1. 硲伊之助展
    硲伊之助《燈下》1941年、油彩・カンヴァス、硲伊之助美術館(加賀市美術館寄託)
  2. 硲伊之助展
    硲伊之助《女の背》1917年、油彩・カンヴァス、個人蔵(加賀市美術館寄託)
  3. 硲伊之助展
    硲伊之助《栗》1940年、油彩・カンヴァス、硲伊之助美術館(加賀市美術館寄託)
  4. 硲伊之助展
    アンリ・マティス《画室の裸婦》1899年、油彩・紙、石橋財団アーティゾン美術館
  5. 硲伊之助展
    硲伊之助《「新聞連載小説 丹羽文雄『恋文』(1)山の湯一」挿画》、1953年、インク、墨・紙、硲伊之助美術館
  6. 硲伊之助展
    硲伊之助《室内》1928年、油彩・カンヴァス、硲伊之助美術館

硲伊之助展

  • アート
  • アーティゾン美術館, 京橋
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タイムアウトレビュー

「アーティゾン美術館」で、画家・硲伊之助(はざま・いのすけ、1895~1977年)の東京で初となる回顧展が開催。油彩画、版画、磁器など約60点の作品と資料をはじめ、硲と関わりのある同館の西洋絵画コレクション約15点を展示し、初期から晩年までの多様な側面を紹介する。

硲は17歳で画壇にデビューし、二科賞を二度受賞するなどで活躍。1921年の渡欧でアンリ・マティス(Henri Matisse)と出会い、教えを受ける。また、制作活動の傍ら、ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet)、ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)、ヴィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)などの画集編集や翻訳に携わるなど、西洋美術の紹介にも力を尽くした。1951年、師・マティスの日本初の展覧会実現においては、作家との交渉に携わる。

さらに、同館の収蔵作品であるマティスの『コリウール』やアンリ・ルソー(Henri Rousseau)の『イヴリー河岸』は、硲が自身の研究のために収集したものだ。

本展を通して、硲のさまざまな多才な姿を垣間見てほしい。

なお、同展チケットの料金で、同時開催の展覧会「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」「石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト」を全て鑑賞できる。予約枠に空きがあれば美術館窓口でもチケットが購入可能だ。

10〜18時(金曜は20時まで)入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(5月5日は開館)、5月7日/料金はウェブ予約1,800円、窓口販売2,000円、学生無料(要ウェブ予約、中学生以下はウェブ予約不要)

詳細

イベントのウェブサイト
www.artizon.museum/exhibition/detail/586
住所
アーティゾン美術館
東京都中央区京橋1-7-2
Tokyo
アクセス
JR『東京』駅(八重洲中央口)徒歩5分/東京メトロ銀座線『京橋』駅(出口6・7) 徒歩5分/東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線『日本橋』駅(B1出口) 徒歩5分

イベント詳細

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