東銀座駅から徒歩2、3分、そして銀座駅からも近いサンドイッチ専門店。1982年創業の老舗で、店構えや店内も昭和の趣がある。
食パンを1人前1斤使い、パンと具材が皿からモコモコ盛り上がる巨大なサンドイッチが売り。一番人気の『タマゴサンド』をはじめ、『ハムサンド』、『パストラミビーフサンド』といったサンドイッチとパンメニュー7種と、コーヒー、紅茶のほか『グレープフルーツジュース』『ヨーグルトジュース』などのドリンク類を提供。しっとりした食パンと、あふれるほど乗せられた具材の組み合わせは他店にはマネできない味だ。
一方で、満席時のつっけんどんで強い返答や、注文システム(パンとドリンクともに1人1種類以上注文するのは厳禁)を口うるさく注意喚起されるなど、眉をひそめる客が複数出るほどの、スタッフの接客態度が惜しい。
モーニング、ランチ、テイクアウトともに営業時間30分ほど前から行列ができ始め、開始1時間後にはほぼ売り切れとなってしまうので注意を。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)
特集記事『東京、サンドイッチ10選』