サンドイッチは、オムレツサンド、フルーツサンド、ビフカツサンドと過去に何度も特集しているが、今回は満を持して「ザ サンドイッチ」を紹介したい。片手で食べられる気軽さで、欧米におけるおにぎりのような存在のサンドイッチ。コンビニでも買えるメニューだからこそ、たまにはこだわって上質なものを食べてシンプルで奥深いサンドイッチの世界を体験してほしい。ここでは、人気ブーランジェリーのプロデュースする店舗から、ボリュームたっぷりの喫茶店メニューまでバラエティー豊かに紹介する。たまにはテイクアウトしたサンドイッチをもって公園でランチ、というのも悪くないだろう。
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人気のパン屋『ヴィロン』が手掛けた食パン専門店。併設のラ カンティーヌ セントルでは、10時から17時の時間をセントル ザ ベーカリーとしてオープンし、計14種類のサンドイッチを提供している。食パンは、山形のイギリス食パン、国産小麦の角食パン、北米産小麦の角食パンの3種類から具材に応じて選択。1.5㎝幅に切りカリッと焼き上げた山形のイギリス食パンを使用した『クラブサンドイッチ』(1,944円)など、サンドイッチ好きならぜひ試してほしい究極のサンドイッチだ。
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パリのサンドイッチ『カスクルート』が人気のサンドイッチ専門店。発酵に15時間かけて作るというバゲットは中に挟む具材との相性を考慮し、薄めの皮でモッチリとした食感。一番人気の『自家製ハムとアボカド・トマト』は、ハムの美味しさとアボカドとトマトの酸味が絶妙にマッチした爽やかな味わい。素材はできるかぎり自家製にこだわることでシンプルで素朴な美味しさを引き出している。パンの焼き上げは1日1回のみ、売り切れ次第閉店なので、電話での確認がおすすめだ。
2013年夏にオープンしたサンドイッチ バー。おしゃれな店内はどことなく男性的な潔い雰囲気で、サンドイッチのボリュームも一見するとなかなかのビッグサイズ。『ザ・キング・ジョージ』は、何層にも折り重ねられたふわふわのスモークターキーとプロボローネチーズ、野菜がライ麦パンに挟まれたもの。たっぷりのレタスとスモークターキーが織りなす空気感と、パンのサクサクした食感をしばらく堪能していると、いつの間にか全部食べ終えている……。
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菊池武雄が京都の人気ベーカリー『ル・プチメック』の美味しいパンに出会ったのがきかっけとなり、タケオキクチビルにオープンしたサンドイッチ専門店。『プチモッツァレラ・プチトマト・バジルテーストのカスクルート』は、歯切れの良いバゲットを使用したフランス風のサンドイッチ。彩も美しく並んだトマトとモッツァレラのヘルシーな味わいが魅力だ。テイクアウトも可能だが、できれば皿の上に美しく盛り付けられたサンドイッチを洗練された空間と一緒に楽しみたい。
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決してアクセスが良いと言えない場所ながら、パンの美味しさで客足が絶えない人気店。それぞれのパンの詳しい特徴が書かれたメニューからパンを選び、3種類の中から具材を選択する。『チキンとまいたけのオーブン焼き』は、具材の旨味を最大限に引き出す絶妙な塩加減に感動すると同時に、噛みしめるほどにパンの風味を味わうことができる本格的な食事プレート。3種類の中から2種類の具材を一緒に挟んでくれる『W(ドッピオ)』もある。
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