一本入り、神泉方向に進んだ渋谷のはずれに店を構える「開花屋」はカジュアルな雰囲気で、居酒屋とレストランの中間といった店。「BY THE SEA」とうたっているだけに、扱う魚の種類と質はなかなかで、そのいずれもが一手間かけられたユニークな創作料理として楽しめる。シンプルな刺身の盛り合わせもいいが、まるで肉のように濃厚な味わいの「マグロのかまのスペアリブ」や、車海老を海老味噌で炒めた「海老のえびによるエビソース」など、外国人の舌にもなじみやすい料理が豊富。日本酒やワインの価格設定もリーズナブルで、英語メニューの用意もある。

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スナック2階の隠れ酒場

老舗スナックながさきの2階にある、うどん酒場 萬斎。外苑前にある讃岐うどん 愛のオーナーが手がける酒場で、おばんざいとレアな日本酒、讃岐うどんが楽しめる。うどんは定番の「讃岐うどん」や、ユニークな「かま玉カルボナーラうどん」などがそろう。そのほかにも、日替わりのおばんざいがカウンターに並ぶ。おばんざいはどれもおいしく種類も豊富なので、数人で訪れていろいろ注文するのがおすすめだ。なお、1階のながさきでも一部のメニューのオーダーが可能。

そのとうり

マルチアーティストのSeihoがプロデュース

音楽ユニットSugar’s Campaignでの活動など、媒体の垣根を越えた表現をし続けるマルチアーティストSeihoがプロデュースするおでん屋。渋谷円山町に住所非公開でひっそりと営業している。金、土曜は朝5時まで営業しており、ライブやクラブ帰りの客も訪れ、出汁で味わうかすうどんが好評だ。おでんはコースでの提供(3,000円から)で予約制となる。営業時間など詳細は公式ツイッターを確認してほしい。

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  • ナイトライフ
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カラオケが無料で楽しめるのも魅力

渋谷の道玄坂にある居酒屋。パブを改装した老舗居酒屋で、山形県の名物の「玉こんにゃく」「いも煮」などもそろっている。20名ほど入れる座敷席もあり団体での利用が可能で、カラオケも無料で楽しめるのもうれしい。地下にあるお店なので、入るのをためらってしまいそうになるが、店主とスタッフが温かく迎えてくれるので安心してほしい。

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器使いやプレゼンテーションが美しい一軒

東急本店向かいにある『春秋』では、契約農家で栽培される有機野菜をはじめとする厳選した食材を使った創作和食が楽しめる。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター、テーブル席を中心に、座敷と個室もあり、ちょっとした会食などに使い勝手がいい。料理は、季節の野菜と魚を使ったものが中心にそろうが、「海老芋のフォアグラ味噌朴葉焼き」や、和芥子(わがらし)を添えて供する「牛タンの炙りオーブン焼き」など、日本酒にもワインにも合わせやすいメニューが豊富で、器使いやプレゼンテーションも美しく、渋谷でちょっと落ち着いた雰囲気のなかで食事をしたいときには何かと重宝する。

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秘密にしたいラブホ街の名店

渋谷、円山町にある住所非公開の水炊き屋(場所は、予約の際に電話で教えてくれる)。ラブホテルに両脇を挟まれた小さな路地の先に店はあり、小さな暖簾(のれん)が目印だ。店内は、座敷個室とテーブルの置かれた個室(2〜4人用)に区切られ、プライベートな時間が過ごせる和の空間が広がる。もともと一軒家だったという場所をオーナー自らが改装したそうだ。 おすすめは、国産トリガラと国産野菜、長州地ドリの手羽、つくねなどを約10時間煮込んだ「水炊き鍋」(2,150円)。1人前から注文が可能で、濃厚だがしつこくない黄金のスープはとてもヘルシー。シメに麺を頼んで、スープを一滴残らず飲み干したい。創作的なつまみ類も豊富で美味。清涼感を楽しむなら、夏季限定の流しそうめんコース(4,950円、2名から)もおすすめだ。

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  • 価格 2/4

割烹着の女将が迎えてくれる人気店

渋谷再開発に伴い、2018年10月から一時休業していた三漁洞が移転。三漁洞は50年以上の歴史がある料理屋で、和服に割烹着の女将が迎えてくれる人気店。メニューにはずれはないが必ず注文したいのは「冷やし焼きナス」と「ブリ大根」。大きくぶつ切りにした大根が2つ、これ以上煮込むことが不可能と思えるほどやわらかく、しょうゆの色が染み込んでいる。

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日本酒を気軽に楽しむなら

渋谷で日本酒が飲みたいときは、十徳。日本各地から取り寄せた日本酒がリーズナブルに飲める。ボトルが入った冷蔵庫が見えるので、知らない銘柄でもラベルで選んで飲んでみたりという楽しみ方もまた良し。季節の日本酒3種飲み比べセットもおすすめ。酒だけでなく、つまみも家庭的でおいしいこの店には老若男女が集まる。3つの大きなテーブル席がメインで強制的に相席となり、自然と楽しい会話が生まれることもあったりするのが面白い。

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  • 価格 2/4

店内で流れる音楽の選曲も楽しい

青山学院大学の近く、シアターイメージフォーラムのすぐ傍にある、いつでもスタッフ全員が元気な居酒屋。ここで楽しく飲みたいならば、店内入ってすぐのカウンターでの立ち飲みがおすすめ。その日の献立が筆書きでしたためられた巻き紙を広げると、季節の魚のお造りや、旬の野菜を使ったおつまみがずらりと並ぶ。春先にオンメニューになる春キャベツがたっぷり入ったメンチカツや、冬の時期に出る、ほくほくねっちりした海老芋のコロッケなどがおいしい。料理はどれも外れのない味だが、薄切りのピーマンをしらすと和えて、冷たいだしを張って供するお浸しなど、一見地味なメニューがきちんとおいしいところがうれしい。また、器使いやプレゼンテーションが上手なので、外国人を連れて行くと必ず喜ばれる。店内で流れる音楽の選曲も常に楽しく、ついつい長居してしまう店だ。

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バイスサワーとホイスサワーで迷う

変化の激しい渋谷駅前で、いつまでも変わらず昔ながらの雰囲気を保っている1968年創業の居酒屋。3階建てで、フラッと行っても入れる確率は高い。大人数での打ち上げなども予約しておけば可能だ。ここで飲むべきは、「バイスサワー」と「ホイスサワー」。シソ梅エキスの甘酸っぱくて、ビビッドなピンク色が楽しいバイスサワーは下町酒場ではたまに見かけるが渋谷では珍しい。一方ホイスサワーとは、滅多に見ないがウィスキーが高級品だった時代にできたハイボールの素だそう。凝った料理なんかはないけれど、いわゆる典型的な居酒屋料理がそろい、良い意味で普通でおいしい。期待を裏切らない頼れる居酒屋だ。

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  • 価格 1/4

渋谷のガード下で1970年に創業した鹿児島の郷土料理や焼酎が楽しめる居酒屋。2015年におてちきやと名を変え、青山学院近くに移転した。店を訪れれば鹿児出身のスタッフがいつでも暖かく迎えてくれ、その訛りにもほっとさせられるだろう。人気メニューは、骨付きのブタ肉と野菜を煮た郷土料理の「とんこつ」(820円)や「地鶏の刺」(760円)、「かつをの生節」(450円)。そのほか串焼きメニュー(160円〜)もある。そして、ぜひ飲んでほしいのは、前割りされた芋焼酎。前割りとは、焼酎をあらかじめ水割りにしておくことで、まろやかで飲みやすくなるというものだ。こじんまりした店のため、訪れる際は予約をしておくことをすすめる。

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渋谷の不思議な入り口代表

神南の一等地にありながら、なかなか見つけられない名店。クロサワ楽器の看板を目印に、ダイネス壱番館ビルに入り奥の間へ、背の低いゲートをくぐれば、そこは100席余りの汁べゑ。店内はそれほど狭くないが、人気店なので事前の予約がおすすめ。肉じゃがから鮮魚の刺し身まで、どの料理も安定感抜群だ。

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ビブグルマン入りしたばかりの名店

沖縄料理と中華料理をミックスしたユニークな料理を提供するのは、中国出身の父親と、沖縄出身の母親を持つ、沖縄生まれ渋谷育ちの玉代勢文廣。2008年にオープンした青山店は、リーズナブルなBIOワインを、島とうがらしなど南国特有のスパイスが効いた料理と一緒に楽しめる上に、深夜3時まで営業していることで、とても人気のある店だ。中国酒や沖縄の香辛料をアクセントにした自家製の腸詰めや、パクチーサラダなどがオススメ。 

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イカ好きはここに集合

イカ好きにはたまらない居酒屋。店内には大きないけすがあり、メインのイカはもちろん、その日に届いた魚介が元気に泳ぐ。 メニューの多くはその日の水揚げによって変わる。 名物は活イカの姿造り。その透明な姿は美しく、かむとコリコリと歯ざわりがいい。吸盤にはまだ力があり、食べると舌に吸い付いてくる。イカの数には限りがあるので、予約した方がベター。

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ネギだけ食べ尽くす

渋谷センター街の喧騒を忘れさせてくれる、葱や平吉は、古びたレトロな面持ち。メニューは居酒屋でよく見かけるものがほとんどだが、一つ大きな違いといえば、ほぼすべてにネギが使われているということ。ネギが相当好きでない限り、4,500円のディナーコースはちょっと高すぎると思えるかもしれない。しかし、ぜひともネギの黒焼きだけは試しておきたい。

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コの字カウンターで安くてうまいを楽しむ

渋谷で安くてうまいといえば、まるこ。ビルの奥の方にたたずむこの店は、外からだとほとんど見えず、知っていないと見逃してしまうかもしれない。しかし、のれんをくぐってみるとそこはいつもにぎわっていて、とにかく活気がある。大衆居酒屋風だが、客層もスタッフも渋谷らしく年齢層は若め。魚料理が中心で、名物は「カツオの塩たたき」や半熟卵と混ぜて食べる「カツオのツナ玉ポテサラ」。キュウリが美しい一品「カッパ」や、締めの「鯛めし」も必食だ。日本酒も豊富に取りそろえており、メニューには味のチャートが記載してあるので、初心者でも安心していろいろと試すことができる。 細長いコの字型のカウンターとテーブル席があるが、どちらもぎゅうぎゅう詰め。気のおけない友人とわいわい飲み食いしたいときには最適だ。時間帯によってはなかなか入れない人気店なので、事前に電話予約するのがおすすめ。

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本店は銀座、宮益坂下にある焼き鳥店

銀座に本店を構える「鳥ぎん」直営の焼き鳥と釜飯の専門店。内装をリニューアルしてしまったため、残念ながら渋谷の喧噪(けんそう)から逃れたいオヤジが寛げる、昭和の焼き鳥屋としての風情は失われてしまったが、味は以前のまま。冬期限定の「かき釜めし」は、だしをたっぷり吸ったご飯とぷりぷりの牡蠣がたまらない。ランチの親子丼もおすすめ。 

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24時間営業、困ったときはここへ

井の頭線、渋谷駅を出て3分ほどの場所にある、焼き鳥をメインとした昔ながらの居酒屋。24時間営業というのが特徴。早い時間にはサービスタイムもあり、メニューが全体的に割安となる。すぐ隣には山家支店があり、総席数は300席近くになる。 

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昭和の香りが残るアットホームな空間

神泉駅すぐの隠れた名居酒屋で、地元客が集まるディープスポット。小さな階段を降りて入る半地下の店内はとても渋谷とは思えぬ、ここだけ時代が止まっているかのような昭和の香りが残るアットホームな空間。メニューはない。ドリンクはだいたいのものはそろうが、おすすめは日本酒。店主が選んだ季節ごとのおいしい日本酒が飲める。食事は、カウンターに並ぶ今日のおばんざいを見て、これとこれという感じで指差し注文。おすすめを聞けば優しく教えてくれる、なんでもおいしいので、とりあえず勧められたものを食べよう。刺し身の盛り合わせも人気のメニューだ。優しい店主と女将の手作りの味を膝を寄せ合って食べれば、身も心も温まってしまう貴重な一軒。

新宿の居酒屋はこちら……

さまざまな人が行き交う都心の歓楽街、新宿。1960年代から70年代にかけては、ヒッピーや、フォーク・ジャズミュージシャン、演劇人らアングラな文化を愛する若者たちが集い、酒を飲み交わすカウンターカルチャーの聖地でもあった。近年では、思い出横丁やゴールデン街に外国人客が押し寄せ、また違った表情を見せている。ここでは、そんな時代を感じられるチャージフリーのジャズ居酒屋や、三島由紀夫ら文化人も通った老舗、なぜか外国人客でにぎわう店など、予算1,000円から飲める名居酒屋を紹介する。

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