ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子―ピュシスについて
京橋の「アーティゾン美術館」で2020年から毎年開催している、石橋財団コレクションとアーティストとの共演「ジャム・セッション」展。第5回の本展は、国際的なアートシーンで注目を集めるアーティストの毛利悠子を迎える。
毛利は、主にインスタレーションや彫刻を通じて、磁力や電流、空気やほこり、水や温度といった、空間にただよう「見えない力/事象」に形を与え、鑑賞者の新たな知覚の回路を開く試みを行っている。近年数多くの国際展に参加し、2024年の「ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」では日本館での展示に選出された。
本展では、毛利の新・旧作品とともに、作家の視点から選ばれた同館のコレクションを並べる。まさにここでしか体感できない微細な音や動きで満たされた、平穏で有機的な空間が広がるだろう。
※10~18時(金曜は20時まで)/入場は閉場の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は窓口販売1,500円、ウェブ1,200円、学生無料(要ウェブ予約)、中学生以下無料(予約不要)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入可能。※この料金で同時開催の展覧会を全て鑑賞可能。(同時開催「ひとを描く」「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 マティスのアトリエ」)