1. Metropolitan Museum of Contemporary Art
    Photo: Museum of Contemporary Art Tokyo
  2. Metropolitan Museum of Contemporary Art
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東京都現代美術館

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タイムアウトレビュー

絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広く現代美術を紹介、展示する美術館。2019年3月末、約3年の大規模改修工事を終えてリニューアルオープンした。併設する美術図書室には子ども向けのライブラリーを備え、一新された飲食店では季節に応じた離乳食を提供するなど、親子でより楽しめる施設へと生まれ変わった。

国内外から集められた5400点ものコレクションも好評だが、ここに多くの人々を呼び寄せるのは、魅力的な企画展の数々だろう。美術関連図書資料27万冊を誇る美術図書室も備えており、充実した映像ライブラリー、雑誌やカタログのコレクションも見逃せない。

詳細

住所
東京都江東区三好4-1-1
Tokyo
アクセス
東京メトロ半蔵門線『清澄白河』駅(B2出口)徒歩9分/都営大江戸線『清澄白河』駅(A3出口)徒歩13分
営業時間
10時00分〜18時00分(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜

開催中

坂本龍一 | 音を視る 時を聴く

「東京都現代美術館」で、坂本龍一(1952〜2023年)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、最大規模の個展「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」が開催。先駆的・実験的な創作活動の軌跡をたどる。 50年以上にわたり多彩な表現活動をしてきた坂本は、1990年代からマルチメディアを駆使したライブパフォーマンスを展開させた。2000年代以降は、高谷史郎やアピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul)などさまざまなアーティストと協働し、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に実践してきた。 本展では、生前坂本が同館のために遺した展覧会構想を軸に、音と時間をテーマとする未発表の新作とこれまでの代表作から成る没入型・体感型サウンドインスタレーション作品10点余りを、美術館屋内外の空間にダイナミックに展開する。 坂本の「音を視る、時を聴く」ことは、鑑賞者の目と耳を開きながら、心を揺さぶり、従来の音楽鑑賞や美術鑑賞とは異なる体験を生み出すだろう。なお、2025年2月1日(土)・ 2日(日)は、中学・高校生、専門学校生、大学生の入場が無料だ。 ※10〜18時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は2,400円、学生・65歳以上1,700円、中学・高校生960円、小学生以下無料(第3水曜は65歳以上無料、第3土・日曜は18歳未満を同伴する都内在住保護者2人まで半額)

笹本晃 ラボラトリー

「東京都現代美術館」で、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、笹本晃(ささもと・あき)の個展が開催される。自ら設計・構成した彫刻や装置をインスタレーション空間に配置し、それらをスコアのように用いて即興的なパフォーマンスを展開する作品で知られる、笹本のミッドキャリアを回顧する。 笹本は10代で単身渡英し、その後アメリカに移住。現在はイェール大学芸術大学院彫刻専攻で教壇に立ち、専攻長を務める。美術とパフォーミングアーツの領域を往還しながら、音楽家・振付家・科学者・研究者らとのコラボレーションも行い、パフォーマー・彫刻家・演出家といった複数の役割をこなしている。 会場では、私小説的な語りをユーモラスに絡めながら深遠な問いを投げかける初期の代表作から、キネティックな要素が強まる最新作までを展示。約20年にわたり造形とパフォーマンスの関係を探究し、独自の実践を重ねてきた異才とその作品を目撃してほしい。 ※10〜18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜/料金は未定
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