シグネチャーメニューをつまみにローラン・ペリエで乾杯する
神谷町の「スカルペッタ東京」は、2022年10月にオープンしたニューヨーク生まれのイタリアンレストランだ。「気取らない、でもエレガントなサービス」をコンセプトに、外国人の利用者も頻繁に目にする。
同店では2024年11月30日(土)まで、バーカウンターとテラス席限定で、シャンパンのフリーフロープラン「terrace dolce vita」を提供している。見た瞬間に、思わず、予約を入れてしまう内容だ。
シャンパンは、フレッシュさとエレガントさを兼ね備えた「ローラン・ペリエ ラ キュヴェ」(筆者も大好物)。そのほかにも、白・赤ワイン、ビールにオリジナルカクテル、ソフトドリンクが選択できる。カクテルも充実しているので、ちょっとばかり浮気してみるのもありだろう。
今回のプランで、がぜん前のめりになったのは、コースに含まれている同店のシグネチャーメニュー「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」だ。イタリア産小麦粉を使用した手打ちスパゲティに、ローマトマトのソースにバジル、バター、イタリア産オリーブオイルを合わせた一皿で、トマトの酸味と甘みが食欲とシャンパン欲を刺激し、これだけでシャンパンがぐいぐい進む。
さらに、前菜、メインの「黒豚ロースのミラノ風カツレツ」「ガーリックシュリンプ」「リーフサラダ」、デザートという構成。料理はシェアスタイルで提供されるが、前半にシャンパンを飛ばし過ぎた初老の筆者は、メインが食べきれないくらいだった。
それでいて、1人8,000円というリーズナブルな同プラン。シャンパン好きの夢を体現したかのようで、期間中の再訪を誓っている。
※11月30日まで/17時30分~23時(土曜は17~23時)/L.O.は22時/スカルペッタ東京/料金は8,000円(サービス料別、120分制、2人から予約可)