タグコレ 現代アートはわからんね
Photo: Keisuke Tanigawa展示「タグコレ 現代アートはわからんね」会場の様子
Photo: Keisuke Tanigawa

ゴールデンウィーク、注目の展示18選

ディオールやルーヴル美術館展など大規模展示から、都心から離れて日帰りで行ける展示までを紹介

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タイムアウト東京;> アート&カルチャー> ゴールデンウィーク、注目の展示16選

2023年のゴールデンウィークは、5月1日(月)と2日(火)に休みをとれば、最大9連休になる。せっかくの長期休みには、美術館やギャラリーを楽しみたいと思う向きも多いことだろう。

本記事では、ディオールの回顧展やルーヴル美術館展などの大規模展示から、セクシーロボットで知られる空山基の新作展示、東京都庭園美術館で年に1度行われる公開展、都心から少し離れた日帰りで行ける展示までをセレクトした。この休みはアート巡りに出かけよう。

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東京近郊でアートを楽しむ

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角川武蔵野ミュージアムで『タグコレ 現代アートはわからんね』が開催中だ。本展は、機械加工製品の販売等を行うミスミグループの創業者・田口弘によって収集された、各国の現代アートのコレクションを展示するというもの。

会場には絵画のみならず立体や写真、映像などあらゆる形態の作品が並んでおり、かのアンディ・ウォーホルの『キャンベルスープ缶』や、奈良美智の『サイレント・ヴァイオレンス』など超有名作品がラインナップされていて驚くワケだが、なんといっても特筆すべきはその「見せ方」である。鑑賞者に対するホスピタリティが高く、アテンドが行き届いているのだ。 

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アート作品として結実させることで、最先端テクノロジーの可能性を世に提示し続けているクリエーティブチーム「ライゾマティクス」の代表を務める真鍋大度。国内外でさまざまな賞を受賞し、世界的な評価を高めている真鍋による4年ぶりの個展が、山梨県の北杜市で2023年5月10日(水)まで開催されている。

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京都市を舞台に開催される写真の祭典「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。11回目となる今回は「BORDER=境界線」がテーマ。期間は4月15日(土)から5月14日(日)で、京都市内14カ所の会場で14のプログラムを展開する。2023年度も、歴史的建造物や近現代建築など、京都ならではの雰囲気を感じられる貴重な空間が会場になる。

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エンターテインメントが凝縮された複合施設として、 2023年4月14日(金)に開業する「東急歌舞伎町タワー」。ホテルに映画館、劇場、ライブホールなどで構成されており、カルチャーの発信地として期待が高まる施設だ。そして、各階に印象的なアート作品が配置されているのも魅力の一つである。

展示されているのは、新宿・歌舞伎町にゆかりある、日本人作家を中心とした若手や巨匠の作品。新宿からインスピレーションを受けたものや、地域の素材を用いているものまでさまざま。そしてレジェンドの新作が見られることもうれしい。ここでは、特に見逃せない作品をピックアップして紹介する。

 

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2022年12月に北米で開幕した「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」の海外巡回1カ国目が東京・六本木でスタートする。同イベントは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとライトハウス・イマーシブ・スタジオが協力し、まるでディズニー映画の中に入り込むような体験を生み出したディズニー初の完全没入型イベントだ。

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グラフィックアーティストのYOSHIROTTENが2023年4月1〜2日の2日間限定で、コロナ禍が始まった2020年初頭に制作を開始した「SUN」の展覧会を開催。国立競技場の大型車駐車場で2000平方メートルの広大な空間を用い、大型のインスタレーションが展開された。独特な魅力を放つ同展の全貌をレポートする。

「SUN」とは、NFTやアルミニウムプリント、バイナルレコード、書籍など多岐にわたる手法とメディアで構成されるアートプロジェクトだ。YOSHIROTTENは、コロナ禍に突きつけられた行動制限を創造性に転換するかのように、1日1枚のイメージを1年間描き続けた。365個の銀色の太陽で構成されたそのシリーズは、後に「SUN」と名付けられた。

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